Animedia #035 (May 1984)

pg. 6-8: Kenya Boy

pg. 9-11: Locke the Superman

pg. 12-13: Nausicaä of the Valley of the Wind

pg. 14: Oshin

pg. 15-17: Urusei Yatsura – Beautiful Dreamer

pg. 18-19: Wata no Kuni Hoshi

pg. 20-21: Macross: Do You Remember Love?, Pro Yakyuu wo 10-bai Tanoshiku Miru Houhou Part 2

pg. 22: Lensman, Disney, Earth Story Telepath 2500, Papa Mama Bye Bye

pg. 24-28: By TV Station: The NHK Edition

pg. 30-35: Fun Idea Techniques

pg. 36-39: Ultra Quiz

Nostalgic Openings

pg. 50-65: Anime Eye

pg. 67-82: Lupin the 3rd Part III


『ルパン三世』が初めてフィルムとなって動いたのはなんと今を去ること16年前、劇場用のためにシネスコサイズで、制作されたパイロットフィルムにおいてである。君たちの中には、まだ生まれてもいない人もいることだろう。その3年後の昭和46年、読売テレビ制作のシリーズものとして『ルパン』は初めてファンの前に姿を現わした。当時の演出は大隅正秋、宮崎駿、高畑勲、そして作画監督大塚康生と、そうそうたるメンバーによって制作されていた。しかしこの旧シリーズは、視聴率の低さに、放映23回で打ち切りの浮き目にあってしまった。旧シリーズは本格ハードボイルドで、大人の鑑賞にも十分耐え得る作品だったが、当時のアニメ番組の主な視聴者である子供には、逆に受け入れられなかったのである。この、放映当時全く見向きもされなかった作品が息を吹き返したのは、再放映によってであった。再放映の最高32パーセントという高視聴率によって、ファンの間では“幻の名作”とまで言われていた『ルパン』は、昭和52年、日本テレビ系によって再びよみがえったのである。この新シリーズの演出は御厨恭輔、三家本泰美、作画監督は北原健雄。低い年齢層にも受け入れられるよう、より幅の広いキャラクター作りがなされ、ストーリーもバラエティに富んだ。


多面性のあるシリーズとなった。昭和55年、第155話で終了するまで、この新シリーズは実に3年間も続き、この間に2本の劇場用映画も公開された。昭和53年12月封切りの劇場第一作『マモーとの対決』は、演出吉川惣司、作画監督には今回のパートⅢの作監青木悠三氏も名を連ねている。ひたすらアクションとお色気で迫るハード・ボイルドタッチの傑作だった。そしてご存知『カリオストロの城』は昭和56年12月封切り。クラリスの可愛いらさとルパンの優しさを、コミカルタッチの中で描いた宮崎大塚コンビの名作。新シリーズ終了後、日仏合作の『ルパン8世』も8話まで作られた。そして今また、『ルパン』の歴史に、新しいーページがつけ加えられようとしている。


Comments:

Monkey Punch: 『ルパン』が生まれたのは『アクション』創刊の時だから、もう17年も前のことです。大好きだった『007シリーズ』とアルセーヌ・ルパンをくっつけたような、無国籍でスケールの大きいものがやりたくて。キャラも、ヨーロッパ風のルパン、アメリカくさい次元、純日本風の五右ェ門という風にバラエティをつけてね。当時は描いていて自分でも面白くてしょうがない、という感じでした。最初にアニメになった時、とても新しい感覚のフィルムになっていて、僕自身すごく嬉しかったですね。『ルパン』は声も音楽もピタッと合っちゃった幸福な作品だと思います。こういうことって、めったにないんじゃないかな?

