Six God Combination Godmars

1981

November

Animage [pg. 44-45]

タープニングではスピード感あふれる6体の ロボットが、回転しながら一度に登場する

まず、スタジオZ5の作画という 点で注目されているオープニングだ が、この作品の重要な設定である超 能力という、いわばイメージの産物 をどのようにロボットアクションに 生かしていくのか? オープニング のほとんどを作画したという亀垣一 氏に聞くと。 「やはり、スピード感のある動きで すね。それと光がとび散るようなキ ラビヤカな表現。そのために透過光 やブラシによる処理が、いままでよ りもかなり多くなっています」 具体的にはオープニングの、六神 がカメラワークいっぱいに急速に迫 ってくるシーンがあげられる。ここ の作画は『バルディオス』の平山智氏。 い 「複雑な線で構成されている ロボットは、ただでさえ動か すのがむずかしい。速い、う しまい、安い(?)と定評の平 山くんをして丸1日かかった 演出は『鉄人28号』にひきつづい 担当する今沢哲男氏、各話担当と プロの広川和之氏が参加する。 「鉄人の場合は武器を持たないので 格闘技的な動きですが、ゴッドマー ズはゴッドファイヤーなどの必殺の 武器があるうえ、身長50㎡と巨大な ために動きが重厚です」 今沢氏は、『鉄人』との演出のち がいを強調する。 両氏に超能力による合体 パターンの演出について聞 いてみると、 「パターンそのものは、ロ ボットの数が多いだけで従 来とそう変わりませんが、タケルの 顔がグラフィック化し、6体のロボ ットにメタモルフォーズする 『60 0万ドルの男』からヒントを得た演 出で超能力を表現しました」(今沢氏) 「コクピットにはレバーやスイッチ などはまったくなく、すべてタケル の精神コントロールで操縦します。 これを人体の血液の流れのように、 タケルからゴッドマーズの各部に光 が走ることで表現しました」(広川氏) と、目にみえない超能力のイメー ジを具体化することに苦心したよう。 また、脚本の藤川桂介氏によれば、 「タケルが死ぬとガイヤーが爆発し 地球が滅ぶ。それを防ぐ 5神という複雑な設定が 話のかなめです。 六神合 体後はもう圧倒的に強い のですから、そこにいく までの過程を重視したい」 とのことで、ロボットア クションだけにおわらな い、ストーリー的にも十 分楽しめる作品になりそうだ。

Episode Summaries (Written By Shigeru Akagawa):

やっと、エンディングができあが り、ホッとしているところです。 エ ンディングはどうしてもクレジット がたくさん入りますので、静的な絵 で行く予定でしたが、演出のほうか らの意見で少しアクション部分を入 れようということになりました。 画面は、雲のあいだから夕日がの ぞいている静かな絵ではじまり、そ の後、マーズのアクションを見せる 動的画面、そしてまた静→動→静と いうふうに変わります。 “の部分は、”マスク撮り”とい って、画面の上半分で絵が動き、下 半分はベタのままクレジットを入れ る方法をとりました。 エンディング曲は“愛の金字塔” というきれいな曲です。作曲をお願 いした小田裕一郎さんが詞もつけて きて下さったので、その詞を生かし、 三浦徳子さんに少し手を入れてもら いました。ですから作詞は小田さん、 三浦さんの共作ということになって います。私自身、この美しい曲をと ても気に入っています。

★見どころ★

3話「恐るべき秘密」
タケルは、地球を破壊せよとのズ ルの命令を拒否した。そのために ガイヤーともども危機におちいって しまうが、そのとき世界各地から5 体のロボットが飛来し、ガイヤーと 合体して、ひとつの巨大なロボット となりタケルを守った。 しかし、今度はタケルの母・静子 がギシ星の超能力者グルに襲われ、 つれ去ら

Animedia [pg.14-15]

1982

January

My Anime [pg. 27-29]

古典的な顔立ちがいい
「ちょっと古めかしくて、いままでのアニメの主人公にはよくあったタイプだけど、その古さが、いまとなってみるとなつかしくさえある。そんな感じですきなんです」

