February
Animage [pg. 59]

Comments:
Ippei Kuri: 「いや、それはたいへんな誤解。ファンのみなさんのためにも、この際ハッキリさせておこう。このネーミングにはたしかにわれわれスタッフのある種の“思い入れ”がふくまれているが、それはアイデアがヤットデタからというのではない。これまで、ギャグ面、キャラづくり、アニメ技法など、多の実験を試みてきたがその集大成、決定版というものがヤットデタということなんです。」
Nobumasa Matayoshi: 「いままでの手法に新しいアイデアをもりこみ、よりパワーアップさせてゆく。ただ、集大成といっても“なかじめ”でぼくらは『サザエさん』くらいの長寿化をねらっている。」
Hiroshi Sasagawa: 「このシリーズの魅力はなんといってもギャグのおもしろさ。今回もスタッフの知恵をしぼってギャグまくります。まず、設定の奇抜さでハッとさせ、生活ギャグ、絵で見るパロディ、キャラのかけ合い漫才、ナンセンスをカットに散りばめ、グッとさせる。ハッとしてグッ―このアップテンポなギャグに今年もみなさんはズッコケる。」
Takao Koyama: 「今回は細部でずいぶんと新しいパターンを用意してありますよ。ロボットの闘いを野球などゲーム形式にしたり、悪役たちにポリグラメットを被せて、ウソや恐怖などをカラーランプで知らせたり…。でも、全体のイメージは変わらない、というより変えてない。なんたってボクのこのシリーズで、狙いは偉大なるマンネリズムの確立〟だから。」
