Animedia #108 (June 1990)

pg. 6-9: Mashin Hero Wataru

pg. 10-11: NG Knight Ramune & 40

pg. 12-15: Dragon Quest – Dai no Daibouken

pg. 16-21: Nadia: The Secret of Blue Water

ブルーウォーターを狙うグランディス3人組に追われ、パリを脱出したナディアとジャン。海上を漂流し、アメリカの戦艦に収容されたのもつかの間、今度はネモの潜水艦ノーチラス号に拾われた。しかし、そこでの2人は招かれざる客らしい。ネモの態度はひどく冷淡だった。おまけに潜水艦など、見るのも初めてで怖い。ナディアは反発し、第5話ですぐ下船。ジャンと共にとある島へ上陸する。ところが、その島では謎の人物ガーゴイルが秘密要塞を建設中で、ナディアは捕えられてしまう。折しも宝石を追って現れた3人組とジャンの協力で、救われたナディアは、島で出会った孤児のマリー、3人組共々、再びノーチラス号に避難せざるを得ない。この第9話から、いよいよ潜水艦での物語が始まるのだ。

ナディアとジャンが第5話で、マリーと初めて出会う島には秘密があった。島民は、ガーゴイルを首領とする一団に奴隷のように酷使され、何の目的に使うのかわからない、要塞の建造を強要されている。全員が右のガーゴイルのようなマスクをつけているのも奇妙だ。そして最も興味深いのは、ナディアのブルーウォーターに気づいたガーゴイルがそれを手に入れるため、第6話でナディアを捕まえようとする点。正体のわからない男だが、彼はブルーウォーターの秘密を知っているらしい。

一味は、下図の人間タンクと呼ばれるロボット戦車や、様々なメカを使い、鳥を完全に武装化しようとしている。第8話で起こる事故で、鳥の要塞は大破し、ナディアたちは難を逃れるが、宝石の秘密と要塞の目的は、いずれ一本の糸につながっていくという。

宝石の消息をつかんだのに、それはナディアと共に謎の一団の手に渡ってしまった。グランディスは宝石が欲しい。ジャンはナディアを救いたい。利害の一致した両者は手を組み、第6話から9話にかけて、ナディア救出作戦を展開する。なんといっても、3人組には水陸両用タンク=グラタンがある。だが、作戦は成功したものの、敵の猛追跡を逃れて、グランディスたちもグラタンごと、ノーチラス号へ逃げこんでくるのだ。

ところが、ここで、グランディスに心境の変化が! ほとぼりさめたら、宝石を奪ってトンズラしてもいいはずなのに、彼女、なぜか、ノーチラス号に居座ってしまうのだ。原因は、ノーチラス号の中で、宝石よりもっと良いものを見つけてしまうかららしい。ブルーウォーターよりグランディスを熱くさせるものとは、一体!?!

ナディアたちが第4話で、アメリカの戦艦から放り出されてしまうのは、「海の怪物」のせいだ。「海の怪物」は、世界の海に出没し、海中から巨大な黒い影を現す謎の化け物として、船乗りたちに恐れられていた。しかし、黒い影を見るばかりで、誰も正体を暴いた者はいない。このアメリカ船は、その正体を見極めようと捜していたのだった。

ナディアたちを収容したすぐ後、アメリカ船はノーチラス号の影を「海の怪物」だと思った。それがムダな戦闘をひき起こしたのだが、ノーチラス号は「海の怪物」ではない。そもそも、「海の怪物」は生きた化け物ではないらしく、その点ではアメリカ船は正しかった。しかし、ノーチラス号でもない。化け物でもなく、ノーチラス号でもなく、巨大な影を作り出すものとは何なのだろうか。その正体は、いよいよ第1話から、明らかになっていくことになるようだ。

いくらナディアがイヤがっても、しばらくはノーチラス号で暮らしていかなければならない。命は救ってくれたものの、ネモはナディアたちを、フランスはおろか、ほかの陸地に送り届けようとはしないのだ。復讐の目的のためか、ほかの理由もあってか、ネモは潜水艦の存在が人に知れることを恐れているからだ。

潜水艦の中で生活していく以上、ドラマに関わってくる主要クルーを右図に紹介しておこう。ネモとエレクトラ以外名前がないのは、彼らはみな、その役職で呼ばれ、名前は不明だからだ。この7人が、ブリッジのメンバー。ほかにも船医や看護婦がおり、総員は60人ほど。その全員が、復讐を図るネモと志を同じくし、忠誠を誓っている。だが、誰一人、目的の秘密を、ナディアたちに明かそうとはしないという。

ガーゴイルに追われて再収容される第9話から、ナディア、ジャン、マリー、キング、そして3人組は、基本的にこの潜水艦で生活していく。通路は大人が2人並べるほど、ブリッジも7人が動き回れる広さで、潜水艦といえど、極端に窮屈な印象はなさそう。軍艦並の交替シフトはなく、夜は緊急時でない限り、船長以外の船員は宿直を残して、居住区に引きあげる。ナディアたちがいるのも、主にこの居住ブロックだ。

ある目的のために極秘行動していたノーチラス号は、客を迎えたことがなかった。だから、ナディアたちは、クルーにとってものめずらしい存在。好奇の目で迎えるが、職務に忠実な者ばかりで、ゲストと遊ぶヒマはない。イジメもしないが、積極的に歓待もせず、初めは距離をおいたつき合い方をするという。

そんな中で、他人となじめず、やる仕事もないナディアは、ぼんやりと日々を過ごしていくしかない。一方、ジャンは、この船の不思議な仕掛けに夢中だ。エアコンがあり、液晶モニターがあり、18世紀末には考えられなかった、未来技術がいっぱい。かと思うと、エレクトラの部屋に遊びにいけば、古文書が山のようにある。未知の技術と古代の知識が混在するノーチラス号は、ジャンでなくとも、不思議な驚きに満ちているのだ。

pg. 22-23: Mobile Police Patlabor

pg. 24-25: Dragon Ball Z

pg. 26: Magical Angel Sweet Mint

pg. 31: Animedia 9th Anniversary

pg. 32-38: Video SOS

pg. 40-42: Settei Shiryokan

pg. 48: Best Scenes of the Month

pg. 49-50: Paint Gallery

pg. 51-66: Anime Eye

pg. 67-82: Shin

pg. 83-95: TV Anime City

pg. 111-118: Mediner Club

pg. 126-127: Carol

pg. 128-129: Ranma 1/2

pg. 130-131: YAWARA!

pg. 132-133: Time Travel Tondekeman!, Chibi Maruko-chan

pg. 134-135: Toriyama the World

pg. 136-137: Solar Crisis

pg. 138: Anpanman, City Hunter, Rose of Versailles

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