めだたないのがいい
「日向ミカは、タケルの恋人といいきれないけれど、いつもあたたかくタケルをみつめているひかえめさがいい。タケルとおなじ古典的キャラですね」

しわひとつない母<
「タケルの父母のアンバランスな設定がおもしろかった。今後母親はどういう役割をするのかしら」

動きで見せるメカ
「スタジオZ5の作画力が生きたメリハリのある動きが楽しいですね」
「クラッシャー隊はちょっとワンパターンみたいね」

大胆な画面構成で生きるメカ。やられメカも楽しい
「とくに敵メカとガイヤーが対決するときのアングルの設定の仕方がおもしろい。敵メカの形が毎週かわって、それぞれがユニーク。がんばっていますね」

健康的な主題歌
「これを聞けばダレでも元気になれるというのがいい」

とにかくワンパ!!
「マーズはストーリー展開よりも1話ごとをどう見せるかの勝負。ただ、ギシン星の刺客はあまりにワンパ。タケルの兄”マーグ”の存在ももっとうまく使ってほしいし、六神のうちガイヤーをのぞく五神を作った人がいるのかどうか、など気になることもあります。このあたりをきちんと描いてほしい」

April

Animage [pg. 29-33]

★それは覚悟の死だった。
マーグの生は、いつも死ととなり あわせだった。 たった一度でいい、マーズに会わ ねばならない。会って伝えなければ ならないことがある。それさえすめ ば、使命は終わる 土星でようやくマーズに出会い、 過去の記憶をすべて伝え、母からゆ だねられた神を自由に操ることが できるペンダントを渡しおえたとき、 ーグには、すでに死への予感と覚 悟があったにちがいない。 ズ-ルのことない野望と、目 的のためには手段を選ばない非情さ のため、過去の記憶を消され、バト ル・マシンと化し、マーズと対決す るマーグ。兄弟の悲惨な戦い 戦いのさなか、マーグの洗脳がと けたことを知ったロゼが、マーズに 攻撃をしかけたとき、自ら身を投じ たマーグ。それは、弟をかばうため であり、ロゼに「ムダな戦いはやめろ」 と説くためのものでもあった。 幼少のころより、ズールの陰謀を すべて知りつくしていたマーグは、 自分の運命も、生の限界も十分に知 りつくしていたのだ。そんな人生を マーグなりに生き抜いたあとの、い さぎよい死だった。

Comment from Kazuyuki Hirokawa:

ぼくは、マーグの死に関してはそんなにかわいそう だという感じはもたなかったですね。マーグは子ども のころから全部事情を知っていて、当然自分の置かれ た状況、使命を自分で判断し、自分の意志であの生き 方を選んだと思うんです。悩んだり、悲しんだりでき る状態ではなかったという点は同情できるけど、マー ズの苦悩にくらべれば、まだしも痛みが少ない人生だ ったような気がします。すべては予定どおり、自分の 成すべきことを終えて死んでいったマーグは、ヤワな イメージとはちがう、男らしい少年だったと思います。

★それは無惨なだつた。
マーグは、自らの過酷な運命を受 け入れて静かに死んでいった。 土星での別れから、ふたたび兄弟 がめぐりあったときは、すでにマー グ洗脳後だった。兄の変身が信じら れず、深く傷つくマーズ。が、何度 かの戦いのなかで、ついにマーグの 洗脳を知るのだが、地球に害を及ぼ すものは兄といえども倒さなければ ならない。地球の運命を背負ったマ ーズとマーグはときに兄弟の情愛、 絆より、課せられた使命を先行させ なければなら マーズが悲しく決意したそのとき、 運命がふたりに味方した。 マーグの 洗脳がとけたのだ。だが時あたかも ギシン星との戦いのさなか。 ロゼの 攻撃が開始される。 マーグは、その死の瞬間まで、ロ ゼに戦いの無意味なことを訴え、マ ーズには、ギシン星人を憎んではな らないと訴える。悪いのはズールだ けだ。他の人間を巻きぞえにしては いけない。自分たちのような悲劇を 二度とくり返してはならない。 そのために、自ら犠牲となって死 んでいったマーグだが、それはあま りにも幸薄い少年の無惨な死だった。

