Kazunori Itō

1982

October

Comment [for “Urusei Yatsura”, Animage]:

『うる星やつら』の脚本は〝見立 て”をして書いていくんです。た とえば「怪人赤マント」なら江戸 川乱歩ふうに「雨ふらし」の回な らばミステリータッチ「花輪先生」 の話は青春もののパロディに、 いうように。そういう芯になる部 分を作っておいて、原作をふくら ましていきます。やっぱり、あた るが積極的に動きまわる回は作り やすいですね。『うる星』の場合、 シリーズ構成 1クールごとに構成 会議をやって、原作 のエピソードの選択 をするんです。そのときの基準として、各 キャラクターの心理状態の変化をあるてい ど追いかけていこうと考えています。それ で、現在進行中のキャラのイメージとあわ なくなり、使えなくなったおもしろいエピ ソードもあるんです。 これから挑戦してみ たいのは、シリーズのなかにオリジナルの 脚本を入れてみたい、ということですね。

Monthly Comments & Q&As

Urusei Yatsura:

Animage:

  • December ’82: なぜか特別番組”がよく入る 時間わくなのですが、今月は毎週 ラムちゃんに会うことができます。 録音している人、録画している人、 テープの準備はだいじょうぶです か!? さて「恐怖のムシ歯WARS!」 は「ニャオンの恐怖」にひきつづ き、CDの押井氏が脚本を担当。 独特のセリフのやりとりにご注耳 ください。 「ザ・面堂兄妹!」には面堂の妹 了子が登場。この回はほとんど予 算を無視した超大作とのウワサも きかれ(ほんとけ?)後半、了子に 会うために面堂邸に潜入したあた ると面堂家私設軍隊とのアクショ ンシーンは必見のスグレモノでっ す! つづいて「階段にネコがおんね ん」と「タヌキは恩返しできるか !?」は、ちょっぴり人恋しくなる 初冬の夜にピッタリのメルヘン調。 ―なんだろうか・・・? ゲスト のこたつネコと子ダヌキ、それぞ れ作画、作監がイレー んで、とてもカーイク、 味のある絵になりまし た。あなたはこたつネ コ派か子ダヌキ派か? 見くらべてみるのもお もしろいでしょう。 現在「劇場版・うる 「星やつら」もシリーズ とともにフル回転! どちらも応援、よろ しくお願いします。

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