My Anime #18 (September 1982)

pg. 7-29: Combat Mecha Xabungle

pg. 30-35: Crusher Joe

pg. 36-40: Final Yamato

1年がかりで、やっとシナリオが書き上がった。伝え聞くところによると、一つのセリフを1か月かけて熟考したこともあるそうだ。ラストシーンに、まだ時間をかけて練る部分もあるそうだが、それ以外は出来上がっている。第1作目の上に立って、「さら宇宙戦艦ヤマト」があり、それはそれで、一つの「ヤマト」の結末であったが、「完結編」では「ヤマト」10年の総決算ということと、もう一つの「ヤマト」のエンドの在り方を見せてくれるはずだ。「原点にもどって作り直すつもりで製作する」と西崎氏がいうように、「完結編」と第1作目の「ヤマト」とは、ストーリー展開の上でも関わりが深い。デスラーの有り様ということを除けば、第1作目のテレビシリーズの2本を見たまま継続して「完結編」を見ても、通じるように作ってあるという。今年9月には、全国主要都市圏で、第1作目のTVシリーズ再放送する予定だ。それというのも、「ヤマト」のもう一つの結末を作った映画であるという観点から「完結編」を見るためには、第1作目をよく知っていたほうがよいとの配慮からだ。ともあれ「完結編」のシナリオはできた。少しでも「完結編」のイメージをつかんでもらうために、シナリオから抜き出したシーンを、作画監督の宇田川一彦氏にイメージしてもらい、ラストを描き下ろしていただいたので紹介しよう。もちろん映画と同じシーンとは限らないので、そのつもりで見ていただきたい。

Comments from Yoshinobu Nishizaki:

《苦しみぬいて書いた凝縮された「ヤマト」》

完結編のシナリオには、「ヤマト」の原点がもつ良さと、様々な可能性を考えたもののすべてを入れ込んだつもりです。しかし、2時間半という映画の枠の中で、やはり、「すべてを表現しきれたのだろうか? これですべてだったんだろうか?」ということに関しては(映画の製作が)終わってみないとわからないという不安があります。昭和49年に、「ヤマト」の第1作目の2本を作った時も、本当に辛かったけれど、今回の「完結編」ほど辛い思いはしてなかったように思います。本当に、これほど辛い思いをした脚本はないです。苦難の連続でしたが、それでもまだ、書き変えようと思っています。悲壮感をもって終わるシーンと叙情性みたいなものと、それからすごくかっこいい”ヤマト”ということなどを考えた時、最後の帰結を考えて、すごく苦労しました。”ヤマト”がやられるとか、故障するとかという部分のリアリズムというのは描ききれたと思いますが、ある部分、大ぼらを吹いていた”ヤマト”というのがあって、そこのところを私が書きました。波動砲とか、”ヤマト”のかっこよさというものを、全部使って書いたつもりなのですが、「はたしてどうだったのかな?」ということを考えたときに、はっきりとした意図で書き上げて、これでいいんだと思いつつもいわゆる”不安”にさいなまれます。

《捨て切れなかった過去の名場面》

(いままでの)作品の中の、名場面的なものや心情的なもの、そういった良い部分というのは、ワンパターンの繰り返しといわれても臆面もなく、あえて入れました。”作家”というのは往々にして、1度やったことは2度とやらない、というふうになりがちです。それはマニアックに見ていくんだったら別ですけど、私は”ヤマト”の持つ”におい”を大事にしたいのです。ことに、地球をバックにしながら月、火星、木星、土星・・・と、各惑星を通過していく“ヤマト”に「真っ赤なスカーフ」の音楽がかぶるというようなシーンで、快進撃していく”ヤマト”も、ときには悲壮にという、あの叙情性は捨てられないのです。そういう意味で、「宇宙は海であり、〝ヤマト”は船である」という部分は、ことさらに神経を使っていた部分です。だから「完結編」でかつてあったようなシーンと同じようなシーンがあっても、いいものを残した、と理解していただきたいのです。<くすみずみにまで行き渡ったメッセージ>