Comment from: Noriaki Ikeda
「ああ、もう死んでしまうのか・・・・・・」それが、マーグが 死ぬときの感想でした。 マーズに彼の生い立ちを語り、 自分の仕事を終えるや、まるで待っていたかのように 訪れる死 しかも、マーズとロゼの戦いをやめさせ ようとして。死に方も、実に静かで、戦いの中、華麗 に死んだのではないというのがいかにもマーグ的です。 もっと生かしてあげて、ギシン星再建をやらせてやり たかった。たぶん、それがマーグの最大の望みでもあ ったはずですから。ともかく、かわいそうな死に方、 あまりにも早すぎる無惨な死というのが、実感です。

★そして、それは孤独な死だった。
マーグは、孤独な少年だった 実の両親とギシン星に残ったとはい え、父はズールに虐殺され、母も10 歳のとき、彼の目の前でズールの手 下に殺され、以来たったひとりで生 きてきた。ズールの完全支配下にあ ギシン星で、ダレひとり信じられ る人もなく、マーグを案じてくれる 存在もなかった。 敵陣にただひとり、弟を思い、い つか父よりの記憶を伝えるまでは生 きのびなければと、狂気をよそおっ て周囲をあざむきつづけようとした マーグの人生は、さながら ハム ット”だった。 洗脳後、陰のようにマーグにつき 従った副官ロゼは、マーグに命を救 われて以来、恩人としてマーグに接 してはいたものの、しょせんズール の命令に忠実な女戦士でしかなかっ た。 弟マーズが、地球で明神夫妻に愛 され、またクラッシャー隊員として 心の通いあう仲間に囲まれて育った ことにくらべてなんという差だろう。 17歳の少年マーグには、仲間も愛 する女性もなかった

洗脳後のマーグは、ひとりではやっていけなかった と思うんです。ズールに処刑されそうになったロゼを 救ったシーン(第16話)は、ふたりの関係を象徴的に語っ いました。ときどき自分がわからなくなるマーグに ボスとって、ロゼはほんとうに必要な存在だったんですね。 ただ、ロゼはまず、自分が生きることを考える女だか ら、マーグに対して感謝はしていたけど “愛”という 感情、必要な存在という意識はなかったことを考え と、マーグはいよいよ孤独な少年だったといわざるを えないですね。

マーグ「オ、オレのたったひとりの、だいじな弟だ」 マーズ「長かった―ようやく思い出してくれたんだね」
南極のワープ・カタパルトを破壊 にきたマーグと対決するマーズ。 激 しく交戦するうちに、マーグはクレ バスに落ちてしまう。そのショック でマーグの洗脳はとけ、ふたたび兄 弟として出会うシーン、それが右の 写真だ。 過去に土星で出会ったときは、マ ーグに爆弾がしかけられていたし、 それが破壊された後も、兄弟の情を 交すことより、まず父からの記憶を マーズに伝えることが先決だった。 いま、すべての棚がとかれたマ グにとって、おそらくはじめてやす らかな、人間らしい感情のもてたひ がいない。 過去の記憶がよみがえり、自分の 側にいるマーズを認めたとき、マ グのほおをキラリと光るものが伝い 出した。その心中は十分すぎるほど に察せられる。 一方、マーズも自分の兄の境遇を 思うとき、流れ落ちる涙をとめるこ とはできなかった。 ふたりは、もう二度と離れたくな い、いや離さないと、ひしと抱きあ うのだった。 が、その幸せもほんのつかの間、 ロゼが攻撃をしかけてきた。応戦す るマーズ。そして、そんなふたりを とめようとしたマーグは…。 最期は、弟マーズにみとられて南 極の地に手厚く葬られたとはいえ、 マーグの短い人生は、あまりに幸薄 く、またマーズにとっても非情な運 命だったといえる。

