Animedia #058 (April 1986)

pg. 6-11: Arion

pg. 12-14: Fist of the North Star

pg. 19: Captain Tsubasa

pg. 20-21: Urusei Yatsura 4, Doraemon, Kinnikuman, Gegege no Kitaro

pg. 22-23: Project A-ko, Laputa: Castle in the Sky

pg. 25: Urusei Yatsura

pg. 26-27: Captain Tsubasa

pg. 28-29: Magical Emi, the Magic Star

pg. 30-31: Akanuke Ichiban

pg. 32-34: SPT Layzner

pg. 36-37: Touch

pg. 39-41: Mobile Suit Zeta Gundam Complete Wrap-Up

pg. 56: Monthly Best Scenes

pg. 56: Paint Gallery

pg. 57-74: Anime Eye

pg. 75-88: TV Anime City

pg. 102-105: Settei Shiryokan

pg. 108-111: Wonder Goods Catalog

pg. 113-117: Media Graffiti

pg. 122-125: Mobile Suit Gundam ZZ

質問の代表的なものは、「北爪宏幸さんのキャラと、今までの『Zガンダム』とのかかわりで、『ガンダムZZ』はどうなるのか」(大分県・太田弘子さんほか)に集中した。

作品全体を語るときに、新キャラの登場が重要なウェイトを占めているだけに、注目されるところだ。また、「キャラの個性に期待しています。明るい〝ガンダム〟にしてほしい」(東京都・宮岡広子さん)との意見が大多数で、『ガンダムZZ』はジュドーを先頭に、北爪氏が描くキャラの〝明るさ〟がどう〝ガンダム〟に生かされるのかが期待されている。それに対して、プロデューサーの内田健二氏は、次のように言う。

「『ZZ』には、『Z』になかった表情、笑ったり泣いたりの感情的な部分の幅が大きいものになります。それが、明朗快活な意味を持っていて、本来の〝ガンダム〟の世界はくずしていません」

『ZZ』はシャングリラでの局地戦で始まる。戦闘に向かい、ニュータイプとして苦悩にぶつかった時、ジュドーがどう乗り越えていくか、そこに感情的部分の幅を見ることができるといえる。

絵的なイメージだけでなく、性格に及ぶキャラの明朗快活さが〝ガンダム〟の世界そのものは変えることなく、より生き生きさせる〝明るいガンダム〟に興味が集中、期待どおりナンバー1に輝いた。

主人公ジュドーは、北爪氏の個性が発揮され、独特の魅力にあふれている。「性格が明るそうで、シリーズ初の明るいニュータイプなるか、と思うと活躍が期待できそう」(東京都・南沢満紀君)のように、ジュドーの魅力を感じた期待票が多数寄せられた。

確かに、これまでの〝ガンダム〟の主人公は、自ら内に閉じ込もり、ニュータイプであることにも深刻だった。それとは逆にジュドーは、その悩みも相手にぶつけるタイプと言っていい。

また、ジャンク屋で生活費を得て、妹リィナと暮らす孤児であるという、環境的に恵まれていなかったことが、ジュドーを強くした。そして、カミーユが乗り込んだ時のアーガマは大人ばかりだったが、今回はファなど青少年が中心になって動かしていることから、ジュドーも先頭に立つヒーローになれるのだ。

こうしたジュドーについて内田氏は、

「明朗快活な典型的ヒーロー。他の作品のヒーローはこれが大半ですが、今まで〝ガンダム〟にはなかったタイプです」

と言う。

敵側のマシュマー・セロもジュドー同様、ガンダム世界の異端児だ。ハマーンを信頼し、真剣に戦いに挑む。バラをシンボルにしたキザさも注目される。

「二人の戦いは、カミーユとジェリドのように、因縁の対決にはなりません」と内田氏は語る。

新キャラの魅力については「キャラは主人公を中心に周りが動いているのではなく、それぞれの人間模様があるのですから、魅力的というなら全員が魅力的です」

『ZZ』の人間ドラマに充分期待させてくれるメッセージだ。また新キャラで第6話から登場するルー・ルカは、ラビアン・ローズからやってきて、以後『ZZ』に深くかかわる注目キャラだ。

