Animedia #021 (March 1983)

pg. 5-12: Urusei Yatsura – Only You

pg. 13-21: Final Yamato

pg. 22-23: Dr. Slump, Fujiko F. Fujio, Bambi

pg. 24-25: Wata no Kunihoshi

pg. 26-31: Genma Taisen

pg. 32-35: Tokyo Movie Shinsha

pg. 36-37: Movie Land

pg. 38-39: Best 10

pg. 43: Best Scenes of the Month

pg. 44: Art Collection

pg. 45-59: Anime Eye

pg. 61-76: Aura Battler Dunbine

pg. 77-92: TV Anime City

pg. 98-99: Miss Machiko

pg. 102-108: Anime Star Info Bureau

pg. 111-113: SDF Macross

石黒昇チーフ・ディレクター。かわいい女性キャラのセルは、すぐに秘蔵するといわれているが、ホントだろうか。輝たちによって初めて情報として得たゼントラーディの姿は途方もない規模の敵だった。そして謎のプロトカルチャー!! さまざまな話題を投げかけながら放映中の『マクロス』も、1クールを消化したところで節目を迎えたようだ。そこで輝やミンメイ、未沙など気になる人物関係を中心に、新しいキャラなど今後の展開について、その核心を石黒チーフディレクターに伺ってみた。石黒「マクロスはようやく地球へ戻ってきてやれやれといったところですが、地球側、特に統合軍の反応はクールなんです。ゼントラーディが狙っているのはマクロスだと思っているんですね。だから月基地かどこかへ追いやってしまおうという考え方で、完全に厄介者扱いなんですね。」マクロス艦内で一年を過ごし、パイロットとして一回り成長した輝と、アイドルスターとなったミンメイの気になる関係はどうなるのだろうか。石黒「14話から登場したリン・カイフン、これはミンメイのいとこで空手の達人なんですが、このカイフンとミンメイがベタベタで、輝は面白くない。カイフンは輝と違って態度がきっぱりしていて男らしい上に、ミンメイが強引にマクロスに乗り込ませちゃうんで、いくらいとこ同士とはいえ輝としてははなはだ面白くないわけですよ。ところが、このカワインというのが未沙の初恋の相手であるライバーにそっくりで、彼女も一目惚れをしてしまいます。ただ、彼は戦争を憎む平和主義者なんで、軍人である早瀬中尉としては大いに悩んでしまうわけです。このへんから、輝にとっての未沙の存在というのが大きくなっていきます。輝の心の中で、ミンメイとのすれ違いとは逆に、未沙の存在というものが色濃く残っていくんですね。一方のカイフンは軍人嫌いなので戦闘には参加せず、ミンメイの後見役のような存在になっていきます。」プロトカルチャーの謎を探るゼントラーディの動きも興味のあるところだが……石黒「マクロスに乗り込んだ三人のスパイが受けるさまざまなカルチャーショック。これが2クール以降の重要な伏線となっていきます。彼等は1、20話あたりでブリタイの艦に戻って報告をするんですが、けっこう重要な存在なので、これからもずっと出てきます。」『マクロス』ファンの間では、ゼントラーディの美女ミリアもミンメイに劣らず魅力的だと話題になっている。彼女の役割はどんなものなのだろうか。石黒「ミリアは天才的なパイロットで、輝以上の技量の持ち主です。彼女の出番はこれから18話あたりを境にして増えていきます。この186話ではいささかショッキングな出来事があるんですが、今のところは秘密にさせていただきます。また、このミリアにしても例のスパイの三人組にしても、プロトカルチャーの謎と絡んでいろんなドラマを生み出す存在になっていくでしょう。プロトカルチャーというのはゼントラーディにとっては鬼門なんですが、その記録を見ると50万年におよぶ戦いの歴史の中で何度か出会っているようです。ということは、ゼントラーディを滅亡させるような何かを持ったプロトカルチャーが、この宇宙のどこかにまだ存続しているのではないかということで、このプロトカルチャーとの遭遇というのも物語の重要な要素になってくる可能性はありますね。」

