Jiro Saito

1981

November

Spotlight [“We’re Anime People”, My Anime]:


ボクはテレビっ子世代のアニメ人間!!

いわゆるテレビっ子世代ですから、子供のころ から子供番組を見て育ちましたね。とりたててア ニメが好きだということはなく、虫プロの作品や 「巨人の星」が記憶に残っている程度ですね。 浪人 時代に見た「岸辺のアルバム」には大感激しました。 それで、演出に興味と野望をいだいて横浜放送映 画専門学院に入学しました。そこでは、CMゼミ をとって、CFの演出ばかり考える日々を送って ました。好きなCMは、サントリーの中国編シリ ーズや、アカプルコなどかな……!? 別にアニメ のCMに気をつけて見ることはないけれど、ユー モアのある演出感覚が感じられる作品に会うとう れしいですね。 演出をやる手段としてアニメ界へ!!

今年の2月に日本アニメーションに入社しまし た。「フーセンのドラ太郎」の演出助手が初仕事で す。 アニメのファンというわけでもなかったし、 アニメの制作も知らないで入ってきたので、とに かく単純なミスも多かったですね。 使わないカッ トをリテークに出したり、ロパクのリテークを動 画に持っていかなきゃいけないのに、仕上げのほ うに持っていったりと、今でもあの恥ずかしい気 持ちがよみがえりますね。現在の「ふしぎな島の フローネ」にきたのが今年の7月です。 「ドラ太 郎」の時は動物が主人公だったから、「フローネ」 の人間ドラマには最初とまどったものです。それ に、アフレコに画面が間にあわず、線どり(セリ フを時間にあわせて画面を見ないで録音すること) も初体験で、毎日が勉強の日々ですね。これから、 「フローネ」には新たな漂流者が加わり、展開が複 雑になって、内容がより充実してくると思います。 演出の感覚をみがくために映画を観たい!!

ひまができれば映画を観たいですね。といって も、ほとんど泊まり込みのような日々だからなか なか行けないけれど、「エレファント・マン」「ブリキ の太鼓」「コンペティション」などが最近観た映画 です。音楽はリンダ・ロンシュタット、イーグル ス、ジャクソン・ブラウンかな。 夢は30秒のCFの演出だ!!

演出といっても、映画もあればテレビドラマも あるし、アニメもマンガに演出が加わったものと いう気がするので、何の演出でも、それなりに特性 を生かしてと思いますね。その中でとなると、学 生時代から30秒のCF作りが好きで、この短い時 間で完璧な演出をやってみたいとあこがれますね。

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