Animedia #036 (June 1984)

pg. 6-13: Macross: Do You Remember Love?

pg. 16-17: SF Lensman

pg. 18-19: Kabocha Wine, Birth, Peter Pan

pg. 20-21: Kamui no Ken

pg. 22-26: Round Vernian Vifam

pg. 31-35: The Qualities of a Good Kid

pg. 37-39: ’84 New Mecha Report

pg. 40: Love Scope

pg. 46-47: Miyuki

pg. 49-63: Anime Eye

pg. 65-80: Settings Material – Heavy Metal L-Gaim

pg. 81-93: TV Anime City

pg. 102-105: Ultra Quiz

pg. 106-113: Anime Star

pg. 117-123: SDF Macross, Orguss, Southern Cross

pg. 125: Best Scenes of Month

pg. 126-127: Urusei Yatsura

pg. 128-129: Giant Gorg

pg. 130-131: God Mazinger, GuGu Ganmo

pg. 132-133: Heavy Metal L-Gaim

pg. 134-135: Lupin the 3rd Part III, Chikkun Takkun

pg. 136-137: The Yearling, Glass no Kamen

ジョディとフラッグの人間と動物の友情が、アメリカの自然の中で描かれる。ここに登場するキャラクターの中では、人間以上に主人公然としているのが動物たちだ。フラッグをはじめとして、アライグマ、アルマジロ、クマ――それぞれが、自然の一部として生きていく姿は、何にもましてすばらしい。

動物たちが画面に登場する時、そこには、アメリカ大陸の自然が、生き生きと描かれている。そして、彼らの内のフラッグが、人間のジョディとかわす友情は、人間としてのおごりのないものだといえるだろう。人がみな、動物たちに対して素直になれたならと、そんな気持ちにさせてくれるのが動物たちであり、大自然の姿である。

フロリダ半島の現地ロケを敢行し、1000点を越えるスケッチや写真資料をそろえたスタッフの努力が、美しい大自然の描写となって表れているし、動物たちの生態を私たちに伝えてくれている。

先月号で『子鹿物語』が5月終了と報じましたが誤りでした。ここにお詫びと共に訂正させていただきます。

人間の分析

性格/種それぞれに異なるが、人間のように、余計な欲はない。ただ、自然の中で生きることのみ。

行動/これまた、種によって異なる。しかし、その行動は、本能によるごく自然なもので、たとえ人間に害をなしたとしても、彼らに悪意はない。

おつきあい/人間も自然の一部だということを悟り、おごらずにつきあうことである。人間が、動物より偉いというのは、この際、大きな誤りであることに気づこう。ただし、おなかをへらした肉食獣の前に、無防備で立つのだけは、いくらおつきあいといってもすすめかねる。


北島マヤという女の子は、とにかく演技以外は、我々同様かそれ以下らしい。そのへんが、欠点ではなく、身近だと感じられるところに、ヒロインとしての魅力があるようだ。これが、ライバルの亜弓となると、カンペキムードで近寄りがたくなる。

もっとも、亜弓にしても、それは人並み以上の努力があったのではあるが、それを見せないという考え方が、ちと息苦しくなるのだ。

『ガラスの仮面』のチーフディレクター、杉井ギサブロー氏にきいてみよう。

Gisaburō Sugii:「そうですね。でも原作のマヤは、かなり演劇の天才という感じで設定されていますけど、アニメの方では割と平凡な女の子が段々と成長していく、という感じを考えています。もちろん舞台に立つと人が変わるという部分は生かします」

マヤにしてみれば、自分の存在を確かめるために、演劇を続けているのかもしれない。これ以外になし、といったところなのだが、そういう苦しさを楽しさにかえる力がある。

一方、マヤに嫌われながらも、ひそかに援助を続けるのが、大都芸能の速水真澄。こちらは、外形は超ハンサム、一見冷たそうだが、心の中は、誰よりも温い。そして、それがマヤに誤解されているあたりが、同情を集めている。いわば、心と心のすれ違い――これほど悲しいことはない。

Sugii:「彼はあまり男っぽく描くと失敗してしまうと思うんです。女性側から見た男の偶像、宝塚のような味を出したい。真澄などをカッコ良く描けると、もう一歩この番組がおもしろくなると思っています」

演劇界に足をふみ入れたマヤにとって、これからがイバラの道。マヤは、全力をつくして歩いていくはずだ。そして、ファンが楽しみに待っている、本格的な演技シーンも、このあたりから増えてくる。

Sugii:「でも演技内容の違いを表現するのはアニメでは難しいので、壁を乗り越えていく過程、人間関係がドラマの中心になりますね」

舞台の上、スポットライトの中の女優、北島マヤに拍手を!

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