Tadahito Matsumoto: 今回のパートⅢは、前作品を全く意識しないで、原作から新しくアニメ化するつもりでやりました。キャラクター・デザインが変わったというのも、結果論ですね。やはり再放映じゃありませんから、パートとして一から作ったら、結果としてこうなったということです。見どころとか、魅力とか、よくきかれるんですが、それは僕なんかよりファンのみなさんの方がずっとよくご存知なんじゃないですか?制作は現在7班にわかれていて、各プロダクションごとに担当してもらっています。各話の演出とアニメーターのコンビでそれぞれ違った雰囲気のものを楽しんでもらえると思います。

Yūzō Aoki: キャラクターデザインに“パートⅢらしい新しいものを”という要請を受けた時に、僕がまず考えたのは、原作のモンキー・パンチさんの絵なんです。考えてみれば、前シリーズのキャラというのは、あくまで大塚康生さんの作ったものなんですね。だから、原作の雰囲気を正確に残したものを作ってみようと思ったんです。とは言っても、十数年前のモンキーさんの絵を持ってきても意味がないわけで、現在のモンキーさんの絵をアニメーションにクリエイティブな意味で持って来れたらいいな、というのがデザインの出発点でした。第4話あたりから、キャラクターも固まって来てると思います。アニメというのは、良くも悪くマンガより存在感が出るものです。その存在感をいかにプラスの形で出していくかは、演出の力とアニメーターの表現力にかかってきますね。ピンクの背広? 『ルパン三世』のノスタルジックなアクションやドラマに、パートⅢらしいナウさや軽い感じをプラスすると、絶対ピンクだと僕は思ったんです。

pg. 83-109: TV Anime City

Q: 『さすがの猿飛』65話「誰がいちばん美人? それは私です!」に登場したヘルメスは、誰が声をあてたのですか?

(兵庫県 服部君大好き)

A: ヘルメスの声は『伝説巨神イデオン』のコスモ役でおなじみの、塩屋翼さんです。

(土田プロ)


Q: 『重戦機エルガイム』に出ているリリス・ファウはしゃべらないのですか?

(長野県 堀ノ内良友)

A: しゃべります。ただ、ずっと話さずに暮らしてきたので、話さないだけです。

(日本サンライズ)


Q: 『レディ・ジョージィ』の2部が始まる予定はないのでしょうか。

(石川県 アーサーだけが好き)

A: 今のところは考えられていませんが、マンガの連載がまた開始されれば、あるいはまたアニメ化することもあります。

(東京ムービー新社 青野氏)


Q: 私は宮崎駿先生の大ファンなんですが、『未来少年コナン』の再放送はないのですか?

(埼玉県 かずちゃん♡)

A: 4月3日から、テレビ東京、火曜夜7時から再放送が始まっています。

(日本アニメーション)


Q: 『重戦機エルガイム』のオルドナ・ポセイダルというのは、本当に男ですか? また、エルガイムは何話の予定と聞きましたが本当ですか?

(長野県 柄沢志歩、岡山県 東和彦、他)

A: オルドナ・ポセイダルは今のところ男性です。どんな人物かは秘密です。それから放送話数ですが、一応26話ということで、決定ではありません。(日本サンライズ)

pg. 110-111: Horoscope

pg. 112-119: Anime Star

pg. 120: Anime Journal

青二塾~第二期生卒業公演!
3月14・15日と、東京の渋谷・東邦生命ホールで青二塾の卒業公演が行われました。大勢の家族、ベテランの声優さん達の見守る中、塾生達の熱演は、折からの寒さなど吹っとばす程の勢いでした。この中から新しいヒーローやヒロインは一体何人生まれるでしょうか!?

山形ユキオ白熱ライヴ!!!
J9シリーズでおなじみ、山形ユキオさんのデビューコンサート「UKIO PASSION REVIEW」が3月1日、東京・新橋ヤクルトホールで行われました。最新アルバム「トワイライト・シャドー」のナンバーを中心に、相変わらずのパワフルなステージ。これまた得意な、抱腹絶倒のおしゃべりも好調。圧倒的に女の子が多い客席とのやりとりも絶妙で、なごやかなコンサートになりました。正に、ライヴは人柄を表わす? ステージを降りた直後を追跡してみたら、汗だくの顔に荒い息。ものすごいエネルギーを消費するのだなあ・・・・・・と思わず感心。
同じ81プロデュースに所属する水島裕さん、中尾隆聖さん、吉田理保子さんや、同じくキングからレコードを発売している戸田恵子さんなどおなじみの顔ぶれが駆けつけていました。いつまでも興奮のさめない山形さん、活躍期待!!

