Sengoku Majin GoShogun

1982

January

My Anime [pg. 30-32]

Let’s Go ショーグン
「ゴーショーグン」ファンのみんな! 元気かな? 早速のお手紙、たくさんありがとさん!!! スペース拡張は、あなたの一通にかかっている! なんちゃって、では、今月も、よい子は元気に、Let’s GO ショーグン!!! まず、一通目は、福島市の多田尚美さんから。「この間の〈グッドサンダー危機一髪〉は、面白かった♡ ブンドルとレミーがくっついてほしい、なんて思ってるのは私だけかしら。ホント、この回は久しぶりにおなかをかかえて笑ってしまった。ゴーショーグン・チームの三人組もヨイけど、ブンドル、カットナル、ケルナグールの悪玉三人組のマンザイが最高あの三人が予告編やってくれないのかしら。ブンドルはもちろん大好き。けれど、カットナルもカワイイ身上書に載ってた”お母さんは美しい”ってセリフ、とっても気になってます。ぜひ、TVに登場させて!!!」は~い。尚美さん、お手紙アリガトサマ。カットナルさんのお母様、第2話でお姿を現しましたね。いかがでした? ところで、悪玉三人組の掛け合い予告編、しっかりと作ってくれた方がいますよ~~~!!! では2通目、東京都の小林勝英君のお手紙から。「最終回の予告編は、なんとしてもドクーガ三将軍にやってほしい。カットナル『ワシはもう予告などやらんといったハズだ』 ケルナグール『ガハハ、最終回をキメるのは、ワシしかおらん。カットナル、いやならやめておけ』カットナル 「いや、別にどうしてもいやというわけではない』ケルナグール 「やせがまんをしおつて、大体お前はな』カットナル 「時間がないぞ。次回最終回!』ケルナグール「抜けがけは許さん!』二人 『戦国魔人ゴーショーグン、×××キマツた。ワハハ…ん? ブンドル、お前いたのか、まだ時間はあるぞ、ほとら一言』ブンドル『…美しい』ワハハッ、こんなのも楽しいと思ってつい書いてしまった。Let’s GO ショーグン、ガンバレ!!」ありがとう!!! ではまた来月- シーユーアゲイン!!


R-A-ODYSSEY 戦いの中で······ 6
ビムラーによって一本筋を通した「ゴーショーグン」。ビツグソウル、生命あるもののソウル、海や風、大自然のソウル。ソウルのイメージも”と話せた人々”が良い例となって、実によく伝わったと思う。しかしやはり、半年の間この番組をささえてきたのは、ブンドルを筆頭にしたキャラクターの強力な個性の魅力であろう。最初から最後まで、個々のキャラクター像を明らかにしようとした努力は、大いに報われたと思うのだ。中盤以降、各々のキャラは完全独り歩きを始めたようである。キャラクター表現の確かさも、この作品の評価されるべきところだが、そういったキャラたちが、実は、個々別々の理由で “戦い” に加わっているという点が、まさに「ゴーショーグン」の真価であろう。結果としては協同で戦う。けれど、動機まで同じなわけがない。結局、人間は一人なのだよ。現代西洋的なサバケた個人主義を、一つの立場として作品の中に確立しているからすごい。さらに、こういった表現をしておきながら、一方の極で〝ソウルの触れ合い”を見せてしまうのだから大したもの。ロボットの存在については、〝戦い”そのものへの意識に注意が集まり、手段としてのゴーショーグンは、適当に納得されている。メカとしてのカッコ良さや派手さも十分で、ファンともなれば、進んでその存在を肯定してしまうだろう。なんといっても、ロボットがなあるのか?と思った瞬間、〝美しい・・・・・・”と聞いてしまうと、そこで、思考停止がおこるわけですな、実際……。戦いに限らず、キャラクターたちは、てんでバラバラに行動する。これも、「ゴーショーグン」ならではのこと。本来、人間とはそういうものだが、アニメの中で、しかも、かな陽性にそれを表現できたのだから、これは評価の値十分。見て、無条件に楽しめるアニメーこの賛辞が似合う作品なのである。

Monthly Comments and Q&As

1982:

Animage:

  • January: ’81年は葦プロにとってまさに『バルディオス』に明け『バルディオス』で終わろうとしています。あの衝撃の放送打ち切りが正月なら、12月は華々しい劇場公開。このめまぐるしい変遷は、なんとも現代風ではあるようです。地底のモグラがいきなり陽光を浴び、恥をかくまいと必死にあがいての努力は、アニメ界でも話題を呼んだものと思います。手前みそになりますが『バルディオス』劇場用映画にかけたスタッフの情熱は、できばえからいっても打ち切り番組から劇場映画に出世 (?) したほかの作品とくらべて決して劣るものではないと、スタッフともども自負しています。ファンのみなさまからのご声援もわれわれを大いに勇気づけ、はげましてくれました。スタッフにかわってここでお礼申し上げたいと思います。12月19日に上映の画面でもう1度『バルディオス』はよみがえります。ご期待ください。(Yoshiaki Aihara)

The Anime:

  • January:
    Q: 「ゴーショーグン」のテーマソングを歌っている藤井健さんのプロフィールをご紹介ください。東京都武蔵野市 浦山富太(15歳)
    A: 藤井健は本名です。ニックネームはどことなくサルに似ている(所属事務所の方がそういってました)ところから〝サルの惑星〟。生まれは千葉県の市川市、現在もこちらから仕事に通われているとのこと。2年7月14日の生まれ。歌の道に進まれたのは大学(早稲田大学法学部)のときグリークラブに所属していたことがキッカケになり、現在カルテットを組んでいるメンバーも実はこのときの仲間だそうです。グループ名は「ザ・ブレッスン・フォー」。「題名のない音楽会」(TV朝日)などに出ている本格的なコーラスグループです。(メイト音楽出版)

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