pg. 114-115: Sasuga no Sarutobi

pg. 116-117: Space Adventure Cobra

pg. 118-121: Aura Battler Dunbine

pg. 122-123: Armored Trooper Votoms

『ダグラム』の後番組に『装甲騎兵ボトムズ』が決定した。日本サンライズの制作で、『ダグラム』と同じく高橋良輔氏が監督だ。物語は、無数の惑星とそれを統治する大小の国家群によって構成されている宇宙文明圏に大戦が起こって10年-戦線がこう着状態を続けているところから始まる。大戦の両主役、ギルガメスとバララントは休戦協定の準備を進めていた。そんな折、キリコ・キュービーは、主兵器である装甲騎兵に乗って、1名の隊員とともに小惑星内部の秘密研究施設へ突入する命令を受ける。奥深く侵入したキリコがそこで見たものは、棺のような箱に横たわっている坊主頭の美女だった。この美女のことを上官に質問したキリコは、爆薬によって宇宙に吹き飛ばされてしまう。そして背後の小惑星は11名の装甲騎兵もろとも大爆発を起こしていたのだった。目をさましたキリコにロッチナ大尉の訊問がとぶ。そうして、休戦協定成立からやがて数か月がたった時、流浪のキリコはウドの街で、小惑星で見た箱の中の美女レディと出会う! 小惑星での出来事以来、キリコは常につけ狙われていた。そして、そこにはいつも謎の素体”という言葉がついてまわっていた。はたして、このレディという美女は何者なのか。小惑星で見たものは何だったのか。そして素体とは? ミステリアスな展開の中で、より大きな陰謀の渦に巻き込まれていくキリコ。そんなキリコが巨大な組織とぶつかり、ウドの街で知り合った闇商人・ボウロ、バニラ、そして浮浪者・ココナたちを相棒に、陰謀の核心へと近づいていく。次々と謎を解きながら話が展開する、サスペンスにあふれたSFアニメだ! 舞台は10年間の大戦が終結しようとしている宇宙文明圏。そこに幼い頃からスペシャリストの戦士として育てられ、装甲騎兵部隊のパイロットとなって戦う少年、キリコがいる。しかし、戦争しかできない人間になってしまったキリコにとって、終戦とは何を意味するのか。しかも偶然に見てしまった素体の謎によって、巨大組織の大きな陰謀に巻き込まれたキリコは、今度は見えない敵と戦うことになる。『装甲騎兵ボトムズ』は高橋良輔監督が前作『太陽の牙ダグラム』で描いた戦争の中の青春像、権力対個人、大人世代の社会悪に押し流されていく姿と若者の正義感、そして戦争というものの真実を、再び問いかける、リアリティにあふれる作品になりそうだ。休戦協定成立後、流浪する主人公・キリコは、そこで数々の戦争の姿を発見することになる。戦争のために破壊されてしまった多くの街。しかし人々は生きる希望を持とうと必死になって街を再興しようとしている。戦争が人々に与えた苦痛を知るキリコ。しかしそれは何よりも、戦争しかできない人間に育てられてしまったキリコの苦痛でもあったのだ。そうして流浪の数か月間、キリコは自分の目で見て、自分の耳で聞いて、自分の肌で感じとっていくのだ。そして、素体にからむ巨大組織の陰謀は、戦争を出発点としていた。戦争の罪とは何であったのか。そして戦士として育てられた自分とは何であったのか。見えない敵と戦いつつ、失った目的を求めて悩み苦しむキリコ。高橋監督が『ダグラム』で見せたリアリティあふれる筋運び、骨格のしっかりとした構成、そして登場人物の性格や心理の動きなどをていねいに確実に押えていく演出が、『ボトムズ』でも期待できるだろう。そしてメカをも自然に描いてくれるだろう。アニメファンの、とくにメカファンの熱い支持を受けている日本サンライズが、『太陽の牙ダグラム』に引き続き制作する『装甲騎兵ボトムズ』は、リアルメカの流れをも確実に受けついでいる。キリコの乗る主兵器となる装甲騎兵〟は、全身4メートルほどの人型ロボットで、巨大ロボットのような偶像的な魅力はない代わり、リアリティあふれるメカとして、メカファンならずとも十分楽しめる。今日のSF作品に必要とされているのは、何より高度なSF設定に裏づけされたリアルさだろう。重さ、速さに一段とリアリティが加わり、特異な武器を駆使した『ボトムズ』では、アクションも楽しみのひとつになるに違いない。『ダグラム』の思想を受けつぎ、重厚であくまでメカらしさを追求している。メカニカルデザインは『ガンダム』そして『ダグラム』と、ファンを熱狂させ大河原邦男氏。大いに期待しよう!!!

