Animedia #051 (September 1985)

pg. 6-11: Mobile Suit Zeta Gundam

pg. 12-13: Urusei Yatsura

pg. 14-15: Captain Tsubasa

戦を戦い抜く。しかし、試合終了のホイッスルで翼の緊張が解けた時、翼は気を失って倒れてしまう。病室に運びこまれ翼を見守る南葛イレブンたち。だが、翼は熱にうなされながら、3年前の小学校時代のヨーロッパ遠征の時のことを思いだしていた。今は遠く離れてしまった、岬や若林のことを……。そして日本選抜チームと戦った各国の強敵たちのことを思い出しながら、翼は準決勝の疲れをとるかのように眠っていたのだった………………。

最大の強敵はやはり西ドイツ

ヨーロッパは南米と並ぶサッカーの本場だ。当地を訪れた日本選抜チームは、そこでヨーロッパ大会のトーナメントに特別参加を許される。しかし、世界のレベルからみれば、残念ながら、とるに足らない日本チームは、各国チームからほとんど無視される存在だった。ところが日本チームは健闘して、一回戦のイギリス戦を勝ち抜く。(ちなみに他ブロックの勝者は、フランス、スペイン、西ドイツ) いよいよ準決勝のフランス戦に挑む日本チームだが、この大会のスターは、なんといっても西ドイツチームのエース・シュナイダー。少年サッカー界の皇帝とよばれる彼は天才的なセンスを持ち、翼や岬たちは熱い思いで、彼との対決を夢見て、戦いを続けるのだった。

明和との決着のホイッスルは秋更けて!!

こうして熱戦の繰り広げられるヨーロッパトーナメントの模様は6~8週にわたって放映される予定だ。さらにヨーロッパ遠征の終了後、試合前日の小次郎たちや、南葛イレブンたちの様子を描くため、東邦対南葛の決勝戦の試合開始は早くて秋、場合によっては冬あたりにまでずれこみそうだ。一刻も早く翼と小次郎の決着を見たいファンのみなさんは、それまでもう少しのしんぼうだ。

pg. 16-17: Touch

南・エースナンバーに甲子園の夢を乗せて……

南って、いじらしいよね。和也がキャプテンからもらった背番号1を、ちゃんとユニフォームに縫いつけてくれるんだもん。いくら自分が甲子園に連れていってほしいって言ったからって、優しくなければあんなことは出来ないことだよ。それに和也も立派だと思うな。好きな女の子のために、一生懸命努力して、甲子園に行こうなんてなかなか出来ないよ。和也には頑張ってもらって、必ず南を甲子園に連れていってほしい。和也なら出来ると思うな。だから南も、達也なんか無視してほしい。(東大阪・斎藤正)

あまりに静かにその時は訪れる・・・

いま、現実の甲子園はとっくに始まっているが、『タッチ』の甲子園はまだ地区予選のまっ最中。和也と南は、甲子園目指して一生懸命なのだが、『タッチ』ファンには気になることがあって、今ひとつ画面に集中出来ないご様子だ。その気になることとは、「和也は本当に死んじゃうのか」「もし死んじゃうのなら、どんな死に方をするのか」ということなのだ。確かに原作では、和也は決勝戦の朝に、交通事故に遭って、あっという間に死亡してしまう。なんの前兆もなく、突然襲った和也の死は、とても衝撃的だった。だから、せめてアニメでは和也に生きていて欲しいというファンの声が出てきても当然のことだろう。だが、残念ながら和也は、アニメでも死んでしまう。それも、原作と同じに唐突に、あっけなく死んでしまう。だからといって、死の瞬間をあざとい演出で見せよう、などということもない。あくまで淡々と、昨日までいた人間が、今日にはもういなくなっているという描き方がされることになりそうだ。そんなふうに描かれる和也の死を、ちゃんと正面から受けとめて、十分に感動するためにも、「和也はいつ死ぬのか」なんて考えないで、毎回毎回の和也の活躍ぶりを見ていきたいものだ。和也を見ていられる時間は、そう長くないのだから。

精いっぱい・・・・・・生き急ぐ和也に注目!!

では、残された時間を和也はどうやって過ごすのだろうか。最近、どうも達也の引き立て役になりがちで、線の細さばかりが目立っていた和也だが、甲子園の地区予選が始まってからは、甲子園を目指して投げる一途な姿が男らしさを見せつけてくれている。それは確かに南との約束を果たすための行為かもしれない。しかし、その姿をみていると、まるで自分の寿命を知っていて、生き急いでいるかのような印象を与える。しかし、それも仕方のないことなのかもしれない。いつの間にか、南の心は達也の方に傾きだしている。自分の気持ちは打ち明けたものの、うまくいく様子はほとんどない。となると、和也は南の心をつなぎとめておくためにも、南に対する不安をごまかすためにも、甲子園を目指さなければならない。それが、彼の投げる姿に迫力を与え、半面余裕をなくしているように感じさせているのだ。しかし、そうした緊張が以前より和也を親しみやすい、魅力ある人間にしている。ろうそくの消える前の最後の輝きにも似た、和也の美しくも悲しい生き様を見てほしい。

達也・肉親ゆえの”か”なのか?

