Masami Suda

1980

February

Interview [for Toward the Terra, Animage]:

(須田氏の主な作品にはガッチャ ガ・キーン、スタージ ジャン・バルジャンなどが SFを得意とするが、 などのメルヘンも好きだそうだ)

Q.『地球へ…』のキャラについて。

Suda.「キャラはほとんど原作のとおり。た だ、雑誌の絵は、コマの制限のためだ と思うが、寸法が少しちぢんでいる感 じがする。アニメの場合は比率をピッ チリ決めなければなりません。キャラ の色? 背景にとけ込むような自然な 色をつかいたいという恩地監督の意向 で、原色はほとんどありません」

Q. 作画、レイアウトでもっとも特徴的なことは?

Suda.「一口でいえば実写的ということ。人 間、室内の物などの位置・距離・高さ・ 光と影などの計算を綿密におこなう。 つまり、50メートルを4~5歩でいっ てしまうようなデフォルメはない。物 の影なども注意し、カメラ位置の移動 ともなう微妙な変化も追う。それと、 この作品は、2時間10分ですが、30力 ットしかない。それだけーカットが長 て、いかに芝居をさせるかという勝負。 バーンしてトラックアップしてまたパ してというように、キャラがリア ルな重みをもって動いていきます」

Comment [for Toward the Terra, The Anime]:

竹宮恵子さんのスケッチをもとに、みごとに原作通りのキャラを描き出した須田さんは、竜の子プロで「ガッチャマン」などを担当したこともあるベテランです。「恩地監督は、実写なみのライティング(影のつけ方)をしているので光と影のコントラストの出し方が、作画の腕の見せどころですね。また構図も独特で、人間の目の位置を中心にしたカメラアングルというのはアニメではめずらしいもので、自然な画像を作り出す試みですね。ちょっと難しいのは、超能力を絵で見せるのにはどうやったら良いかっていうことで、アイデアを絞ってます」

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