pg. 124-125: Akū Daisakusen Srungle, Future Police Urashiman

軽いタッチのニューウェイブ感覚としゃれたカーチェイスが光って、早くも人気を呼んでいる『ウラシマン』。

70年後の近未来という設定だが、そのイメージ化に見事に成功し、リアリティあるアニメになった。なによりも、大河原邦男氏のデザインした、精緻にしてスマートなメカに成功の要因があると言えるだろう。機動メカ分署のマグナポリス38を始めとする各種改良メカ車、アメラヘグ選手を思わせるバトル・プロテクター(防弾チョッキ)をはじめ、光線銃のデザインもなかなかカッコイイ。

またそれを動かすタツノコ演出も、テンポが早く、バックに流れるロックのリズムに乗って小気味いい。

リュウとクロードのズッコケ刑事の二人組も、なかなか魅力的で、これから先が楽しみなハード・アクション・アニメだ。

『この時代、過去から未来へタイムスリップすることをウラシマ現象と呼び、その時、ウラシマ効果によって超能力を身につけた者をウラシマンと呼んだ・・・・・・』

主人公の浦島竜は交通事故を起こして、70年後にタイムスリップしてしまうのだが、果たして彼を呼び込んだ張本人は誰なのだろうか。

ネクライムの総統フューラーが犯罪に協力させるために仕組んだのか。警察の幹部が彼の超能力を必要として連れ込んだことなのだろうか。

しかし、当のリュウはなかなか超能力らしきものを見せてくれない。彼はどんな超能力を身につけたのか、あるいは超能力など持ってないのだろうか。

一番の謎は浦島竜の正体だ。彼は過去の記憶をいっさい失い自分の名前すら思い出せないのだ。

しかしこれらの謎も徐々に解かれていくだろう。楽しみに待ちたい。

次々と変化していく情勢に、沈着冷静にコンピュータの作戦コードを選択していく“特殊科学機動隊ゴリラ”。

第1話で見せたスリルに満ちた脱獄作戦は、まさにパソコン時代のアニメ登場といった感じだ。

パソコンシュミレーションゲームの面白さを盛り込んだこの作品は、見る側を“ゴリラ”と一緒に作戦に参加している気分にしてくれる。

“ゴリラ”の使用メカは、メンバーそれぞれの性格や個性、能力に合わせて個別に作られており、各メカが協調しながら作戦を遂行するようになっている。

一方“ゴリラ”が立ち向かう悪の結社“クライム”のメカは、独占支配のためのマス・コントロール。

“ゴリラ”の臨場感あふれる作戦ぶりは、ますます面白くなりそうだ。

pg. 126-127: Mad Machine, Albegus, Itadakiman

世間に適応できないはみ出し野郎たち。地道な努力なんてクソくらえ!狙いは一獲千金だ!というわけで元レーサーの神風U作、元タクシー運転手の水谷ジョージ、ジャリトラ運転手幸田久造の三匹が徒党を組んだ。さらに美少女アニー牧野とU作の下宿の爺ィ・大久保太助が参加し、めでたくマッドVの誕生!

この作品は、カーアクションをベースにした、底抜けに明るい、ハード・コミックアクションだ。マッドVのメンバーはルパンよろしく、犯罪シンジケートを相手にそのお金を横取りして一儲けしようとあくせくする。金もうけにならないことはいっさいしない。しかし世の中、うまく事は運ばない。結局、盗んだ金は警官に持っていかれて彼らにはタッタ千円の金一封が渡されるだけ。悪銭身につかずとはよく言ったもの。

また、注目すべきことは、探偵小説のパロディが毎回楽しめること。クリスティの『オリエント急行殺人事件』を始め、ホームズ、ルパン、金田一耕助の活躍した事件が次々と登場する予定だ。