バオバブとオフィス央合併す!!
野沢雅子さん、富田耕生さん、速水奨さんなどが所属している“ぷろだくしょんバオバブ”と、たてかべ和也さん率いる“オフィス央”が3月日付をもって合併。新生“ぷろだくしょんバオバブ”としてスタートしました。さる2月25日には、メンバーの顔合わせを兼ねたパーティが開かれ、町田、たてかべの両代表がガッチリと握手。新世紀への船出を祝う、さわやかな進水式でした。

スラップ新春コンサート再び!!
古谷徹さんのケガという思いがけないハプニングで中断された「スラップスティック・ニューイヤーコンサート」の再演が3月1日、東京日本青年館大ホールにて行われました。「また誰かケガをすると、もう一度、雄二とやれるな」とは野島昭生おとーさんの鋭いジョーク。古谷さん自らの経過報告、相変わらずの爆笑コントをはさみ、2部は三ツ矢さんをフィーチャーしてヒットメドレー。最後の数曲は客総立ちの大フィーバーで、涙ぐむ女の子の姿もちらほらでした。鳴り響くアンコールの拍手に応えて、新メンバーの鈴置洋孝さんも今回はキーボード奏者として加わり、三ツ矢さんを盛り立てました。新生スラップ、夏のコンサート楽しみにしてるダヨ!!

ガラカメ5人娘
『ガラスの仮面』の原作・美内すずえ先生がTV番組に出演。4月9日夜5時から日本テレビで放映された「おもしろアニメ最前線3」に特別参加。キミは見たかな!?!?
当日は、会場にアニメディア愛読者で、ガラスの仮面が大好きな5人娘も参加。特に石川はるみちゃんは、元気のよさを買われて番組のパート2に出演、そう、あのひょうきんなシロウトの女の子がそうだったんですよ。
なお、放映終了後、美内先生とちょっとオシャベリをした5人娘。もう『ガラスの仮面』なしでは生きられないというほど熱をあげちゃって・・・。とにかくおつかれさま一つ。

ジャンプアップYOU!!
3月11日、芝の郵便貯金会館にて、水島裕さんのコンサートがエキサイティングに行われました。この春のレギュラー番組を数えてみたら、なんと週に10本もあったという売れっ子。しかも映画『星の朝、月の夜』ではラブ・シーンを演じちゃう予定だとか。
会場は、ビッグな外人アーティストや明菜ちゃんも使うという、最新設備の大ホール。お客さんが本当に来てくれるかどうか心細かったそうですが、大勢のファンの声援に「ありがとう、来てくれて」の感激の開口一番。となれば、あとは“裕クン”コールに包まれて、新しいアルバムからのナンバーを中心に、ミュージカル・メドレーと、裕くんならではのパワーあふれる熱いステージでした。コンサートを開く度に、一段と成長している裕くん。夏が楽しみね。

小山茉美青空ライヴショー!!
同じ3月11日、3枚目のアルバムの発売記念と、20日から行われた大阪、名古屋、東京のコンサートPRも兼ねて、小山茉美さんのサインと握手会が渋谷の東急東横店で行われました。当日の茉美さんは風邪のために高熱とシャガレ声の最悪のコンディションにもかかわらず、あいにくの寒空の元で笑顔で写真撮影に応じるというサービスぶり。お疲れ様でした。

らんぽう歌う!
春一番のおもしろアニメ『らんぽう』の主題歌を、なんと、らんぽうが歌ってしまう…。つまり、らんぽう役の坂本千夏ちゃんが歌ってるんです。まだ寒い3月13日、東京は青山のスタジオでレコーディング。曲のタイトルは「ワープ・ボーイ」、ビクターレコードより発売中。らんぽうの歌はキミを笑撃の世界へ・・・・・・。