いいわけしないマーグの生き方に、ぼくも共感します
マーグは3つの”顔”をもったキャラクターです。 ひとつは頭の弱いやさしい少年―これは彼が演技し ている顔ですね。それに洗脳後の戦闘的な顔、そして ほんとうのマーグ自身の顔です。そういう意味で、出 番は少なかったのですが、ドラマチックな設定だし、 ファンにもアピールしたんじゃないかな。 ひたすら運命を甘受し、最期もマーグに“平和を愛 する気持ち”を託して死んだわけで、あのシーンには マーグの思いが全部でていたと思います。かなり感情 移入しやすかったのですが、線画でのアフレコだった のでふたりの見分けがつかなくて困りました(笑)。 (マーグの声・三ツ矢雄二)

Episode Listings (Written by Shigeru Akagawa):

本橋秀之くん、昭和33年生まれの 23歳。総作画監督としては、日本で いちばん若いのではないだろうか。 彼とは『新・巨人の星』で原画を描 いてくれたのが最初の出会い。 その 後、『ムーの白鯨』で作画を担当、 「人28号』ではメカ作監をやってくれ た。注目の成長株だった。 『六神合体ゴッドマーズ』の総作監 を依頼したのは、彼の若い力と可能 性にかけたといえる。 配の声が出るほど、大抜擢が った。 彼の意欲はたいへんなもので、こ ちらの期待以上の仕事をしてくれて いる。すべての作品に目を通し、 念なキャラ合わせをしてくれている。 進行担当泣かせなのだが、若いのに ガンコに筋を通している。 4月に結婚すると聞き、「この番組 の作監をしている間は、新婚旅行は 行ってくれるな!」とおどかしてい る。なにしろ、4月からの新シリー ズでは、敵方のキャラがすべて変わ る。ガンバレ、本橋くん!(4月から放 映時間が5時30分~6時になります)

★見どころ★
25話「新たな絆・別れ・出発」

ズール皇帝によって支配される植 民星をつぎつぎに解放してきたタケ ルたちは、いよいよギシン星でズー ルと対決する。 ギシン星の人々の救 出は仲間にまかせたタケルは、ズー ルと一対一の戦いを挑む。しかし猛 烈な怪光線攻撃で苦戦。そのとき、 あるメカにスイッチが入り、スクリ ーンにマーズの父イデアが写った。 「ズール皇帝を倒せ! 宇宙の平和 のために、命のすべてをかけて戦う のだ。そのとき奇蹟が起こるぞ!」

May

Animage [pg. 26-30]

『ゴッドマーズ』第21話「どれい惑星の対決!」の

タケルとロゼの鉱山シーン
真相を今沢哲男氏に聞く
ここはファンの間でも評判になった『マー ズ』名シーンのひとつだ。ところが、放映さ れたフィルムはシナリオが大幅に変更さ れたもので、これは作品 のテーマにふれる問題 ではないだろうか?

最終的にロゼはタケルを愛していたはず (Comment from Rumiko Ukai)

鉱山内で手を つなぐシーンで は、まだタケル に対する愛という感情はなかった と思います。ただ、それまでひた すらズールを信じ、生きるために 戦ったロゼが、 マーグの死や静子 説得で迷いはじめる。そのゆれ 動く心とあたたかさを求める気持 ちがあの行為になったのです。 そして、あのときからロゼは敵 としてではないタケルに関心を持 ちはじめ、その後、人間性に目覚め ていくキッカケになりました。 敵をも救おうとするタケルのや さしさにふれて、ほんとうの強さ や力を知ったのですね。それは、 ロゼがとても純粋な部分と、常に 自分に問いかける積極的な部分の 二面性を持っていたからできたこ とだと思うの。そこがロゼ役のむ ずかしさであり、魅力ですね。 最終的には、私はやはりロゼは タケルを愛していたと思うのね。 直接的な表現はないけれど「ギシ ン星編」最終話では何度も何度も 「マーズ」と呼んだんです。 愛す 気持ちを込めて演じました。

「カットした理由は『マーズ』のテーマを明確にしたかったからです」(Comment from Tetsuo Imazawa)