第1作目にしか登場していない、島の弟の次郎が登場します。次郎が登場する一番大きい意味は、ある重要なエピソードの伏線になっているわけですが、同時に肉親のつながりというものを出していきたかったという意味あいもあるのです。古代進と森雪の姿が、親を越えていく子供あるいは次の世代の大人ということを、はっきり表現しますが、古代と雪だけでなく、島と次郎の関係などにも表現したわけです。”ヤマト”のクルーの肉親が、肖像などで登場したりもします。親子や兄弟の関係は、己の幸せは、己の力で勝ち取るという、前向きなものです。それプラス、オプティミズム(楽観主義)のような要素。それから”ヤマト”の思想の原点には、常にトータルした愛というものがあるわけですが、いまさら言葉に出して言うのではなく、具体的な形で、親子の絆とか兄弟愛とかを随所にちりばめていきたいということで、次郎などを登場させるわけです。

《悪の中でもう1つの成長ドラマがある》

人間が生きていく中に、100%完成された人物というのはいないと、私は考えています。長所もあり欠点もある。そういう中で人間のもっている悪い部分をとくに象徴的に性格づけをしたのがディンギルという国家と、利己的、自己中心的にしかものを考えないルガールの思想です。今まで大敵をいろいろと描いてきましたが、例えば白色彗星のズオーダーのようないやらしさを描いてはいても、本質的な個人主義と利己主義の違いのような部分は、あまり描いてはいませんでした。今回は人間の持っている善と悪の部分を、かなり明確に剥き出したと言ってもいいと思います。ディンギルの行為の中には、地球上で起こりそうなこと、人間のやりそうなことの悪の部分を描いています。「我々の前に立つものはすべて滅びるべきだ」というものの考え方をするルガールは、目的を達成するためには、例え味方でも、肉親でも犠牲にする。それにも動じず、飽くなき征服欲を持ち続ける。党といえどもなかなかできることじゃないという”悪”を徹底的に描いています。そして、その”悪”にも“善”と同じく、親子兄弟はあるわけです。どんな教育をするかということは非常に大切です。それを過ぎて、ある環境の中で育った人間に形成される人格というものは、ほとんどが10代半ばで決定してしまいます。”悪くなる”のは“血”のせいもあると言われてますが、こういう部分での、環境と思想というのも非常に大切なものであるという考え方を、敵側の子供が成長していく中で描きたいと思っています。

pg. 41-43: Arcadia of My Youth – Endless Orbit SSX

pg. 44: SDF Macross

pg. 45: Space Adventure Cobra

pg. 46: Captain, Tokimeki Tonight, Ninjaman Ippei

pg. 47: Hitotsuboshi-ke no Ultra Baasan, Cybot Robocchi, Sasuga no Sarutobi, Manga Nihonshi

pg. 48-49: Various series

pg. 50: Juugo Shounen Hyouryuuki, Various

pg. 51: Harmagedon, Urusei Yatsura, Technopolice 21C

pg. 52: Tron

pg. 54-57: Fang of the Sun Dougram

pg. 58-61: God Mars

pg. 62-63: Galactic Gale Baxingar

pg. 64-65: Dr. Slump

pg. 66-69: Acrobunch

pg. 71-73: Magical Princess Minky Momo

pg. 74-77: Space Runaway Ideon

pg. 81-84: Arcadia of My Youth

pg. 85-87: Earth Story

pg. 88-89: Kami Densetsu Sadamoebius

pg. 90-91: JUN

pg. 92-93: Anime Model Lecture

pg. 95-105 Andromeda Stories

pg. 106-109: Information Party

ホヨヨ! 瀬戸内海に出現したアラレち ゃんのゲンゴロウ島”をレポート!!

■うほほ~~~い!か っくいいーゲンゴロウ 島が出現したよ。瀬戸 内海にある絵の島” (広島県)を、アラレ ちゃん一色の夢の島に 大改造!!!! さまざまな ユーモアがまき散らさ れた楽しい島ができ上 がったんだ。 わたしがこのゲンゴ ロウ島に足を踏み入れ たのは、劇場映画「ド クタースランプ」の公 開記念のツアーで、開 村式のあった7月1日。 あいにくの土砂降りの 雨でしたが、楽しかっ た島と船(さんふらわ あの思い出を、写真 で紹介しましょう。

人気テレビアニメ「太陽の子エステバン」が、ミュージカルになった!さあ、キミも豊島園へ!