『ZZ』でのシャアやアムロなどの動向は、明らかではない。またメカ・アクションに関する期待も数多くあり、ジュドーが操縦する新メカ・ガンダムは、第11話以降に登場する予定だ。

『ZZ』は『Z』になかった表情の幅を広げる。それが明朗快活であり、〝ガンダム〟の雰囲気を変えるものとなるだろう。基本的なガンダム世界の信念をくずさずに、『Z』とはまた違ったものを作りたいというスタッフの意気込みが伝わる。

こうした『ZZ』への意気込みは、まずキャラデザインに現れた。北爪宏幸氏の起用、そこで気になるのは、北爪氏と安彦氏のキャラ・デザインのバランスだ。内田氏に感想を述べてもらった。

「北爪氏のキャラが、安彦氏とは違った持ち味をもっていて、全く違うキャラだけど、同じ〝ガンダム〟という世界で調和しているかということに関しては、微妙な魅力が出て、うまくいっています」

キャラデザインが変わると、多少なりとも違和感を感じるところだが、そうした心配はないといっていい。

キャラデザインの変化は〝ガンダム〟に大きく影響するわけだが、絵的なこと以外に、ドラマ的な面でも『ZZ』は別の描かれ方をすると内田氏はいう。

「カミーユも、ジュドーも〝ガンダム〟という世界で、笑ったり泣いたりしているわけですが、今回深刻なところにカメラを置かないようにします。深刻さに視点を置いたカミーユの時とは違う世界、つまり〝ガンダム〟の世界の切り取り方をかえてみたわけです」

戦闘の中で、ニュータイプとして深刻にならざるを得ない時の方が多いはずだと思うが、そのこと以外に少年が大人に成長していく過程でかかえる悩みがある。新〝ガンダム〟はこのジュドーの成長における悩みと大きなかかわりがありそう。

「モビルスーツがあるから〝ガンダム〟の世界というわけでなく、人間的成長みたいな、少年の心の成長を戦場の中に描いている」という〝ガンダム〟の原点を内田氏は話してくれた。少年の成長。それにはドラマティックな展開があると思われる。「主人公を中心とした、ドラマティックなシーンに期待」(埼玉県・井面辰正君)というように注目されているのだが……。

「ドラマティックなところを追うという形ではありません。一体、どう彼の心模様が動くかは、まだ分かりません」

とはいえ、明るいキャラのドラマティックシーンは、十分期待できそうだ。

最後に、内田氏にメッセージを贈ってもらった。

「『Z』のメッセージはそのラストにあったが、その時言えなかった〝元気〟を『ZZ』に託しました。ニュータイプとして、サクセスストーリーにしたいと思います」

〝明るいガンダム〟への期待は、このメッセージを聞けばかなえられそうな感じがしてくる。〝ガンダム〟初の明快な展開の多い『ZZ』。君は時の笑顔が見られるか!?

pg. 126-129: Maison Ikkoku, Dragon Ball

この「めぞん一刻」、ご承知のとおり青年マンガ誌に連載されている高橋留美子氏の同名原作のアニメ化なのだが、今回アンケートを取ってみて明らかにされたことは、この原作を知らずしてアニメ『めぞん一刻』に期待している読者がかなりいるということ。もっともこれは『うる星やつら』の人気が後を引いているからなのだろうが、今さらながら高橋氏の人気のほどをうかがい知ることができる。

「(原作の)作品を見たことはないのだがたぶん『うる星〜』なみかそれ以上のおもしろ味があるのではないかと期待」(静岡県・真柄和幸君)、「高橋さん原作のアニメは絶対間違いなくおもしろくなると信じる!」(東京都・窪竹央君)と、かなりの期待というか妄信ぶり(?)。

前作の『うる星〜』はSFラブコメディーでドタバタありアクションありの派手目な作品だったが、今回の『めぞん一刻』はいってみればよくある”ホームドラマ”だ。だが、単なるお茶の間ドラマ的に終わらない”味”がある。やはりキャラの個性と「一刻館」の特異な雰囲気が画面に表れるのを期待したい。

