1982

April

Animedia [pg. 27]

パパの名は、浜野鰯さん。恐怖のジャリンコあさりこれは、とにかくすさまじいアニメなぐる、けるは序の口で、ブレーンバスターに4の字固め、しまいにゃ人間チエの輪なんて技(?)も登場する。スーパーギャルあさりとその一家の暴力的だが、強いきずなに裏打ちされたコミニュケーションは、きっと見ていてスカッとするだろう。期待度5位というのも、そのへんにありそうだ。あさりとタタミの大ゲンカに加えて、ママの強烈な一発が出れば、これはもうストレス解消剤といったところだ。自分たちではできない超ドタバタをあっさりとやってのけるあさり(ヘタなシャレ)は、我々の代表なのだ!!

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• April ’82: 『あさりちゃん』のチーフ作画監督は白土武氏ですが、読者のみなさんはすでによくご存じだと思いますので割愛させていただきます。そこで各話の作監を紹介しようと思いますが、この番組は1話に2エピソードを作っていますので、約8名がガンバっているわけになります。それぞれ取り上げるのは紙面の関係上、平等に書けない理由がありまして、ひとまとめにして紹介しましょう。一口にいうなら、玉石混淆(注：すぐれたもの、つまらないものが入り混じっていること)でしょうか。あるいは、カスッ子、グズッ子、オチコボレ、トビゲリ、ヒザゲリ、四の字固め、などなど、オープニングの歌詞に似たユニークな人たちなのであります、ハイ。私としましては、彼らの中に○○ブリッコがいないのが非常にうれしいのです。本当に真面目にこのスパーギャル・ギャグまんがに取り組み、ズッコケてもらっています。その成果のほどはぜひブラウン管で! (Toshio Katsuta)