
pg. 9-15: God Mars



pg. 16-21: Crusher Joe



無駄をなくして、我々にも映画が作れることを見せたい (Includes Comments from Yoshikazu Yasuhiko)
『クラッシャージョウ』のスタ は、若い人が多い。まず、安彦良和 監督に、若手アニメーターの活躍ぶ リを聞いてみよう。 安彦「この作品は、若手の人が活躍 している、というより、その人たち が、今後より活躍してくれるだろう と思ってやっています。というのは、 作画を僕の好みでやっているので、 アニメーターの人たちには、マンガ のアシスタントのような仕事をして もらっているんです。若い人たちは、 窮屈な思いをしているかもしれませ ん。 この方法でいいな、と思うのは 描いた絵がほとんど無駄にならない ことです。全編で動画70000枚 近くになりますが、僕がラフ原画を 描いているので、再編集しなくても キチンとつながるはずなんです。 従 来の方法だと、大勢の人が原画を描 くため、最終的にまとめると、どう しても無駄がでてきてしまうのです。 その意味でも、おカネがかかりま せんね(笑)。映画だからテレビより ランクが上でなければ、という考え 方はしていません。我々でも映画が 作れるんだ!ということを見せな いと、映画化することが、どんどん “高嶺の花”になってしまうのでは ないでしょうか。 ともあれ、現在、作画はあと4分 の1を残すだけになりました。絵的 に均一感があり、ムラのない画面に したいですね。」
制作 まずは『ジョウ』製作の中心 拠点、東京・上井草の日本サン ライズ第3スタジオから……!
日本サンライズ
西武新宿線、上井草駅前は、別名”サン ライズ・コロニー”として有名(?)だ。あ ちこちのビルに、日本サンライズの各セク ションが点在しているのである。そのひと つが「クラッシャージョウ』を製作中の第 3スタジオだ。劇場版『ガンダム』『イデオ ン』もここで作られたのだが、現在は『ジ ョウ』 一色。 この日は演出の鹿島典夫さんと、進行の 西河稔さんが打ち合わせで外出していたが スタッフたちはスタジオせましと駆けまわ っている。 まず、演出助手・設定制作の浜津守さん に話を聞いてみた。 「ロボットが出て こないだけでも、うれしいです」 なるほどなるほど。 サンライズならでは の感動というところ。 進行の古沢文邦さ んと、制作事務の吉 田恵美さんは、この 世界に入ってまだ日 の浅い若手だが、ベテランに負けじとガンバ っていた。「教わることばかりで、しょっち ゆうミスしてます」とは古沢さんの弁。
スタジオぬえ
高千穂遙(原作・脚本 監修) 現在は、小 説『クラッシャージョ ウ』の新刊を執筆中。 大いに期待したい! 河森正治(メカニック デザイン) あざやか なフォルムが特徴。 現 在『超時空要塞マクロ ス』でも活躍中。
記者会見レポ
去る9月17日、東京・銀座の三笠 会館で『クラッシャージョウ』の製 作発表記者会見が行なわれた。 この 場で正式に「’83年3月中旬、富士映 画配給」が発表されたわけだ。 配給が富士映画になったのは、 スタッフの希望により4チャン ネル・ステレオサウンドで上映 されるためである。また、ファ ンがいちばん気になる、メイン キャラクターの声優も発表され た。 ジョウは新人の竹村拓クン、 アルフィンはこの作品で始めて ヒロインに挑戦する、佐々木る んさんである。原作の高千穂氏 は「僕のイメージにぴったりの 人で、しかも、今まで主役をや ったことのない人にしたかった。 と、キャスティングの理由を語 っている。なお、リッキーとタ ロスは、ベテランの小原乃梨 子さんと小林清志さんが担当。 クラッシャーたちを、どう演 じてくれるか楽しみである。
作画
”少数精鋭〟と言える 作画スタッフ。ひとり ひとりの意見は?
作画スタッフ一同が、口をそろえ て言うことがある。 「安彦さんのキャラクターは、むず かしい!」 とにかく、あの独特の線に似せ る”のに、とても苦労するそうだ。 加えて、1カットに必要な動画の枚 数が、ものすごく多い。原画の服部 あゆみさんによると、 「テレビシリーズだと、1カットは 平均10枚くらい。ところが、この作 品だと、そういう枚数はぜったいに ”ありえない”んです。 まず、100枚であたりまえ。で、 200枚でちょっと多いかな。そし て、300枚になると、わ、多いな って感じなんです。それでいて、秒 数はテレビシリーズのカットの長さ と、そんなに変わらないんですから キツイですねー。」 つまり、それだけ”演技〟が細か い、ということだ。安彦監督は、こ う語っている。 「基本的には、テレビと変わらんで すよ。以前にくらべると、テレビだ ってものすごくレベルが上がってい る。それに、最近のアニメ映画でも これは!というカットがあっても その他は並だったり……。今回は動 き的にも統一感を出したいですね。」
