Gatchaman II

1978

September

Animage [pg. 22-25]

Comment(s):

  • Ippei Kuri
  • Hiroshi Sasagawa
  • Sadao Miyamoto

October

Animage [pg. 9-18]

Section 1: Mechanical Info
1壮麗なメカニッ ク誕生!!
潜水空母 Gタウン
「ガッチャマンⅡ」の新しい魅力のひとつ。それは、壮麗なメカニックの登場だ。この迫力のあるメカ・イラストを見てもらえれば、きみも“納得”とうなずくだろう。これは、科学忍者隊の新基地「潜水空母 Gタウン」。この基地から、ガッチャマンたちがギャラクターたちを倒しに出撃するわけだ。ストーリーとキャラクターの魅力にくわえて、メカの迫力もプラスされた「ガッチャマン」。やはり、この秋、絶対に見のがせない!

潜水空母 Gタウンは、南部博士がひそかに有志を集めて建造した移動基地だ。そしてここは科学忍者隊の本部であり、ニュー・ゴッドフェニベースックスの根拠地でもあるのだ。この壮麗なGタウンはどのようにメカ設してうまれたの だ ろう。 その定書、内部写真などを紹介しよう。

GタウンはG1~5号機、ニュー・ゴッドフェニックスの根拠地だ!!
『カーポート1号、3号、4号、5号が海へジャンプする。海面を走るカーボートのコックピットに透明のカバーがかかり、つぎつぎと水中へ突っ込む。潜航する各カーボート。前方の海水空母タウンが待底に巨大な潜機している。各カーポートがGタに吸い込まれる」ウンのハッチ【第一話シナリオより)

Comments from Kunio Okawara (Mecha Designer):Animage: Gタウンは、絵コンテ段階とずいぶん形が変化していますが?

Okawara: 絵コンテは演出の笹川さんがお描きになったものですが、とくにそれは意識せずにデザインしました。 潜水空母という設定だったので、それに動物的イメージ、つまり動物の足や耳のイメージをプラスしてみたのが、このGタウンなんです。

Animage: デザイン段階で、なにか参考にされたものは?

Okawara: ぼくは影響をうけやすい人間なんで自分のメカデザインになにか影響しそうなものには、あえて近づかないようにしているんです。たとえば、映画「未知との遭遇」や「スターウォーズ」などは、すばらしいメカが登場するそうですね。そういったものは、メカデザインの仕事が一段落するまで見ないようにしているんです。だから、とくに参考にしたものはありません。

Animage: デザイン上、苦労なさった点は?

Okawara: 今回はそう苦労しませんでした。第1案は企画会議で、もっと巨大さや迫力がほしいという意見で描きなおしをしてこのGタウンができたんですが、そんなに時間もかからなかったし……。とにかく、ぼとしては“ウソのないメカ[科学性の高いメカ]という点だけを心がけましたね。

Section 2: The New Enemy Is… Gel Sadra
あのベルクカッツェ亡きあと、ガッチャマンの敵役キャラとしてつくられたゲルサドラ。
― 「ゲル」は、ドイツ語で”欲望”を「サ「ド」は“残虐性”を表わしています。前回のガッチャマンで、ベルクカッツェが人気が高かったので、そのイメージをあまり変化させないよう、つくりました。(脚本・鳥海尽三さん談)スタッフが新たなる熱意をもって創造したゲルサドラ。この新キヤラにも熱い視線が集まるのは、確実だ!!
ベルクカッツェ
総裁Xの悪の使者として、地球に派遣されたが、ガッチャマンによって敗北させられた。 その悪の魅力の虜になったファンも多い。

Color Chart
(Summary: I have NO idea what any of this means.)