あの鉱山シ ーンですか? あそこでタケ ルが思わず手をのばしたのは自分も っていて苦しいけど、ロゼも苦 いだろうと思うとたとえ敵であって 捨ててはおけないという、やさし さを持っていたからです。それにふ れるロゼを描きたかったのです。 そこでシナリオにあるロゼがタケ ルにエネルギーを与え「借りは返す」 という部分を入れると、ちょっとち がうんじゃないかという気がしたん です。それで、ずい分迷ったんです が、最終的にはけずりました。とい うことで、ふたりに愛が芽ばえると いうつもりもなかったですね。 それにこのシーンは、第2話でロ ゼがルイと静子に「やっとわかった わ、マーズの強さが」というシーン へつながっていくんです。あそこは 「ギシン星編」では最も重要な『マ ーズ』のテーマが出たところだと思 うし、ぼくはいちばんすきです。 この作品のテーマはタケルのやさ しさを描くことにあり、それは物理 的な力は究極的なものではなく、や さしさという精神的な強さこそが んとうの力だということです。ロゼ がそれを知ることで、タケルがその 力を持っていることを描きたかった のです。 ですから、マーグの死や静子の説 得でゆれはじめているロゼを、あそ こでまた、物事をすべて貸し借りで 処理してしまうような女として描 くのは不自然だと考えたわけです。

マルメロ星編では、フローレ、ロゼ、ミカ タケルの四角関係なんてことが……。

さて、新シリーズがはじまりタケ は宇宙海賊・ガッシュマイナス超 能力者のリーダー)、マルメロ星の総 統・ギロン(プラス超能力者)という ふたりの敵を迎え、宇宙平和のため に戦いをつづけます。 今回タケルの最大の悲劇は、ギロ ンと同じプラス超能力者だというこ とです。それが原因でガッシュとも 敵対するわけです。そこにフローレ (マイナス超能力者)もからんで物語 が展開していきます。タケルは、ク ラッシャー隊基地の移動により静子 と離れて暮すので乳ばなれして男ら しくなるはずです。 ところで、ロゼはギシン星に残り タケルと別れてしまったのですが、 新シリーズで劇的な再会をします。 そこで、フローレ、ロゼ、ミカとの からみの中で、タケルの恋を描けた らと思いますが、直接的な表現はし たくないし・・・どうなりますかね。

Monthly Comments and Q&As

1982:

Animage:

  • January ’82: ’81年をふり返ってみると、前半6月くらいまでは比較的優雅にのんびりとやっていましたが、7月からは『六神合体マーズ』という大変な企画を抱え、地獄のような毎日が始まり、そのまま今日にいたっています。原作はあるのですが、ほとんどの部分がオリジナル(六神合体をはじめとして、登場人物、敵のロボットの設定等)ですので、シナリオの面で大変苦労しています。その結果、毎回録音関係のスタッフ、声優の方たちにご迷惑をかけています。この場を借りておわびを申し上げたいと思います。制作スタッフが彩色のほうまで手伝ったり、毎晩2時3時までがんばっています。私も1日24時間のうち最低1時間は会社にいるという日々です。夏休みも1日もとれなかったので、せめてお正月は少し休みたい……とはかない望みを抱いています。’82年はとにかくスケジュールを回復したい。いまはこれが一番大きく頭にあります。

The Anime:

  • January:
    Q. タケルは宇宙からのテレパシーの声をうけて大活躍するのですが、テレパシーを送っているのは誰なのですか。それからマーグはこれからどのようにストーリィにからんでくるのですか。埼玉県川口市 村田元基(15歳)
    A. もうすぐわかることなので話してしまいますが、実はテレパシーを送っているのは、兄のマーグなのです。今はあのようなバカな振る舞いばかりしていますが、あれは皇帝たちにそうした正体を知られないためにあえてそうしているのです。しかしこれももうすぐ皇帝たちにバレてしまいます。当然、タケルもそのことを知り、一緒に力を合わせて戦っていくことを誓い合います。新年明けてからの2人の活躍ぶりにご期待ください! (Shigeru Akagawa)

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