ウルトラ・アイドル誕生!!
何とも変わったグループが歌手デビューしたもので……「コズミックラブ」の花井その子ちゃんが率いるは『ウルトラシリーズ』でおなじみのバルタン、ピグモン、レッドキングのお三方(?)。近頃、過激さでは正に「一番!!!」です。

pg. 121: Best Scenes of the Month

pg. 124-125: Round Vernian Vifam

pg. 126-127: Heavy Metal L-Gaim

A: これからも舞台は変わっていく・・・!
ダバ・マイロード、ミラウー・キャオ、そしてファンネリア・アムとリリスの一行は、コアムを離れた。これから、どんなふうに星々をめぐるのか? そして、彼らは、どんなことに出会うのか? 富野由悠季総監督にきいてみよう。

Tomino: 舞台が変わるのは、そのひとつの舞台によって、制作者たちが固定観念によってしばられやすいということがあります。そうならないためにも、これから舞台は、無節操に変わりますよ(笑)」

AN: 大きな舞台としては、二重太陽サンズをめぐる、同一軌道を持った五つの惑星、ペンタゴナである。これらの星々は、同一軌道にあるために、簡単に移動できるのだ。

Tomino:「これも『スターウォーズ』のように、いろいろな星を出してみたかったからなんです。ただ『スターウォーズ』ですと、確かに多くの星が出ては来るんですが、それらの位置関係というものが、よくわからない。それで『エルガイム』では、五つの惑星を同一軌道上に置いたんです。惑星は公転していますから、それとは反対方向に飛べば、相対速度は早くなって、すぐに着いちゃうでしょ(笑)。」

B: 柔軟な姿勢で『エルガイム』を作る
Tomino:「今回の舞台設定は、スタッフに宇宙ものの雰囲気をつかんでほしいという部分もあるんです。ここのところ第2スタジオでは、宇宙を舞台にした作品を二年余りやっていませんでしたからね。それと最近のアニメって、すぐギャグもの、メカものってシチュエーションでジャンル分けしちゃうでしょう。それをゴッタ煮にしてしまおうと思っています。後で『エルガイム』ってどんなジャンルだったんだろうって考えた時、ギャグじゃないな、メカものでもないな、やっぱり『エルガイム』は『エルガイム』だったんだ そんな感じにしたいんです。もうちょっと具体的にいうと、シリアスものでなければシリアスなドラマを作れないのか、ギャグものでなければギャグはやれないのかそういったレベルに、若いスタッフが固まってしまうと困るんです。テレビってもっと固定観念にとらわれず、軽く柔軟にやれるんだよってことを知ってほしいんです。だからそんな『エルガイム』を、視聴者が好きになってくれると、とても嬉しいんですネ」

AN: では、実際に『エルガイム』の世界を作っている若手スタッフたちは、富野総監督の作品観、世界観などをどう受けとめているのだろうか。演出、関田修氏に聞いてみた。
Osamu Sekita:「若手っていってもね(笑)、僕はまあ、富野さんよりは若いけれど(笑)。確かに、若いスタッフが加わったことで、感覚的に新しい作品になっていると思います。物語の根本は、今まで僕たちがやってきた作品と、そんなに変わっているわけではないんですが、世界感は独特ですね。ペンタゴナという未来社会の中で、ポセイダルが頂点を占めている。一種の独裁体制なんですが、そこに反乱軍が出てきて、主人公のダバたちも協力して、体制をぶちこわしてゆく……。僕としては、話の中に“アニメ本来の動き”をとり入れたいと思います。ディフォルメされた動きとまじめさが両立すればいいのですが」
C: 10年先を見ながら若手と自らの訓練

若手スタッフの起用は、富野総監督のもとではこれまでも行われ「ダンバイン』などでも、多くの若手が育った。しかし「エルガイム』ほど、多くの若手が輩出された作品は珍らしいだろう。

Tomino:「そうですね。『ダンバイン』まではまだ不十分だったので、今回その辺を補うつもりはありました。まあ、画期的とはいえないけど、冒険ではありますね。永野くんは仕上げの面で、ハッキリいっちゃうと下手ですし(笑)。でもそれはアニメーターがやればいいことでしょう。実際、作画スタッフも彼のベースがあったからこそ、今の絵が作れたといってい永野くんも原画の絵を通して、おが認めあって、いい方向に向かってきています。絵の方については1クールを終わったあたりで完成されると思います。もし最初から湖川さんとか安彦さんとかの完成されたキャラがきていたら、若手はそれを追っかけるので精いっぱいになったでしょう。まだ固まっていないということで、広がっていく可能性は、ものすごく大きかった。これをきっかけに、来年、来年とやってあと一~二人が育ってくればね」