第15話「これは事件です、達也が南を平手打ち!!!」見ましたか? 南がベストカップル賞のノートを、達也に渡そうとした時の達也の怒り方を。あれは怪しい。いくら和也が南を好きだってことを知ってても、あそこまでするのは普通じゃない。達也はきっと、和也がもうじき死んじゃうのを知っていて、それで和也がかわいそうになってノートを受け取らなかったんだと思うな。そうでなきゃ、絶対南をぶたないからね。双子はテレパシーが出来るっていうし、死期が近いのもすぐわかるんだと思うな。(横浜・田中克彦)

悲劇の双生児ヒーロー研究

双生児の悲劇のヒーローといえば、『ゴッドマーズ』のマーグを思いだす。ロボット物と、野球物の違いはあるものの、ほのかに慕っていた女性に振られ、あっけなく死んでしまうあたり、二人の境遇はよく似ている。しかし、性格的にはかなりの違いがあり、その辺で死ぬ時の状況が大きく食い違ってくるようだ。とにかくハデなマーグは、盛り上げに盛り上げた末に、劇的に死に至り、地味な努力家の和也は、あまりにも突然の死を迎えるのだ。

pg. 20-21: Dirty Pair

pg. 22-25: Dancouga – Super Beast Machine God

pg. 29-32: Behind the Scenes

pg. 33-35: Survival Quiz

pg. 44: Paint Gallery

pg. 45-60: Anime Eye

pg. 61-92: Odin: Photon Sailer Starlight

pg. 93-110: TV Anime City

pg. 113: Animator Diary #3 – Yoshikazu Yasuhiko Edition

ジメジメした梅雨から、いきなり真夏日へ。ウンザリするような暑さの続く日々に、それにもめげず『アリオン』の来春公開を目指して仕事にはげむ安彦良和さんの一週間をご紹介しよう。

日本橋浜町の「テレセン」で『アリオン』の特報ダビング。たった三十秒だけど、「音」がついてくれるとアニメ創りの実感が沸く。それに確かな人たちの手馴れた仕事ぶりを見るのも楽しい。「本番」が待ち遠しいなア……。どっと作打ち(作画打ち合わせ)。このところ絵コンテと追っかけっこ……………こんなことしてちゃいけないのだけどね。この話はどういう意味かというと、よーするに作画が始まっているのに、まだ絵コンテが完成していないということなのです。来春公開までの半年間、すでに安彦さんのスケジュールはビッシリと埋まっており、寝る暇もない忙しさなのだとか。

pg. 121-124: The Voice

pg. 125: Scenes of the Month

pg. 126-127: Round Vernian Vifam

pg. 128-129: Armored Trooper Votoms, Megazone 23, Fandora

pg. 130-131: Gall Force, Baribari Densetsu, Rumic World, Nills, Love Live Alive

pg. 133-139: Odin: Photon Sailer Starlight

pg. 140-141: Captain Tsubasa

pg. 142-143: Lupin III: The Legend of the Gold of Babylon, Night on the Galactic Railroad


「劇場版の前二作と違い、テレビシリーズを30分から90分にした感じがして、ギャグとアクションがいっぱいで楽しくなった」とは、16歳の加藤茂くんの感想。さて、この作品の名場面は、ラストのルパンと不二子のキスシーンが選ばれた。「ルパンと不二子はこういう感じでいて欲しい。不二子がルパンを利用してルパンはそれをわかっていても、いつもの調子でいる。何となく、ルパンの基本パターンで見ていて安心しますね」という安田次郎くんの意見が代表的なもの。今回の作品で印象に残った代表的なシーンは、前半のバイクチェイス、また、美人婦警コンテストの5人娘と銭形の活躍、五右エ門とチンジャオのかけひきなどアクションが目を引いていた。「名セリフねぇ、ルパンの言葉遊びや五右ェ門や次元のしゃれた会話も良かったけれども、やっぱり、最後に宇宙に帰るロゼッタのルパンへのアノセリフですね。精一杯の感謝というか感情を感じたよ」というのが、満田浩くんの意見。大部分の人が、このセリフをあげた。何千年もの昔から、バビロンの黄金を見つけてくれる救世主を探し続けてきたロゼッタ。老婆の姿でルパンの前に現れた彼女が、この物語のすべてのカギだったのである。彼女の口ずさむマザーグースの詩もファンの注意をひきつけていた。そのほかでは、五右ェ門とチンジャオの無言のシーンで、二人の間にめばえたほのかなものが感じられて、ファンの共感を呼んでいた。



「今回で2度目ですけど、観れば観るほど味のある作品だと思いますよ」とは、高一の中村浩一くんの感想。ところで、この作品の名セリフは?という質問に、ほとんどの人が、セリフではなくて、あの場面での話とか、さそりの火の話などという感じで答えた。今までの映画にはなかったことだ。その中で、もっとも多かった意見は青年と灯台守が交わす会話とジョバンニとカムパネルラ、かおるがする、さそりの火の話。両方とも、幸せというものをテーマにしており、それまでハッキリしなかったものを観ている人に具体的にわからせる力があるので印象深く心の中に残るのだろう。「ジョバンニとカムパネルラの別れの場面、あまりに突然で寂しくなりました」は、佐藤由香さんの意見。印象に残った場面では、大部分の人がここをあげ、名場面に決定。銀河鉄道の旅が突然はじまったように、終わりも突然やってきた。ジョバンニやカムパネルラと一緒に旅を続けてきた観客にとって、それは悲しいことであり、寂しいことだ。最後の詩の朗読が劇場から出ても耳に残る様に、ジョバンニとカムパネルラの別れの表情は目に焼きついてはなれない。

pg. 144: Yousei Florence, Arion, Windaria

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