Staff Comments:
Kazuko Maejima:
「私は『ガンダム』をやりま したので、安彦さんのキャラ クターには、とても親しんで います(笑)。今回は絵に必ず “影”が入っているので、チ エックもたいへん。いくら注 意しても間違えるんですよ…」
Tomoko Kobayashi:
「安彦さんの描いた第1原画 を写すと、イメージが違っち ゃうんです。それに、動きのつなぎもタイヘン!とても 勉強になりますね。それにし ても、アルフィンは描きにくい!(笑)。
Yoshiko Barada:
「私も、安彦さんのラフを、 線でつなげると、キャラクタ が変わってしまうんですね ○ とてもむずかしいんですよね。 苦しいといえばその点ですけ くど、作品としてはとっても面 白いと思います。」
Ayumi Hattori:
「全体的に細かくて、枚数が 多いんです。だから、ーカッ トがなかなか終わりません。 ふつうのテレビシリーズの、 数倍の労力が必要なので、ヒ イヒイ言ってます。」
Mayumi Ishigaki:
「私、タロスが大好きなんで す。他にもタロスファンのスや タッフがいるようですが、誰 にも渡しません(笑)。でも、 好きと描くとでは大違いで、 タロスを含めてキャラクター を描くのはむずかしいですね。
Keiko Hasegawa:
「大学のころからアニメを やってまして、今春仕事に 入ったばかりです。私もタ ロスファンで、あの大きな 体にすがりついていたい! なんて思うのですが……。 あは♡」
Kumiko Takahashi:
「私はかわいいリッキーが 好きなんです。でも、私が 描くと、どういうわけか顔 がツブれてしまうのです。 なぜでしょう?(笑)。やっ ぱり、むずかしいですね。」
画面的にもうひとつ注目したい のは、コンピューターアニメの導 入である。といっても、あの「ト ロン』のように、コンピューター アニメを前面に押し出すのではな く、〈ミネルバ〉のコクピットの メーターなど、使っても異和感の ないところに合成される予定だ。 これは、原画の佐藤元さんが担 当している。佐藤さんは、以前コ ンピューター関係の会社にいたこ ともあり、こういうことはお手の もの。だが、ものすごく時間がか かり、本来の原画の仕事に影響を 及ぼすため、現在は同好の友人に 頼んでいるそうだ。4秒くらいの カットに、2週間以上もかけてい るという。佐藤さんは言う。 「うーん。「トロン」はン億円の コンピューター。こっちはン10万 円。この差は大きいですね~(笑)」
美術
本誌先月号でも紹介 した美術ボードの製作 状況は?
デザインオフィスメカマン
背景の元になる美術ボードは、現 在、中村光毅美術監督の手で進行中 だ。メカマンにおじゃまして、その 作業ぶりを見せてもらおう。 中村氏は、他のスタッフとは別の 部屋で作業を続けていた。これは、 他の作品とまざったりすることを恐 れてのことという。 「そろそろ半分終わるところなんで すが、これからがたいへんなんです。 見せ場が多いし、他の作品と違って 背景の兼用ができないんです。 この作品の作業上の特徴は、てい ねいに作っていることですね。僕の やっている美術でも、地道にコツコ ツやって、何回も手直ししています。 楽しんでやってますよ、というと、 おこられるかもしれませんが(笑)、 こういう長くてやりでのある作品は そうあるものじゃないので、なんと かいいものを作ろうと意気ごんでま す。 そうそう。『クラッシャージョウ』 とつのシーンを絵にするのだ。 は、トーンが暗いシーンが多いんで すよ。ファーストシーンが夜明け前。 あと、昼間のシーンなんて数えるほ どしかないんです。これから先、明 るいトーンの所、色で見せる所なん かも、出さなきゃイカンかな、と思 ってますが……。」 こう言いながら、中村氏はまた机 に戻った。そして、ボードに向かっ て筆を引く……。
彩色
『ジョウ』のセル仕上 げは、ふつうの作品の 数倍の手間がかかる…。
スタジオディーン