これは始めのうちだけだろうが、『めぞん一刻』を考える時どうしても『うる星〜』と比較してみてしまう。キャラについては特にそうだ。ラム→響子さん、あたる→五代といった具合に……(まあ、○○も似てるけれどネ)。だが、響子さんに関してははっきりと年上の女を意識してのラブコールが多い。

「何といっても大変な美人」(埼玉県・吉井博次君)、「おっとりしていて日本の女性らしい」(埼玉県・桑原由里子さん)、「こんなお姉さんが欲しい」(長崎県・田元浩二君)と、憧れの対象として、みられているようだ。うら若い未亡人という設定だけでも、十分に少年たちの永遠のマドンナになり得る。

一方、五代はあたるに似た優柔不断さで親近感を覚える読者もいた模様。

「頼りないが心がとてもやさしい」(熊本県・木村さと子さん)、「あたるに似ていておもしろくなりそう」(神奈川県・山下恭介君)といった具合。根はとてもやさしいのだけれど今ひとつパワーに欠け、ここぞという時に決まらない……まったく、こんな男って現実にもたくさんいるんだよね)。

そのほか、「一刻館」の住人たち全員にそれぞれ期待の声がかかっている。『めぞん一刻』はキャラの個性が一番の見どころといってもいい。きっと君もいろんな人間がいることを知ると思うヨ!!!

さて、ご覧のとおり読者の期待は募る一方だが、この『めぞん一刻』の監督であるやまざきかずお氏は次のように語っている。

「前からアニメでホームドラマをやってみたいと思っていました。実感として感じられるリアリティのあるドラマ。僕のイメージする『めぞん一刻』は、十年くらい前にあったテレビ番組『時間ですよ』の世界なんです。『時間ですよ』もそうだったんだけど、この『めぞん一刻』は”今”が舞台ではないんです。ちょっと懐かしいと感じるくらいのちょっと昔というか……。原作におんぶにだっこではなく、作品の持つペーソスをアニメなりに表現したいと思っています」

『めぞん一刻』はこのように”ペーソス”のある、いわば、おかしくてやさしくてそして哀しいアニメになるということだが、ここでちょっと、やまざき氏が話していたこのアニメの手本ともなるべき『時間ですよ』の説明をしておこう。

この『時間ですよ』は約10年くらい前、TBS系で放映され、爆発的にうけたホームドラマだ。樹木希林や堺正章、天地真理などが出演し、おかしくて、笑ってしまうのだが、どこかもの哀しいという番組で、やまざき氏をはじめとする『めぞん一刻』のスタッフの年代層に強烈な印象を残した。

『めぞん一刻』は、SFでもアクションでもないヒューマンアニメだ。響子さんといい五代といい(四谷や朱美さんはちょっといないけど)、現実によくいるような人たち。その人たちが抱く様々な思いや生活なりがこのアニメに描かれていく。ストーリーの展開はさることながら、出てくるキャラたちの心のヒダにも注目だ。

気になる声優陣だが、「響子さんについてはできるだけベタベタした感じのない声が必要」ということで島本須美さんが。五代は「惨めさを演じた時それが不快感なく魅力になり得る声」で二又一成氏に決定。スタッフ側も作品の持ち味を活かすよう、じっくり腰を据えてつくるということだ。

この『めぞん一刻』、アニメ化と共に実写の映画にもなる! 主役の響子さんには話題の石原真理子さんが、そして五代は一般公募された中から選ばれる予定。監督はあの『Wの悲劇』や『早春物語』の澤井信一郎氏で、どんな『めぞん一刻』になるか楽しみなところ。公開は九月ごろの予定。


ストーリーは単純明快〝孫悟空〟なのだが、それが鳥山氏の手にかかると全く違ったユニークな〝孫悟空〟になってしまうのだからすごい。

「未来と古代がいっしょになっているところがユニーク」(埼玉県・吉岡治郎君)、「冒険アニメといってもあまり冒険冒険せずに軽いタッチで描かれている」(大阪府・津山香子さん)など、読者もさっそく鳥山氏の〝切り口〟に応えているよう。

