Gyakuten! Ippatsuman

1982

January

Animage [pg. 57]

この世に生まれて7年目、いまやワンパターンギャグアニメの元祖(?)といわれる“タイムボカンシリーズ”の新作である。シリーズを逆転ホームランの豪快さでリフレッシュする、その名も『逆転イッパツマン』。ファンから「またですかー」の声があがりそうな気配だが、プロデューサーの井上明氏は数々のグレードアップした新設定をひっさげて、みなさんにまた強力な笑いをおとどけすると自信たっぷり。「ロボットをはじめとしてなんでもリースする主人公たちの経営するタイムリース社と、悪人トリオのシャレコーベーリース社の企業の争いが話のベース。正体不明のスーパーヒーロー、イッパツマンは、年齢、体格をアップさせてまさにスーパーマンという感じ」(井上氏) 2月6日(土) 6時30分の放映開始にむけてスタッフの全力投球がつづけられている。

My Anime [pg. 92]

ついに7年目に突入したタツノコの”タイムボカンシリーズ。「ヤットデタマン」に代わり登場したのが「逆転イッパツマン」だ!!! 6年余、一貫して通してきたギャグ路線を崩すことなく、スーパーヒーローの創造とメカ色を強調したこの新作品は、早くも注目を浴びている。キャラクターの設定も善悪ともステディなもので、特に悪キャラ”クリーン悪トリオ”は、ギャグの原点になっている。A級笑撃作品「逆転イッパツマン」に期待しよう。ギャグをアニメファンに提供してくれた番組「ヤットデタマン」を上回るだろうA級笑撃作品「逆転イッパツマン」に期待しよう!!! ■物語の中で善キャラクターを構成するタイムリース社のメンバーたち。あらゆる時代からロボットなどのメカのリース注文を受ける会社の社員なのだ。マシン修理メカニックマンの豪速九を中心にして、受注品運搬ロボット・トッキューザウルスのドライバーの放夢ラン、その乗員のハル坊、そして、カスリーラオケロボットの2-3。ファンとしては、豪速九とイッパツマンの関係が気になるところだが、そこは「逆転・・・」見てのお楽しみ!!! なのである。 ■ギャグ作りの原点になる”クリーン悪トリオ。香港生まれの美女、ムンムンを頭にコスイネン、キョカンチンがそれだ。この3人はタイムリース社のライバル社、シャレコーベリースの北支社の社員だが、その売り上げは同社各支社の中では最低という成績。ムンムンたちは幹部会と称する会議を開いては、謎の会長コンコルドーから、悪の指令を受け、豪速九たちの仕事を妨害するのだ。”クリーン悪トリオ”が毎回うみ出すギャグが今から楽しみだ。「逆転イッパツマン」では、メカキャラクターも見どころだ。タイムリース社で運搬作業をするトッキュウザウルスなどは、メカロボットとは思えないほどの愛着を覚えるファンも少なくないことだろう。また、悪側のメカと対決する逆転王は、イッパツマンが乗り込み、正義刀、盾、魔伸棒などの武器を駆使し、スケールの大きな戦闘ぶりを発揮する。その他、悪側のレスラーメカなども、”タイムボカンシリーズ”ならではの面白さがあるのだ。

Monthly Comments and Q&As

The Anime:

  • June ’82: Q: 相変わらず3悪はバカなことばかりやってるナ、と感心しながらみています。好きなのです、私、この3悪が。このシリーズできるだけ長く続けばイイナと思っております。スタッフのみなさんよろしくお願いしますネ。質問なのですが、主要キャラの年齢をおしえていただけませんか。それと声優さんの名前も一緒にお願いします。(千葉県千葉市 海老原光子・14歳) A: 豪速九からいきますと、彼は20歳(富山敬)。放夢ランは18歳(原えりこ)。ハル坊は6歳(つかせのりこ)。ムンムンは26歳(小原乃梨子)。コスイネンは30歳(八奈見乗児)。キョカンチンも30歳(たてかべ和也)です。(Admin note: This comment is credited to the chief director of the show, which is Hiroshi Sasagawa [笹川ひろし], but is written as [上田秀仁]. I dunno, you tell me?)

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