動画チェックの前島和子さんも言 っていたが、『クラッシャージョウ』 の画面上の特徴は、影をつけた絵が 多いことだ。そうなると、セル画へ の彩色もたいへんである。 スタジオディーンの彩色スタッフ も、かなり苦労しているようだ。意 見をまとめてみよう。 ふつうなら、影をつけないもの までちゃんと指定してある。だいた い、キャラ表が100ページを越 えているという多さなので、それぞ れの色を覚えるだけでもタイヘン! しかも、芝居が細かくて ば、ちょっとしゃべるシーンでも手 を動かしたりしているので、手が抜 けないんです。映画になれば、たっ た1秒しか画面に出ないカットでも 1週間くらいはかかるというオソロ しさ(笑)。 彩色は全 体の4分の1 を終了してい るが、みんな は「メンドく さいキャラは、 早く死んでほ しい」とか。 うーむ……。
撮影のテ クニックが生 かされるのは、 やはりワープシー ンなどの特撮部分だ。 『ショウ』のワープシ ーンは、約30カットにわ たる。ふつうのこの手のも のは3カット前後だから、か なり見ごたえのあるものになり そう。撮影担当の旭プロでは、テス トを重ね、オプチカル合成、エリア ル合成、スリットスキャンを合体さ せたような、新しい方法を開発して いる。 撮影監督の三沢勝治氏に苦労 を語ってもらった。 「SFだと、絶対条件として”透 過光”が必要になりますが、こ の作品はひょっとすると、全体 の半分に透過光を使うかもし れません。また、暗めのシー ンが多いのですが、その点で も撮影はかなり神経を使いま す。ホントは、明るい画面の 方が、仕事の能率はいいんで すけどね(笑)。 今回は、ずいぶん”テスト 撮り”をやりました。フィル ムの選択から始めて、いろん な特殊効果など、絵的にちょ っと変わったものにしたかっ たんです。スケジュールも余 裕がありますし、内容的にも コッてます。乞う御期待!」
編集
4チャンネルの立体音 響の効果を考えて、面 白い作品に仕上げる…。
井上編集室
ひとくちに〝編集〟というが、そ の作業は多様である。まず、カット ごとに撮影されたラッシュフィルム を、順番通りに並べる”棒つなぎ”。 それを監督と相談して定尺にまとめ る。その場合、カットをけずったり、 順番を入れかえたりして、どうした ら映画的に面白くなるかと構成する。 まとめられたフィルムに、声と音 楽、効果音がつけられ、 定尺通りに 元のネガフィルムをつなぎ、音と シンクロさせる。 こうして原版がで き、それが現像されてやっと商品に なるわけだ。 『クラッシャージョウ』の編集は、 大ベテランの井上和夫氏が担当して いる。 「アニメーターの安彦さんが監督を していますので、非常に細かいとこ ろまで動かしているんです。一見す ると、カットするところがないくら いによく動いてますね。 また、この作品は4 チャンネルの立体音響 です。モノラルのもの だと、画面に現れるも のの音をつけるだけで すが、今回は画面にな い音をつけるわけです。 たとえば、画面に空が 写っている。そのうし ろから爆音が来て、そ の次に画面に飛行機が出る。 という使い方ですね。 です から、4チャンネルの効果 を考えて編集しなければな りません。」 映画は”モンタージュ” だと言われている。編集を 担当する人は、しっかりし た理論と、鋭い感覚を持っ ていなければ務 まらない。「ク ラッシャージョ ウ」は、井上氏 の手でより面白 い作品になるよ うに編集されているわ 「今までやってきたこ とを、この作品にぶつ けます」と、井上氏も 大ハリキリだ。
プロデューサーよりひとこと
吉井孝幸プロデューサー 『機動戦士ガンダムII 哀戦士 編』を経て『クラッシャージョ ウ』を担当。現在、ネコの手も 借りたいほど忙しい!
「9月号で “製作は順調です” なんて言った んですが、 かなりスケジュールが遅れてきま した(笑)。 現在、 第1原画は4分の3くらい、 フィルムは半分近く上がっているのですが、 年内にはフィルムアップを予定していますの で、多少苦戦しています。 今はまだマトモで、こういう質問にも答え られるのですが、 11月に入ったら、 平常心を 保てなくなるのではないでしょうか(笑)。 ともあれ、原作の高千穂遙さんの要望をと り入れ、 安彦監督の作画力、 演出センスを存 分に生かした作品になるようにガンバってい ます。 来春3月公開を、 楽しみに待っていて ください! … と言いながら、正月は休める だろうかと心配する今日このごろです(笑)。
pg. 22-25: Final Yamato