また、「前作の『Dr.スランプ』とは違い、拳法アクションを混じえたギャグなどが期待」(鹿児島県・馬場園誠君)というのもあり、『ドラゴンボール』を拳法アニメととらえる向きもある。小さい悟空が拳法を使って巨大な敵を倒すところはなかなか痛快で見どころの一つ。ちなみにスタッフの中には実際に少林寺や空手を嗜む人もいて、悟空の使う拳法はかなり正確に描かれているという。

全体的に、原作のもつ世界をより正確に、そしてさらにふくらみをもたせてアニメにして欲しいと読者は考えているようだ。

大当たりの『Dr.スランプ』の後番組だけに、期待のされ方も過熱気味。

ストーリーのおもしろさに加え、キャラの魅力が一段と作品を楽しくさせているわけだが、

「悟空が純でかわいくてとても気に入っている」(東京都・緑川さち子さん)、「悟空のとぼけた風でいながら戦いの時には拳法が強いところがかっこイイ」(宮崎県・園田浩一君)、「ブルマはおてんばだけどかわいい」(大分県・山川浩一君)、「ちょっとだけ色っぽい」(福島県・山岸太一郎君)、「ヤムチャのあのキリッとしたところが好き」(秋田県・土浦りかさん)、「亀仙人のちょっとエッチなところがおかしい」(北海道・さつき)などなど、個性があればあるほどキャラの魅力は引き立つようだ。

キャラについてプロデューサーの七篠敬三氏は、

「悟空というのは少年の誰もが抱く気持ちを最も率直に表現しているキャラです。ブルマはちょっと俗っぽく見えるかもしれませんが典型的な現代のギャル。ウーロンはさしずめ根暗少年といったところですか……」

主人公の悟空はもとより、出てくるキャラたちが奇想天外で、キャラそれぞれにまたまた人気が出そう・・・!!

製作側としては、原作の鳥山氏の世界を十分に表現したいということだが、アニメ独自の試みとして、一話からピラフを登場させることになっている(原作では六話あたりから)。これは作品に立体感を持たせるためで、ドラゴンボールを狙う者がほかにもいるのだということをより印象づけるためらしい。

作品中、ドラゴンボールを集めるということはストーリー的にも重要な位置を占めるのだが、悟空がドラゴンボールを求めて山を下り下界を見てまわるという展開も、作品中大切な見どころともなっている。

「悟空というのは純粋で無垢な上にバイタリティーのある少年です。塾に行く前の幼年期の子供みたいなものです。そんな純な悟空が山を下りて旅をしてまわるうち、人間の汚い部分や卑しい部分を知っていく。そんな部分が悟空の素朴な疑問などでテレビをみている人にもハッと意識させられてしまうというか・・・。しかし当の悟空は人々の欲望の間を風のようにスイスイと渡っていくんですね」と、七篠プロデューサー。

ばかばかしいようなおかしさが作品中あちこちにこぼれ、それがたまらない魅力となって輝いているこの『ドラゴンボール』。最後に七篠氏からの言葉は、「スタッフも真剣に取り組んでいるのでどうか期待してください!!」

pg. 130-131: Silver Fang, Magical Emi, the Magic Star

久々の熱血ドラマとして注目を浴びているのがこの『銀牙 流れ星 銀』だ。

話としては、極悪非道な悪玉とそれに真っ向から立ち向かう正義の軍団といった単純なものだが、その悪の徹底ぶり、正義の純粋さなどが動物を媒体に描かれ、見ている者にある種の感動を与える。

「熊犬としてうまれたばかりに銀は過酷な運命をたどらねばならなくなったが、勇気を出して赤カブトに向かっていくところがとても感動的」(福島県・リコー)、「犬たちの戦いの迫力、友情、犬と人間の心のふれあいに期待」(秋田県・斉藤好広君)といったように、悪と戦う勇気ある姿への称賛と、犬という動物に対する人間の親愛のほどを読者から寄せられたアンケートから感じられる。

「戦いの場面などでのスピード感、また犬と犬とのしゃべりがどのように描かれるのか楽しみ」(栃木県・増茂貴明君)と、この作品の一番の見どころである赤カブトとの対決シーンについての期待も大きいようだ。