アクションシーンもバッチリ。5人のメンバーは各自の車を改造してマッド・マシンを完成させ、そのメカで世界中を駆けめぐる。なにしろ金のためなら命がけの仕事もいとわない連中なのだ。ハラハラドキドキの連続だ。

聖戦士ダンバイン
☆富野監督お得意の複雑な物語になりそうだが、バイストン・ウェルなどSF的にユニークな設定になっている。話の展開が楽しみ。哲学ファン向き

装甲騎兵ボトムズ
☆宇宙を舞台にして、素体と呼ばれる謎の存在を追う、本格的なSFが楽しめそう。リアルに設定されたメカがどこまで生きてくるか。リアリズム追求派向き

未来警察ウラシマン
☆カーチェイスなどテンポの早い動きが魅力。映像的にも試みがなされており、タイムスリップの謎、メカ類など見どころは豊富だ。ヘシティ派向き

亜空大作戦スラングル
☆シュミレーションゲーム風なストーリー展開で、臨場感と緊迫感が伝わってくるところが新鮮だ。後はストーリーがどこまで膨むか。〈TVゲームファン向き〉

マッドマシーン
☆泥棒のうわ前をハネる四人組がシャレた感じだが、SF度はいま一つのようだ。カー・メカでどんな活躍を見せるか。〈推理ファン向き〉

イタダキマン
☆SFギャグとして楽しめる作品になりそう。西遊記のパロディ版ということで、登場する妖怪やメカに期待できそう。ファミリー向き

光速電神アルベガス
☆高校生がキットでロボットを組み立てたという発想が面白い。後はロボットを改良するなど、メカ少年のマインドに訴える作品になれば。〈工作ファン向き〉

タイムボカンシリーズ第8作は、孫悟空の子孫である孫田空作が主人公。良い子と悪い子のそれぞれ二組の三蔵一行が入り乱れ、オシャカパズルの謎を求める旅に出る。

ところで『西遊記』のパロディ版ともなれば、楽しみなのは妖怪。現代人を皮肉った変な妖怪をはじめ、いろいろ妖怪が登場する。しかもこの妖怪たち、オシャカパズルの断片を持っているのだ。

また正義の味方イタダキマンは、キントンサーフィンに乗って登場。しかも毛を抜いて吹くと“ゾロゾロメカ”なるものを出すことができるのだ。このメカがどんなものなのかは見てのお楽しみ。

こうして妖怪対イタダキマンの戦いが展開されるわけだが、SFギャグ・アニメとして人気のシリーズだけに、放映開始が待ち遠しい。

笹川ひろし

8年もやってきてマンネリ化してきたので一新すべく、西遊記の一大絵巻をくり広げることになりました。笑いの原点に戻ってみたいですね。(総監督)

小野耕人

子供たちのアイドルになれるような明るい、正義の味方であるロボットを描いていきたいですね。わかりやすい作品ですよ。(P・D)

かつて専門家だけのものと思われていたコンピュータ。それが、今ではパソコンとして、小・中学生にも扱えるようになった。そんなメカ大好き少年たちの夢をかなえてくれるのが、『光速電神アルベガス』だ。

時は移り変わり、少年たちがロボットさえも自分で作れるようになった頃、つまりパーソナル・ロボット、“パソロボ”の時代。舞台はロボット熱の高いことで知られる青葉学園高校だ。生徒たちは市販されているロボットのキットを買ってきて、組み立て、パソコンの使い方を工夫して性能のいいロボットを作るのに一生懸命だ。

主人公の大作、螢、鉄也の三人は、世界ロボット競技会での入賞者といってもみんな普通の高校生で、クラブ活動や恋愛問題にも忙しい。そんな彼ら三人の作った三体のロボットを水木教授が強化し、それが合体すると無敵のロボット“アルベガス”になってしまうのだ。彼らは宇宙の侵略軍団デリンジャーと戦う。

10年前に絶大な人気を博した『マジンガーZ』や『ゲッターロボ』の魅力であった、重量感溢れる戦闘シーン。そんな鉄の塊と鉄の塊がぶつかり合うといった、ロボット・アニメの原点に立ち帰った戦闘シーンも見どころとなるだろう。

pg. 130: Perman, Glass no Kamen

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