pg. 26-27: Genma Taisen


pg. 28-29: Urusei Yatsura

その兆候はあったにせよ、ここん とこにきての「うる星やつら」の人 気はほとんど異常。視聴率は、あの 「巨人中日」決戦を超えちゃうし、 ファンクラブを結成、会員を募集す ればあっというまに1万5千人の申 し込みが届く。こんな調子だか ら、ファンからの”映画化”の要望 もすんなり通り、現在、テレビと同 じスタッフが来年2月公開を目指し フル回転で製作している。で、気に なるのが映画の内容だ。オリジナル・ ストーリーということだがどんなス トーリーに?オリジナル・キャラは ? ファンとすれば聞きたいこと、知 りたいことがいっぱいある。それに 製作にあたっているスタッフの人や 声優さんにも直に会ってみたい。 そんな願望を一挙に解決する催しが、 先月16日、東京の千代田公会堂で行 われた。 「うる星やつら」 “ファン の集い。がそれである。映画の製作 発表をかねたこの催しには、全国か ら約10倍の抽選に当ったファン80 0人が集まり、場内は始まる前から 異様なムード。 予定の5時を少し遅れていよいよ 開幕。まずは声優陣の紹介からスタ ートだ。「さわやかにかわゆくやり たい」(ラム・平野文)「性格が内 向的なので、本番ではヴォルテージ を上げて」(あたる・古川登志夫) 「女が男を好きなように男も女が好 きなハズ。そこを?」(テンちゃん・ 杉山佳寿子) 「もうちょっと出して ほしいけど………頑張る(笑)」 (錯乱 坊・永井一郎) と一言づつ映画 への抱負を語ったあ と、テレビの名場面 をバックにステージ でアフレコの実演が 行われた。名演技に 客席からドッと歓声 が上がる。声優陣は 続いてステージに現 われたのは原作者の 高橋留美子さん。さ すがに一段と歓声が大きくなる。「ア ニメのほうはスタッフにまかせてあ ります。出来上がりを楽しみにして います」とあいさつ。その後、製作 スタッフの紹介、キャラクター・コ スチュームショー、テーマソングコ ーナー、ヴァージンvsのミニミニコ ンサート、テレビ先行試写会、そし て最後に豪華商品が当たる抽選会が 行われ、楽しい2時間が終った。
FCはつづけて募集中ですって! 入会希望の方は、入会金100円と8ケ 月分の会費干600円を〒150 東京都渋谷 郵便局私書箱29号 キティフィルム、 「うる星やつら」ファンクラブ係まで
pg. 30-31: Future War 198X

pg. 32: Space Adventure Cobra

時は二十四世紀。平凡なサラリー マンであるジョンソンは、潜在意識 を映像化するトリップ・ムービーの おかげで、自分が五年前に姿を消し た宇宙海賊コブラであることを知る。 ブラは記憶を消し、をえ、ジ ンと名乗ってい いため の戻ったコブラの前 われた。ある秘密のか ふだ い宙が記 る 現憶 フィア、ギルドからねらわれている 敵が ギルドはコブラのかつての 彼はその女に協力することに ギルドのねらいは? そして 女の秘密とは? 愛機タートル号 て登場。 るメカでい に力美状下 デザインを一新 合わせて形を変え 相棒レディととも となっている。広大な 雷を背景に暴れまくる一匹狼コ ブラの活躍に期待しよう。
コブラを演じている野沢那智さん。 すっかりコブラになりきっている。 「最初に読んだ時から、体質的にあ うな、と思ったんですよ。テンポが 早くてね。アニメではなく、実写の 感覚で演じられるんです。 キャラク ター的にはちょっと三枚目で、ルパ ン三世を意識しましたね。僕はどち らかというと三枚目の方が好きで、 コブラもあまり二枚目には演じたく ないんですよ。平凡な男がある日突 然ヒーローになるんだから、どこか にさえない男の部分も残しておかな いと・・・・・・でもあまり一つのパターン を決めないで、絵と向かい合った瞬 間の感情で、セリフに思いがこめら れればいい、と思っています」 このコブラの相棒、レディ役の榊 原良子さんは映画にひき続いての出 演だ。 「人間でも機械でもないアーマロイ ドという設定なので難しいですね。 あまり、女性を意識しないで、 コ ブラのお姉さんのような感じで演じ られたら、と思っています」 お互いの相手役については、「ユニ ークな人で楽しみです」とナッちゃ んが言えば、「大ベテランなので胸を 借りるつもりで・・・・・・」と榊原さん。 歴史的名コンビが誕生しそうだ。
pg. 33-39: Waum

