1978
August
Animage [pg. 33]

Comments:
- Takaji Matsudo: [原作は…。「家なき子」と同じマローで「家なき少女」という原題です。この原題をつけなかったのは他局の「家なき子」と区別したかったからです。作品の性格も「家なき子」の暗に対して明という違いもあるし、17話までの旅シーンは全くのオリジナルという意味も含んでいます。苦労したところは旅のエピソードを作るのに四苦八苦。]
September
Animage [pg. 51]

Interviews:
Hiromi Tsuru:
Q: んー役づくりにあたっての苦労を
A: 私は、アニメの仕事ははじめてなんです。そこで、ペリーヌは私の性格と全然ちがうので、とても苦労しました。大げさにいえば、自分の性格からかえていかなければならないと思いましたし、ペリーヌの明るさを見習わなければいけないとも思いました。最近になってやっと板についてきた感じです。
Q: 原作は読まれたんですか
A: この仕事が決まって、すぐ読みました。原作はお母さんが死ぬところから始まるんですが、このアニメのオリジナルにあるように、旅のシーンはどうなっているのかなって思いました。だからテレビのように、子どもたちに、旅のエピソードを見せるのっていいなと思います。
Q: 裏話をひとつ
A: アテレコのとき、夜遅くまでぎっちりつまっているので、みなさんおなかがすくんです。それで、クーっていう音の大合唱!!! とてもよく聞こえるんです笑。そうすると、本番中なのに笑い出しそうになっちゃって…。それからマルセルの岡村さんが、カタカナに弱くって土地の名前が別の名前になったりするんです。そうすると、もう、とてもガマンできなくって笑っちゃうんです。私すごい笑い上戸なの。
Michiyo Sakurai:
Q: 作画上の苦労を
A: スタッフが決まったのが非常に遅くてギリギリだったものですから、いままでのように海外へ資料の取材にいくひまがなくて、その点が非常に苦労しました。
Q: いままでの作品とペリーヌを作画的に変えようとした点などは
A: 作品が作品なので、変えようにも変えようがなくって……。苦労しています(笑)。
Q: ペリーヌで気を配っている点は
A: ペリーヌの女らしさをだすのに、その表情とか、しぐさとかに自然にあらわれてくるように作画することです。
Q: それ以外では
A: 演出上の問題にもなると思うんですが、同じペリーヌの顔の色なんかでも、カンカン照りから日陰に入ったとき、また夜のシーンなんかでは、暑いとか涼しそうだとか、その感じをだすように色を工夫しなくてはいけないので、その点なんかもとても苦労します。
Takeo Watanabe:
Q: 音楽を担当されたきっかけは
A: 私が幼児むけのアニメを手がけたのは「巨人の星」「アタック1」とかのいわゆるスポ根ものが始まりですが、その後、怪獣ブームになりまして、それはどうも私の性分にあわないので、一時遠ざかっていたところに「アルプスの少女ハイジ」をやらないかという話がでましてよしということで熱を入れて作ったんです。それがきっかけで、一連のカルピス劇場の音楽を作ることになったわけです。それに私は、一連のこの番組が好きで、私の仕事の頂点におきたいと考えているんです。
Q: 曲作りにあたってのお考えを
A: この番組を担当してからずっと通している考え方なんですが、子どもたちに流行に左右されない音楽というのを、映像にあわせて聴いてもらいたいと思っているんです。あまり今様の感じのみを前面に押し出すのではなく、素直で、オーソドックスな音楽を作るよう心がけています。
Q: 特殊な楽器はなにか使いましたか
A: ポジティスオルガンといって、日本に一台ぐらいしかない楽器を、素朴な人間の心とか、ふっと楽しさを覚える時などを表現するのに使いました。