これが、ゲルサドラの色設定書だ!!!
右の色設定書の記号どおりに、下のカラーチャートの色をセルに塗ったものが、ゲルサドラになるわけです。色設定書の記号の読み方は、つぎのとおり。BBは、分子ノーマル部分の色、分母が影部分を表わします。内は、内線の色でトレースするということ。 アルファベットは、 P=ピンク・R=レッド・G=グリーン.Y=イエロー 66=グレイ 300=ブルーホワイト(白) ただのBはブラック、数字つきのBは、ブルーの省略号です。

Section 3: Joe Lives On
身体の異常を感じながらも、あえてべルクカッツェに戦いを挑んだジョー。 そして「つかれたぜ」 「これが、おれの生き方だったのさ」と、ふりしぼるようなつぶやきを残してついに倒れたジョー。あのジョーはもういない。しかし、総裁Xの新たなる魔手が、この地球を脅かしはじめた以上、ガッチ ャマンはたちあがらねばならない。それぞ竜「腕が鳴るぞい。おらたちのチームワークは、以前よりすごくあがっとるわい」南部「だが、ギャラクターの科学力もあがっていることだろう。油断はできんぞ」甚平「コンドルのジョーが生きていたらなァ…………それがくやしい」南部「ジョーは死んだ・・・・・・立派に戦って死んだのだ。いまは、死んだジョーのことは忘れろ」れの胸に、ジョーの思い出を抱いて……ジュン「忘れられないわ…ジョーはあたしたちの心の中に生きている・・・・・・死んじゃいない……」南部「その気持ちを忘れないでほしい。ジョーのかわり、G2号を補充する」健「えつ、ジョーのかわりだって…?」甚平「G2号は永久欠番だって、おれたち決めていたのにな」 (ガッチャマンⅡ・第一話シナリオより)

Joe’s Most Famous Lines:

★ジョーの名セリフ 1
老婦人を抱きあげて。ジョー「軽い、母親ってこんなにも軽いものなのか…おれのおふくろが生きてたら・・・」その後、めまいをおこすジョー。ジョー「ただの疲れじアない。なにかがおれの体を蝕んでいる」 (Episode 98)

★ジョーの名セリフ②
スパイを拷問する健に。ジョー「だが、いまのおまえはただいたずらに復讐だけに燃えている。おまえを見ていると、おれの姿を鏡にうつしているようでおれ自身が、いやになるんだ」 (Episode 54)

★ジョーの名セリフ③
無断出動に逡巡する健に。ジョー「いいってことよ。ギャラクターとさし違えるなら、おれは本望だぜ」夜明けの太陽がのぼる。ジョー「おれたちの見る最後の太陽かもしれんな (Episode 22)

Voice Actor Comments
ガッチャマンが復活するならば、当然その声も復活してもらわねばなりません。再度ガッチヤマンにとり組まれる声優の方々に、現在の気持ちをうかがってみました。

森功至: Katsuji Mori
ガッチャマンパートIは、あくまでも新しいものだという観点でやるつもりです。 パートIは、思い出としてとっておきたいんです。

杉山佳寿子: Kazuko Sugiyama
ジュンを「自分で判断のできる女性」にしたいですね。ヒーローのアクセサリー的存在に終わらせたくないと思っています。

塩屋翼: Yoku Shioya
今回は、僕が声がわりをしてしまったので新イメージの甚平にならざるえないでしょう。ただ、甚平のマスコット的味は残したいです。

兼本新吾: Shingo Kanemoto
パートⅡでは、パーIとちがえて”健”とつき肩をならべての力んだ勇ましいセリフは避けて、縁の下の力持ち、”竜”に徹したいです。

Producer Masanori Nakano Discusses the Opening Theme:
ガッチャマンの主題歌は、前作で は子門真人さんに歌っていただいたのですが、今回は、ささきいさおさんにお願いしました。これを決定するまでには、ずいぶん時間がかかったんですよ。というのも、新主題歌をつくるということは、ガッチャマンを新しいイメージで登場させるということですよね。しかし、この新イメージは、もしかしたらファンの方を失望させるイメージかもしれない。ファンの方は、前作のままのガッチャマンがすきなのかもしれません。でも、危険かもしれないけれど「ぼくらはガッチャマンⅡをつくるんだ」という姿勢、つまり、まったく前作どおりのガッチャマンをつくるわけじゃないんだ。という方向を選択したわけです。これは主題歌にかぎらず、この作品全体をつらぬく方針でもあります。もちろん、高度なレベルを要求される絵の水準も維持されています、 ストーリーも練りに練られています。あとは見てのおたのしみということですね。

November

Animage [pg. 30-31]

1979

January

Animage [pg. 30-33]

February

Animage [pg. 15-23]

March

Animage [pg. 28-31]

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