pg. 41-45: SDF Macross



もうノッテル”としか言えないスペシャル放映された第 1話と第2話。メカの動きひとつにも、創り手の情熱が表 れている。久々にアツくなるようなできであった。
Comments from Various Staff Members:
トは『マクロス』の このページの一連のカッ メカのアニ メート中の、ほんの一部である。ご 覧のように、ハードなメカが、見事 動きを示している。
Noboru Ishiguro.「内容が濃いのでキツイです。 最近の劇場用にもないほどの密度で す。小さい画面 で見るのは、 もったいない くらいです。 スタッフ にも、ビ ヨーキ(もちろんいい意味です。 念 のための人が多くて、たとえば、 ここではメカがー機出てくれ ばいいという場合でも、 ノリにノッて3 機ぐらい 描いてく るんですか ………(笑)。」
Ichirō Itano. 「ぬえさんのメカがリアルなだ け、リアルな動きが要求されますね。 といっても、実写っぽい動きではな く、やはりアニメの楽しさが出せる ように考えています。ま、とにかく タイミングが早いですね。 僕自身、ぬえメカのような感じが 好きなんです。今風のジェット機が ロボットにな ったりそれを、 いかにリアルに、カッコよ く動かして喜んでもらえるかです ね。キツイけど、努力します。」 板野氏は、さらにデザインの魅力 をいかに生かすかがアニメーターだ と、この番組への情熱を語った。
あざやかなキャラクター
この女の子たちを見ただけで、 フ アンになった」と言った人がいた。 そう『マクロス』キャラは、さわや かだ。そして、たくましくも、どこ かに僕らと共通点を持つような男た ちもいいもんだ。
Ishiguro. 「キャラクターたちも、生き生 きしているでしょう。たとえば、フ オッカーを輝がたずねた時、遊びに 来たミンメイと会ったりします。 で、 そこにからんで くるのが、コ ーラの自販 機―これ なんか「コ ーラ」 と呼ぶ と寄ってくるのね。 かわいいというか、 無気味というか(笑)。 ま、輝ってのは、根っ からの飛行機キチガイで、 レースの賞金かせぎなん かもしています。しかし、 下に降りてくると、まったく 平凡そのへんが、どう変 わるかがポイントです。 ミンナ イとのからみも面白いですよ。」
さて、彼ら、彼女らをデザインし 美樹本氏は、こう語ってくれた。
Haruhiko Mikimoto.「石黒さんの影響でしょうか。 僕もビョーキになりました(笑)。 第 話の最初の方で、ブリッジのシー ンがあるんですが、ここでは中にい るキャラクターを動かしているんで す。気づきましたか? 好きなキャ ラクターは、デザインしている時か らミンメイですね。かわいいし、描 きやすいし……………。あとは未沙です。 彼女は動かしやすい。 また、表情も うまくつけられる。キャラ表より、セ ル画の方がいいと思います。ブリッ ジの5人の女の子彼女たちのさ げない会話が、うまく出てくれる 面白いですね。ただ、女の子を明 確に描きわけるのはつらいです。 ケ ンカのシーンでは困りました(笑)。」
実感的な未来世界 スペシャルで見た第1話、第2話 の未来は、僕たちの生活とかけ離れ てはいなかった。それだけに、スト ーリーも楽しめる。
Ishiguro.「第2話で、ミンメイを助けた した輝なんですが、バルキリーに 乗っちゃったことから、マクロスに 乗船するわけです。で、輝本人はい やてしかたがないんですね。そのう ち、輝のレーサー (飛行機)が壊さ れちゃうんです。」
航空機によるレース――エア・レ ースは、現在もアメリカで盛んに行 われている。出てくるレーサーも、複 葉機やプロペラ機。さらに彼の飛ぶ空 の下の街は、今の市街地とさほど変 わらない。
Ishiguro. 「やはり、生きている人間 その生活を含めたリアリティが欲し いです。日常性を追求したいですね。
Kenichi Matsuzaki.「たとえば、歩く 自販機なんか、今のも のが発達すれば、ああ いう具合になるのでは と思うわけです。日常 に接したメカでは、公 園などで記念撮影など をする自動カメラ これも、自分で歩いて お客を見つけるんです が、面白いメカになり そうです。僕は、メカ 好きですが、武器など はミサイルのように、 弾丸の出るものがいい ですね。 光り物(ビームのこと)な どはちょっとね。」 このあたりが『マクロス』の世界 が、現代に根ざしているという根底 ではないだろうか。
