1980
September
Comment [for “Be Forever Yamato”, Animage]: 画面がビスタビジョンから、シネラマスコープサイズ(通称・ワイド)になるのは、ヤマトが黒色銀河の出口を通過して、目の前に新銀河が出現したところからです。ビスタサイズのタテ:ヨコ標準比率が1対1・85、ワイドになると対2・35ですから、約3割画面が横に広くなるわけです。画面が大きくなって特に苦労したというような点はありませんが、セルの大きさ、レンズなどのことを考えると、スタンダードサイズのほうが、セルが小さいぶんらくだといえます。とにかく、いつものことですが、いちばん苦労するところは透過光ですね。透過光はセル撮影時に合成していくので、最後の1枚にNGが出ると、そのカット全部を撮り直しということになりますからね。今回、時間をかけた透過光は、人工都市がゆらゆらとカゲロウのように光る部分とか、重核子爆弾の噴射エネルギー。これはカメラワークと重なったものだったので、光がズレないようにするのがたいへんでした。あとは、ニセ地球が爆発したあとに出てくるホネ地球(デザリアム星)ですね。これは見ていただければわかると思いますけど、こまかい光点が、めいっぱいついているのでかなり苦労しました。
