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pg. 6-13: Patalliro!



pg. 14-17: Fang of the Sun Dougram, Combat Mecha Xabungle


pg. 18-21: God Mars, Galaxy Cyclone Braiger


pg. 22-23: Little Pollon, Don Dracula

この春から登場した『ドン・ドラキュラ』のチョコラと、『おちゃ神物語コロコロポロン』のポロン。ロリコン・ファンが待ちに待った美少女キャラクターの本命同士の登場だ。まずはその容姿を比べてみよう。
チョコラは、手塚治虫氏の描く女の子キャラの中でも特にかわいいと評判のキャラクター。卵形の顔に、神秘的なパープルの大きな瞳。吸血鬼の娘という設定が、神秘性と憂いを与えている。長いまつ毛、ブルーの髪、ミニスカートに黒マントという、クールかつキュートなスタイルだ。
一方のポロンは、吾妻ひでお氏が描く典型的な美少女。まるくふっくらとした顔、いたずらっぽい目、明るく元気いっぱいの表情。半人前の“おちゃ神”という設定そのままに、ふわっと膨らんだブロンドヘアとドレスが特徴。まさに「コロコロ」という形容がぴったりの可愛らしさだ。
チョコラは細身で大人びた美人タイプ。ポロンは幼さと丸みを残した愛くるしいタイプ。どちらが好みかは完全に見る人の趣味次第だ。
容姿だけでなく、性格も見逃せない。
チョコラは、ドジな父・ドラキュラ伯を子どもながらも支える、古き良きタイプの少女。吸血鬼としての宿命を背負い、秘密を抱えて暮らしている。年頃の少女らしく恋心を抱くこともあるが、自分の秘密は明かせない。「人並み」に昼間デートを夢見て、紫外線防止コートや日焼け止めで挑むが、灰になってしまう――そんな切なさを秘めた少女だ。
一方ポロンは、完全なるいたずらっ子。良いことも悪いことも関係なしに、神々の社会を混乱させる。父アポロンの馬車を無断で暴走させたり、ポセイドンを利用して力を得たり…。しかし悪気はまったくなく、ただただ天真爛漫。欠点すら可愛さに変えてしまうのがポロンの魅力だ。
チョコラは落ち着きと安心感のあるタイプ。ポロンは刺激と退屈しない楽しさを与えるタイプ。恋人にするなら…ポロンは疲れるが退屈しない、チョコラは安心できるが刺激は少なめ。まさに“動”のポロンと“静”のチョコラだ。
美少女の魅力を引き立てるには、その周辺環境も重要だ。
ポロンの周囲には、ドジでマヌケでヒステリックな神々が集う。父アポロンも典型的な親バカで、いたずらをされても許してしまう。こうした陽性の環境が、ポロンの明るく伸びやかな性格を育てている。
一方チョコラは、吸血鬼という社会的に迫害される存在の中で生きている。父・ドラキュラ伯もポロンの父同様に親バカだが、迫害を受ける環境ゆえ、チョコラは父を守るしっかり者に育っている。
ポロンは常に主役として自分を押し出す。チョコラは主役の父を支える立場を自然に選んでいる。この違いも二人の魅力のコントラストを際立たせている。
pg. 24-25: Dr. Slump Arale-chan, Urusei Yatsura


pg. 26-27: Taiyou no Ko Esteban, Son Gokuu Silk Road wo Tobu!!, Andromeda Stories, Tonde mon Pe, Acrobunch