富野氏は、若手とともに新たなステップをふもうとしているようだ。その試みから若いスタッフは人間ドラマとして『エルガイム』を作っている。『バイファム』とはま異なる若い感覚と荒けずりの技法を駆使して。

pg. 128-129: Urusei Yatsura, Gu Gu Ganmo

pg. 130-131: Yume Senshi Wingman, Lupin the 3rd Part III

A: ストーリーの基本は原作に従って・・・

『ウイングマン』は、これまでには、ちよっと見られなかったヒーロー・アクション+お色気アクションもの。なにせアオイがコスチュームを着て登場するだけで、ハートがジンジンというファンが多い。さて、このズッコケヒーローの今後の展開を横山和夫プロデューサーに直撃。

Kazuo Yokoyama:「この原作は、本当に明るくて楽しいですね。それで、選んだんです。実際の中学生たちは、受験などで悩んでいると思いますが、広野くんたちは、いつも明るくてハツラツとしているのがいいですね。そのへんで、基本は、原作どおりでいきます。そして、最後まで、主人公の明るさを失わせないように気をつけていきます」

このキャラクターたちは、とても個性的でいながら身近な存在だ。ちょっとオリジナルも期待したくなるのだが。

Yokoyama:「広野くんの成長のお話などは、オリジナルでやってみたいですね。また、広野くん、美紅ちゃん、アオイさんの気持ちの部分も、もう少しふくらませたい。学園生活や先生たちの登場も、原作より多くなると思います。それに、キャラクターでは、隣のトナリ正和くん(笑)。彼は味付けで出てくるんですが、名前なんかはライターの人ものっちゃいましてね(笑)。作品の楽しい部分 ギャグ・タッチのところなんかで、隣人を使えば手頃でしょう。あと、お色気シーンなどは、気をつけながら入れていきたいですね」

B: いきなり強くはならないヒーロー!

やはり、注目する点はアクションシーンだが、『ウイングマン』のセールスポイントは、ウイングマンと彼を助けるアオイの仲。その二人のコンビがどう息の合った戦いを見せてくれるのか?

Yokoyama:「アクションのスタイルは、あまり意識していません。というのも、このヒーローは、最初あまり強くないでしょう。変身したって、すぐに強くなるわけじゃないんです。武器なども、使いこなせなかったりしますので、アオイの手助けを受ける彼が、いつ強いヒーローになれるかというところを、見てください」

ヒーロー稼業も大変なのだ。そして、敵は、いつまでも待っているわけではない。だから、毎週ピンチと笑いが生まれるという仕組み。

Yokoyama:「敵のキャラは、キータクラーとリメルがメインで進みます。彼らを中心にして、今後のストーリーを作るつもりですが、原作とテレビのバランスを考えて、原作者とも調整しているところです。見てくれる人には、女の子は広野くんを好きになってほしいし、男の子には、美紅ちゃんかアオイさんを好きになってほしい。そう願っています」

お色気アクションは期待薄のようだが注目の的である。


A 内面的にはルパンたちは変わらない

『ルパン三世』が、ファンのラブコールに応えて帰ってきてから、すでに一か月。あいかわらずのルパン一家に銭形さんが、毎週あの手この手で、新しいアクションを楽しませてくれている。『ルパン』では、長年かかわってきた総作画監督の**青木悠三氏にお話を聞いてみた。

Yūzō Aoki: 「PARTⅢになって、変わったところは確かにあります。前作、前々作とは、少しですが変えているんですね。それは、スタイリスティックな部分です。実際、ルパンや不二子の内面的なものは変わっていません」

今回の『ルパン』は、各話別作監制をとっている。それを統括するのが青木**氏だ。

Aoki: 「僕はルパンを知っているんですが、他の人たちはあまり知らない人ばかりなんです。で、僕の役目というのは、作品の路線をはずさないようにチェックするのが主ですね。まあ、ひとりくらい『ルパン』を知っている者がいないと、ということで、僕が入ってるんです(笑)」