ずし〜んと手ごたえのあるやや硬派のアニメ到来で、読者も他のアニメとは違った楽しみ方ができそう。

演出の勝間田具治氏はこの作品について次のように語っている。

「この作品のおもしろさは、正義と悪とが何のあいまいさもなく明快に分かれている点。そんな正義と悪が戦う場合、その臨場感を出すため絵的にも多少、凄惨なシーンを使わざるを得なくなります。でも、五話くらいになると銀も成犬となり旅立って行きますので、それからは犬同士の友情が中心になると思います」

犬同士がしゃべっても作品中、何の違和感もないとのこと。もっとも脚本の馬嶋満氏いわく「この物語は、犬たちの物語になっていますが、人間たちのドラマと何ら違いありません!」銀に応援!


舞台がクッキー屋さんからお花屋さんに変わり、キャラ設定も新しい工夫のみられる『魔法のアイドル パステルユーミ』が第5位。

まず、前作までの魔法少女シリーズの主人公たちが「変身」して魔法を披露してくれていたのに対し、今回は「絵を描くこと」で魔法が表現されるという点が特徴だ。

「このシリーズで初めての〝変身しない魔法もの〟と聞いていますが、その魔法の表現方法とこの新パターンをどう扱うか楽しみ」(東京都・南沢満紀さん)と、ファンも魔法がどう演出されるのか気になるところのよう。

この点に関してプロデューサーの鈴木義龍氏は、次のように語ってくれた。

「今までのシリーズのように魔法で変身する楽しさもいいのですが、絵を描けばそれが実物として出てくるという魔法は夢があって楽しいと思います。ディズニーの世界みたいにしたいですね。魔法の絵はユーミがステッキで描くわけですが、その時、毎回歌われる〝お絵かき歌〟があります。いわば魔法の呪文のようなものです」

今回、ユーミの憧れの男性として恭平が登場するが、なかなかの美形で、女の子のファンを集めそう。

より身近になった魔法少女ものとして、要チェック作品だ!!!

pg. 132: Wonder Beat Scramble

この『ワンダービートS』。アニメを見ながら人間の体の中のことをいろいろ知ることができる作品だ。

体内医療急救隊ホワイトペガサスは、人間の体内に侵入した異星人ヒューを倒すべく、自らミクロ化して人間の体内に入る。ヒュー星人は自分たちの星であるX2が生命力を失いつつあることを知り、それで地球人の〝活力生命原素体〟を求めて人間の体に侵入してくるのだ。

この作品について、監督の出崎哲氏は次のように語る。

「この作品で生命の大切さみたいなことを知ってほしいと思います。だからといって、体内のしくみなどを細かく説明するような学習っぽいことはできるだけしないようにしています」

「手塚治虫のミニミニトークが楽しみ」(福岡県・アトム)と、番組の終わりに手塚氏自身が出演し体内に関する豆知識を紹介してくれるコーナーも注目!!

剛Q超児 イッキマン

スポーツ万能の沢村イッキが、バトルボールを始めることからストーリーは始まる。まず、このバトルボールは野球に似ているが、プロテクターをつけた7人編成のチームが、命をかけて戦う、キョーレツなスポーツだ。地球人・宇宙人の対戦のすごさに引きつけられる!! 4月13日(日)朝10時より、日本テレビ系で放映開始予定。東映動画製作。

青春アニメ全集(仮)

またまた日本アニメーションが今度は文学ものに挑戦! 内容は、日本の青春文学作品、たとえば「伊豆の踊り子」「野菊の墓」などで、それぞれ一〜二話完結になる予定。放映は4月頃より開始予定。

光の伝説(仮)

週刊少女マンガ誌に連載中の新体操をテーマにした「光の伝説」がアニメ化されることになった。

製作はタツノコプロダクションで、放映は5月上旬をめざしている。

『タッチ』の南に負けない、魅力的なキャラクターの登場に期待したいね。

まんがなるほど物語

前作『まんがどうして物語』に代わって、4月5日より『まんがなるほど物語』が放映開始となる。

物語の進行役のお姉さんには、かつてあの〝欽どこ〟で活躍した、元〝わらべ〟の一人、倉沢淳美ちゃん。アニメーションを通して、いろんな〝なるほど〟を紹介してくれるはずだ。

SPECIAL

気になるテレビスペシャルアニメ。まず3月31日夜7時よりテレビ朝日系で『ミスターペンペン』(シンエイ動画製作)を放映予定。4月6日には恒例の『ドラえもんスペシャル』が時間枠を延ばして放映される。『三国志』も夏頃放映をめざして進行中だ。

その他の情報も追跡中!