太陽を呼ぶ不思議な男の子 エステバンの活躍で人気急上 昇中のアニメ「太陽の子エス テバン」が、ミュージカルに なって上演中!8月31日ま で毎日上演しているので、夏 休みまっ盛りの今、キミたち もぜひ見に行こう。 場所は、豊島園遊園地の野 外ステージ。東京・池袋から 西武池袋線の「豊島園行き」 に乗り、終点、豊島園駅で 下りると目の前にある広大 な遊園地が豊島園遊園地で ある。上演は、平日が17時 30分と1時からの2回、土・ 日曜日は17時30分からのー 回で、時間は一時間半弱。 スト ーリー は、エ ステバ ンが謎 の黄金 都市を 求めて 船出し、 知りあ った少女シアや少年タオた ちとともに旅を続け、黄金 を狙うピサロたちに追われ ながらも、黄金都市に関す る手がかりを、次々とつか んでゆく……………。 エステバン たちが黄金都市を見つけた かどうかは、ぜひ、キミた ちの目で確かめてネ。

エステバン原画展

現在、NHK総合テレビで 絶賛放映中の人気アニメ「太 陽の子エステバン」の原画展 が、夏休み早々に開かれた。 7月21日から8月8日まで、 東京・渋谷にあるNHKの見 学者コースの 一環として催 されたもので、 原画、セル、 動画、キャラ クター商品な ど、50点以上 も展示され、 見学者を楽し ませてくれた。

劇団櫂が別役実作品に挑戦!中田浩二演出の「カンガルー」は大好評!!!

去る7月5・6・7日の 3日間、東京・渋谷にある ファン・ジァンにて、劇団 櫂が「カンガルー」(作/別 役実、演出/中田浩二) 上演。別役実独特のブラッ ク・ユーモアと、不条理な 世界を、中田浩二、兼本新 吾、西村知道等がみごとに 演じ、連日立ち見が出るほ どの好評を博した。

グループえとせとらがミュージカルを上演! 佐々木功は、作、演出、そして出演!!

グループえとせとらの第 2回公演「地下道のメロデ ィー」が、去る7月16・17 ・18日の3日間、東京・文 京区の三百人劇場にて行わ れた。出演は、佐々木功、 峰恵研、津島隆文、水木一 郎等の面々で、見ごたえの あるミュージカルだった。

劇場映画「1000年女王」の大ヒットを祝し、東京・新宿のディスコで慰労パーティー。 一大ヒットを記録した劇場 映画版「1000年女王」。 その関係者たちの労をねぎ らう慰労パーティーが、去 7月23日、東京・新宿に あるディスコ、ツバキハウ スで行われた。関係者が一 堂に会し、もりだくさんの 趣向をこらしたにぎやかな パーティーであった。

日本アニメーション恒例の「慰労ビール・パーティー」。今年も、多摩スタジオで大フィーバー!!

去る7月17日、日本アニメーショ ンの多摩スタジオにて、毎年恒例と なった「慰労ビール・パーティー」 を行いました。パーティーで は、スタッフ一同がご近所の 迷惑も省みず、おでん屋、 たこ焼き屋等の模擬店を 開きまして、真夏の夜の 夢のごとく、狂い咲きしたしだい。 あいにくの雨もようではありま したが、野沢雅子さん、宮内幸平 氏等、おおぜいの声優の方々、録 音関係の方々にも来て いただき、夜の10時ま で老いも若きも 大フィー バー!!! (レポー by 日本アニメ 高浦永子)

からのお知らせ ●資料室では、8月の毎週月曜 日(予定)に16ミリ上映会を行 います。また、各商品の特価セ ールも8月中に行います。 ●資料集5冊セットは、好評に より8月末日まで期限延長。価 格/5000円(会員4000 円)、送料/700円。 「ニューファミリーカレン ダー」販売開始!!

「マンガ王国」が、アニメのイラストを大募集中!! キミもチャレンジしては!?