これまでもそうだったが『ルパン』は、スパイスの効いたストーリー展開と、アクションにお色気といったポイントがあった。

Aoki: 「やはり、お話のひねりのおもしろさで見せたいですね。今のところはアクションが目立つんですが、少しずつそうしていきたい」

B: これまでとは”似て異なる”ルパンを

では、PARTⅢの路線は、どういう方向にいくのか。そのへんは、大いに気がかりだ。

Aoki: 「今のところは、三年前に終わったシリーズの流れを追っています。PARTⅢの方向を出せるのは、もう少したってからになるでしょうね。できれば、原作を参考にしたものになりそうだ。絵だけでつっ走ったら、マニアは喜ぶかもしれませんが、やはりお話がおもしろくないと。何本かに一本は、スカッとしたものをやりたいですね。ルパンらしいルパンという感じでね(笑)。しかし、ルパンファンにも、絵の好きな人、話の好きな人、マンガを読んだことのない人など、いろいろいると思います。ですから、いろいろな話があってもいいでしょうね。僕個人としては『ルパン』を知らない人にも、何かおもしろいものをやってるなと思ってもらえるものを作りたい」

では、そんな『ルパン』の魅力とは。

Aoki: 「さて・・・・・・ねえ(笑)。そういうのは、マニアの人の方が詳しいでしょう(笑)。また、魅力はこれだっていうのは、ヒットしないんじゃないですか。どこが魅力かわからないという方が、ヒットしていくような気がしますね」

『ルパン』は、確かに不思議なものを持っている。それは、PARTⅢでも変わらない。

Aoki: 「シリーズ終了までには、PARTⅢの持ち味を出したいですね。また、具体的にどうとは言えませんが・・・・・・。原作を参考にしながら、前二作とは似て異なるもの そんなPARTⅢにしていきたいと思います。ご期待ください」

pg. 132-133: Creamy Mami, Little Memole

pg. 134-135: Giant Gorg

pg. 136-137: Super Dimension Cavalry Southern Cross, God Mazinger

pg. 138-139: Attacker You, Glass no Kamen, Chikkun Takkun

pg. 140: Oyo Neko Bunyan, Ranpou

オヨヨは、本当にユニークなネコ。どんなふうに笑わせてくれるかが、すごく楽しみだ。監督の笹川ひろ氏にきこう。
Q: オヨヨって、どんなネコなの?(東京)
Hiroshi Sasagawa:「ズーズーしくてたくましい。そこが、セールスポイントです。頭もいいし、そうレオナルド熊さんに通じるキャラですね(笑)。そのオヨヨが、のばされたり、縮められたりしていじめられるんですが、そのへんの絵的なギャグが作れるキャラクターですね」
しかし、いつしか、オヨヨがいじめられてるのか、周囲がいじめられてるのかわからなくなるのがミソ。
Sasagawa:「すごくたくましいので、最初は、にくらしく見えるかも(笑)。でも、テレビキャラとしては、アピールすると思いますよ。アクの強さとか、表情の豊かさとか、愛される資質がありますね。声の神谷(明)さんも、ピッタリですよ」
まさに、スーパーキャットのオヨヨ。その強烈な個性は期待できる!?


こちらもまた、バイタリティのかたまりのような主人公、らんぽうくんの登場、CDの馬場賢氏にうかがってみよう。
Q: どんなギャグになるのですか?(愛知 中野えり子)
Yuzō Yamada:「仕組まれた笑いにしたいですね。それと、ドタバタは、敬遠されやすいんですが、それにチャレンジしたい。演出上で、ドタバタギャグを計算して作ります」
Q: 新しいキャラクターは、出てきますか?(京都 らんぴょー)
Yamada:「むつみちゃんのお母さんを出します。それと、それぞれのキャラの家庭環境も整理していきます。あとは、知的な笑いを作れるキャラですね。これは必要ではないかと、思っています」
『らんぽう』は、原作も長期連載中の人気マンガだ。
Yamada:「原作の内崎まさとしさんは、すごく動物好きな人です。動物と暮らしたいなんて言うんですが、その気持ちのどかさを大切にしていきたいですね」

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