春のテレビも新しいラインナップが出そろった。しかし、まだまだ進行中の新企画が……!? 最近は、企画決定までかなり期間を要するので、各製作プロダクションもなかなか公表できないのが現状なのだ。しかし、春の映画、ビデオも一段落したこれから、またいろいろと新企画が期待できそうだ。今月、少ししか紹介できなかった番組もあわせて次号で詳細に紹介。

pg. 133: Best 10

さて、気になる春の新番組キャラ人気投票だが、男性キャラでは『ドラゴンボール』の悟空がぐんと票を集めて一位に。あの小さい体で拳法の型をピシッと決めるところなんか、ほほ笑ましいというよりむしろカッコイイのだ。あのびゅっと曲がった太いまゆ毛も好感を呼んだ。『Dr.スランプ』のアラレちゃんも大変な人気を集めたが、今回この悟空にしっかりバトンタッチされた感がある。

二位に『ガンダムZZ』のジュドーが。何となくまだその個性が読者に伝わっていない感じがしないでもなく、票の伸びが今ひとつといったところ。だが、シャアが前作から引き続きベスト100にも登場して(番組中ではどうだかわからないが?!?!)まだまだ健在といえよう。

三位、四位に『めぞん一刻』の五代と『ドラゴンボール』のヤムチャ。おもしろいところでは九位に『めぞん一刻』の四谷が入っている。四谷というキャラも実に個性的なキャラだ。

一方、女性キャラでは、何といっても『めぞん一刻』の響子さん。さすが年の甲斐(!)、男の子たちの票を多数集めて一位だ。本誌の読者層よりはるかに年上である響子さんは、ガールフレンドというよりは、優しいお姉さんで、魅力的な年上の女になるのだろう。

二位にブルマ、三位に『ガンダムZZ』のジュドーの妹・リィナが。女性キャラでも五位から七位に前作ひき続きの『ガンダム』キャラがランクイン。九位にこれまた『めぞん一刻』の朱美が上がって、作品の人気を証明している。

こうしてみてみると、男女それぞれ結果は予想どおりともいえるが、86年の春は、悟空に代表されるように、元気で明るいキャラたちがそろって人気を集めている。

ただ、作品ベスト6では一位になった『ガンダムZZ』で、ジュドーの人気が今ひとつふるわなかったのはちょっと意外。

特に個性のあるキャラたちが集まった今春の新番組に期待!!

新しい感覚の明るい元気なアニメの時代に!?

ここ近年、めっきり新番組の数が少なくなったテレビアニメだが、今春も決して多いとはいえない。だが、量ではなく質で勝負をしているようで、ファンも決してさびしい思いなど無用。逆に質の向上は、ファンの目が肥えてきたこともあり、めざましいものがある。

今回ベスト6に上がった作品は、どれもが何らかの形で新しい。たとえば『ガンダムZZ』。前作までの複雑にからまったややこしさを一掃するかのように、明快で明るい作風に路線を変更した。主人公のジュドーにしても、歴代の主人公であるアムロ、カミーユたちとは、まったく雰囲気が違ったキャラである。もちろん前作からの旧キャラもいるわけで、それらが新しい『ガンダム』にどう調和するかというのも興味深い。

『めぞん一刻』の世界も、変に時代におもねていないところが逆に新しい。

今回、久方ぶりの硬派アニメ『銀牙』が、他のアニメとはちょっと違った光を放って興味深い。

アニメも時代の多様化と共に多様に変化している。番組別ではなく一つの作品で多様な楽しみ方ができる時代でもある。

pg. 136-137: Megazone 23 Part II

pg. 138-139: The Humanoid

pg. 140-141: Gall Force, Maris the Chojo, Samy: Missing 99, Pelican Road, Windaria

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