本誌7月号で報じた漫画集団結成50周年記念の 「マンガ王国」(長野県白馬村で、8月24日まで開 国)が、イラストを募集しているゾ!テーマは 自由で、キミのお気に入りのアニメキャラクター やアイドル・スターの似顔絵等、得意なモノをは がきの裏に描いてドンドン応募しよう!!!! 応募作品の中から、最優秀賞(賞金10万円)、優 秀賞の金賞(賞金5万円)と銀賞(賞金3万円) がそれぞれ1名ずつ選ばれる。また、その他10名 に、ヤングに大人気のショルダーバッグ「ヤンタ ンバッグ」(毎日放送特製)がプレゼントされる。 発表は、「マンガ王国」の閉国日である8月24日 に、ラジオ番組「ヤングタウン」(毎日放送で、1 時から13時まで放送)にて行われる。応募された 作品は、返却はされ ないが、「マンガ王国」 にある”ひる寝図書 館”に展示される。 送り先は左記へ 〒530大阪府大阪市北 区堂島1-6-1 毎日放送ラジオ営業 部「マンガ王国」係 ●しめきりは8月15 日(当日消印有効)。

今年も大盛況だった「マンガ博覧会」。マンガに負けずにアニメも大人気

「マンガ博覧会’82」が、7月24日から8月8 日まで、東京・上野の森美術館にて開催された。 マンガに関する展示だけでなく、アニメ関係の コーナーもあり、マンガファンだけでなくアニ メファンも数多く詰め駆け、連日大入り満員。 中でも、コンピューター作動による1台のスラ イド映写機を 使いアニメフ ァンタジーを 見せるラジメ ランドに人気 が集中してい た。 仮面ライダー10号のネーミングが決定! その名は、仮面ライダーZX!!

本誌7月号でお知らせした「仮面ライダー 10号のネーミング募集」。仮面ライダー10号の 名前は「ZX」に決定した。 選考会は、去る7月12日に東映本社におい 石森章太郎先生(原作者)、平山亨氏(東映 ・プロデューサー)、阿部征司氏(東映・プロ デューサー)、石黒吉貞氏(東映芸能ビデオ・ 企画委員長)ら四氏の手によっておこなわれ た。「ZX」そのものの応募はなかったが、総 数8万6千5百通を超えた応募ハガキの中に それに類するものが2通あり、抽選の上、5 名に最優秀賞として賞金20万円ずつが贈られ ることになった。 最優秀賞は、 浅見和孝(埼玉 県)、岩崎豊次 (群馬県)、岡本浩 希(広島県)、蓮 本良幸(大阪府) 谷沢時男(埼玉 県)の5名。 ーヒーローが、 ここに誕生した のだ。

pg. 115-129: TV Radar

Covered:

  • Ninja Hattori-kun
  • Kirin Ashita no Calendar
  • Dash! Kappei
  • Ojamanga Yamada-kun
  • Lucy-May of the Southern Rainbow
  • Tondera House no Daibouken
  • Game Center Arashi
  • Asari-chan
  • The Kabocha Wine
  • Galactic Gale Baxingar
  • Kaibutsu-kun
  • Kikou Kantai Dairugger XV
  • Dr. Slump Arale-chan
  • Acrobunch
  • Urusei Yatsura
  • Magical Princess Minky Momo
  • Patarillo!
  • Miss Machiko
  • God Mars
  • Fang of the Sun Dougram
  • Doraemon
  • Jarinko Chie
  • Manga Hajimete Monogatari
  • Combat Mecha Xabungle
  • Little Pollon
  • Ippatsuman
  • Tonde Mon Pe
  • Manga Nippon Mukashibanashi
  • Anime Yasei no Sakebi
  • Hokahoka Kazouku

pg. 130: Horoscope

pg. 131-141: Queen 1313

pg. 142-143: Record Radar

pg. 150-165: MA Jockey

pg. 165-169: Haruka Takachiho/Kunio Okawara

pg. 170-171: Legend of Japanese Voice Actors – Toshio Furukawa

pg. 172-173: Anime World Information

pg. 174-178: Hideo Azuma

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