東映動画で制作中の『アンドロメダ・ストーリーズ』の、キャラクター設定が一部決定した。ここに載せたのは、本誌3月号でお知らせした竹宮恵子氏のキャラクター原案を、作画監督の清山滋崇氏がクリーンナップしたもの。この作品は、恒例の24時間テレビ 愛は地球を救う’82”でスペシャルとして放映される。アラビアン・ナイト風のきらびやかなコスチュームをまとったキャラクターたちが、広大な宇宙を舞台に繰り広げる宇宙叙事詩に期待したいところだ。なお、全編が一~三部構成となっており、一部は美女イル編、二部は王子ジムサ編、三部は光瀬龍氏による原作に先行したストーリーで制作されることになっている。
TVスペシャルといえば「日生ファミリースペシャル」というくらい多くの作品を発表してきた同番組が、6月17日に放映するのが前号でもお知らせした『孫悟空シルクロードを行く!!!』だ。NHKの『シルクロード』からの実写と、東京ムービーの描くアニメをからませて、さらに映画のパロディーやら歌やと何ともにぎやかで楽しいお話になりそう。原作の『西遊記』に登場する孫悟空、三蔵法師、猪八戒、沙悟浄はもちろん、オリジナルキャラクターの不思議童子も加えてシルクロードを西へ西へ。時代は7世紀前半、中国は唐の都長安から、ひとりの僧が西をめざして旅立っていった、玄葉というこの僧こそ、これから7年の後、インドから多くの経文を持ち帰り、三蔵法師と呼ばれるようになるこの物語の主人公である。(三蔵というのは、尊敬される僧につけられる称号) さて、この三蔵法師、途中で道づれをつくる。それが石猿、暴れ者の孫悟空だ。このふたり―いや、ひとりと一匹、さまざまな困難を切り抜けていくうちに、例の八戒、悟浄のふたりも供にする。そんなこんなのエピソードの中には、現代社会への皮肉やパロディーもチラリホラリ。なかなかメルヘンとはいかないようだ。それは、ラスト近くのクライマックスで、さらにドッキリさせられる。というのはまあ、それは見てのお楽しみとしておこう。
服飾デザイナーを夢みるもんちゃんは、ただ今15歳。御主人は小説家、奥様はブティックを経営しているデザイナーという家に、お手伝いさんとしてやってきた。そしてこの家には、ペーちゃんという名前のかわいい赤ちゃんがいたのだが、ぬわぁ〜んとこの赤ちゃん、実は超能力者だったのだ! この、おかしなおかしな一家とやっぱり変な犬のハズカシーヌ、ひよこ、お隣の鎌田さんなどが繰り広げる、とってもおかしな話なのだ。
『魔境伝説アクロバンチ』は、また一風変わった設定のロボットアニメ。タツヤ蘭堂一家ジュン、リュウ、レイカ、ミキ、ヒロたちは、地球の運命を決するといわれる大秘宝クワスチカの謎を求め冒険の旅に出る。しかし、彼らの前に立ちふさがる地底のゴブリン結社! 家そして秘境の冒険といった設定の中に登場するロボット、アクロバンチは、本来はキャンピング用のメカニックといったところ。このへんの設定もちょっとひねってあって面白い。敵側のキャラクターもテーロスをはじめとして、ブルゾム、アガイル、グロイ、そして美女シーラとひとくせもふたくせもありそうなキャラクターたちだ。彼らゴブリンとは何者なのか、そして、なぜ蘭堂一家の邪魔をするのかといったところが、クワスチカの秘宝につながる大きな流れだ。そして、最大の見どころは、あの金田伊功氏の作画というメカアクション。今、注目のロボットアニメが始まろうとしている!!
pg. 28-31: Voice Actor Free Time: Toshio Furukawa

pg. 32-33: Reader’s Choice: Top 10 Romantic Characters

pg. 34-35: Voice & Sound

pg. 36: Anime Journal

pg. 37: Animedia Salon

pg. 38-39: Maicching Machiko-sensei

pg. 42: Art Collection

pg. 43-57: Anime Eye

pg. 67-82: TV Anime CIty

Covered:
- Manga Kotowaja Jiten
- Dash! Kappei
- Ojamanga Yamada-kun
- Lucy-May of the Southern Rainbow
- Superbook
- Game Center Arashi
- Tsurikichi Sanpei
- Asari-chan
- Ikkyū-san
- Don Dracula
- Galaxy Cyclone Braiger
- Kaibutsu-kun
- Belle & Sebastian
- Kikou Kantai Dairugger XV
- Acrobunch
- Dr. Slump Arale-chan
- Urusei Yatsura
- Magical Princess Minky Momo
- Patalliro!
- Manga Mitokoumon
- Miss Machiko
- God Mars
- Fang of the Sun Dougram
- Doraemon
- Jarinko Chie
- Manga Hajimete Monogatari
- Combat Mecha Xabungle
- Honey Honey no Suteki na Bouken
- Ippatsuman
- Ohayou! Spank
- Manga Nippon Mukashibanashi
- Ninja Hattori-kun
- Hokahoka Kazouku
- Kirin Ashita no Calendar
pg. 86-87: Anime Genesis: Tsuchida Productions

pg. 89-95: Mechanic Feature: “CAR”

pg. 98-103: Anime Theater #7 – Cyborg 009 Episode #20

pg. 105-111: Arcadia of My Youth

pg. 112-113: Space Adventure Cobra

pg. 114-115: Lady and the Tramp, Cinderella, Dr. Slump, Unico 2




pg. 116-119: TV Memorial – Space Runaway Ideon



