Manga Nippon Mukashi Banashi

1980

May

Animage [pg. 111]

Comments:

Mikio Nakata: えー、毎度ばかばかしいお笑いを一席。女ってぇのはまったく、しょうのない生きものですな。それも嫁と姑となると最悪。男から見りゃ、ばかばかしいの一言ですむようなことをごちゃごちゃやって平気の平左。嫁にとっちゃご主人さま、姑にとっちゃ息子だわなあ、その大切にしなきゃならねえ大黒柱のいねえのをいいことに、嫁と姑で、隠しておいた小豆と米でぼた餅をこさえ、二人でこっそり食っちまおうと話がまとまった。がつがつと食うわ食うわ、そりゃあきれるほど食いましたな。そのうち「おめえ、いくつ食った」「おら、まだ六つしか食わねえ」とあさましいことをいいだす始末。ばかばかしいのなんのって、もう見ちゃいられねえ、それでも見てえというご仁がいらっしゃるなら「まんが日本昔ばなし」4月12日放送予定、やすみ哲夫さん演出「蛙になったぼた餅」をごらんになるとよろしいかと思いやす。嫁と姑のばかばかしさで、ぼた餅もカエルになってしまうってわけで……。しかし、この嫁と姑など、翔んでる女とやらにくらべるとまだ愛敬のうちですな。なんだからって五輪大会に出られるもんでもなし、いってえなんなんでしょうな。翔んでる女にかぎって顔がひきつっちゃって、たぶんありゃ風当りが強いからでやんしょう。翔んだり、はねたりするのはカエルさんにおまかせしたらいかがなもんでしょうかな。おあとがよろしいようで。

Monthly Comments and Q&As

The Anime:

  • June ’82: Q: 聞くところによりますと、一般視聴者からたくさんの(番組の)題材が寄せられてくるということですが、それはどんな人が多いのですか。それから、実際に使うのはそれらのうち何%ぐらいなのでしょうか。以上おしえて。(東京都江東区 江藤早春・15歳)A: そうですね、なんといいましても一番多いのは、各市町村役場の観光課の人が寄せてくる場合ですネ。これはどちらかといいますと、興味というより仕事の部分が入っているんじゃないでしょうか。もちろん一般視聴者の方からもかなりの数寄せられますが、割合ということでは圧倒的に観光課の人からの応募がまさります。採用する割合は意外と高く6割は作品化しています。(Mitsuo Kobayashi)

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