Tiger Mask II

1981

March

Animage [pg. 58]

Takeshi Tamiya:

昭和44年10月〜4年9月まで放映され、大人気を博した「タイガーマスク」がふたたび……ではない。主人公は伊達直人に変わって、かつて直人が援助していた施設の子のひとり、亜久竜夫が登場。竜夫は当時、直人にあこがれており、大きくなってみずから“虎の穴”の地獄の特訓を志願、プロレスラーとなって日本にもどってきた、という設定。「I世」の原作も梶原一騎、去年8月から「少年ポピー」(少年画報社)に連載され人気となっている。「まず、アニメでは絶対に必要で、原作には出てこない、素顔のタイガーマスクを梶原先生と打ち合わせた」とは、田宮プロデューサー。ちなみに、田宮氏は「タイガーマスク」ではチーフ・ディレクターだった。素顔は、東京・六本木にある、とあるスポーツ新聞の記者。タイガーマスクの取材にいけといわれて困るなど、話の盛り上げをはかっている。この“素顔”部分は話のほど。残りはもちろん壮烈な闘いだ。全世界のプロスポーツの興行を一手に握ろうとする「宇宙プロレス連盟」が日本にも上陸。そのとき竜夫は“虎の穴”を出て日本に帰国。完全と悪の組織に、必殺技・タイガー・スーパー・フィニッシュで対抗していく。現在、この必殺技については原作者・梶原氏に依頼中とのこと。「前作が影のある主人公なら、今回は明るい。ただ、子どもとのつながり部分は極めて重要なので、少年野球チームのコーチをしたりする。ファンから、イメージがこわれるから新作は作ってほしくないという手紙をもらいましたが、いまの子にとっては新たな出会い。われわれも、まったく新しいものを作る気持ちでスタートします」(田宮氏)

May

Animage [pg. 70-71]

Animage [pg. 34-35]

June

Animage [pg. 46-47]

July

Animedia [pg. 150-151]













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