1984
May
Comment [for “Lupin the 3rd”, Animedia]: キャラクターデザインに“パートⅢらしい新しいものを”という要請を受けた時に、僕がまず考えたのは、原作のモンキー・パンチさんの絵なんです。考えてみれば、前シリーズのキャラというのは、あくまで大塚康生さんの作ったものなんですね。だから、原作の雰囲気を正確に残したものを作ってみようと思ったんです。とは言っても、十数年前のモンキーさんの絵を持ってきても意味がないわけで、現在のモンキーさんの絵をアニメーションにクリエイティブな意味で持って来れたらいいな、というのがデザインの出発点でした。第4話あたりから、キャラクターも固まって来てると思います。アニメというのは、良くも悪くマンガより存在感が出るものです。その存在感をいかにプラスの形で出していくかは、演出の力とアニメーターの表現力にかかってきますね。ピンクの背広? 『ルパン三世』のノスタルジックなアクションやドラマに、パートⅢらしいナウさや軽い感じをプラスすると、絶対ピンクだと僕は思ったんです。