声優陣は若手プラスベテランの重厚さ
新鮮な声の演技
第1回から、アフレコスタジオはノッていた。若手のニュー ボイスと、ベテランの演技で『マクロス』のキャラクターた ちは、絵に加えて声の魅力が増した。さらに期待は倍増!
Ishiguro.「ナレーションが、小原さんな んですが、とてもはりきってやって くれています。前々から、ナレーシ ョンもやりたいって言っていたんで すが、さすがですね。とてもいい感 じです。」
声の主な出演者は、左の通りだが、 長谷、飯島の2新人に加え、神谷、 小原、蟹江など、アニメではおなじ みの人たちが全力投球をしている。
マクロスの巨大感に注目!
まったく−200メートルなんて ロボットには、ビックリさせられた。
Kazutaka Miyatake. 「最大のロボットでしょうね。 これ以上になると、現実感がなくな ります。ま、普通に考えると、これ でも無茶で(笑)監察軍人の体長が人 間の5倍ということで設定したんで す。で、これが連中の中に入るとま だ小型。4000メートルなんての も出てきます。また、このマクロス が万能かというと、実は、ひどい船 でして……とんでもない(笑)。 マクロスは、第5話で変形します。 このシーンは、ぜひ見てほしいですね。
Voice Cast Comments:
Sanae Miyuki:
今は、声優の勉強中。 何しろ初仕事ですので 皆さんに迷惑をかけな いようにがんばりたい と思います。
Run Sasaki:
3人でワイワイやる うちのひとりです。3 人で主役の人たちをひ きたてるように、3人 1組でやっていきます。
Noriko Ohara:
未沙と反応していく という上では、バラン スがとりやすいです。 今は、どうやろうかと 考えているところです。
Mari Iijima:
ミンメイは、とても 魅力的でかわいい子で す。素直にそれを出せ るようにと思っていま す。がんばります。
Eiji Kanie:
見るからに恐しい人 物ですね。自分の中の 恐しい部分を、無理矢 理ひっぱり出してやっ てみるつもりです。
Hiromi Tsuru:
3人のひとりといっ た役は初めてです。今 までは、優等生タイプ が多かったんですが、 がんばってやります。
Mika Doi:
今までにない役です。 未沙は、私と同年代で すが、かえって難しい という気もしますが、 一生懸命にやります。
Akira Kamiya:
僕もこんな役ができ るようになったんです ね。このカッコいいキ ャラに、人間味を出せ たらと思っています。
Arihiro Hase:
まだ輝役については よくわかりません。 で も普通の男の子として、 自分そのままに演じれ ばいいと思っています。
pg. 46-49: Arcadia of My Youth – Endless Orbit SSX


pg. 50-51: Sasuga no Sarutobi


pg. 52-55: Cybot Robocchi, Hitotsuboshi-ke no Ultra Baasan


pg. 57-72: Granbal 5

pg. 73-79: Kosei Ono

pg. 80-81: Tokimeki Tonight

pg. 82-83: Animetopia

pg. 84-88: Mari Iijima/Arihiro Hase

pg. 89-104: Tsushima Maru: Sayounara Okinawa

pg. 105-120: Insert Feature

pg. 121-125: Mass Comm

pg. 126-129: Kumiko Kaori

pg. 130-131: El Zigrado

pg. 132-135: Anime Human Interview – Susumu Akitagawa

pg. 137: Monthly TV Animation

pg. 157-159: Information Pack

pg. 160-161: Record Line Up

pg. 162-163: TV Break

pg. 164-165: Kyoro & Tarō’s NOW Jockey

pg. 166-168: Intro to Voice Acting

pg. 169: My Plaza

pg. 180-181: Fantail

pg. 185: Anime Freak Info


