Animedia #023 (May 1983)

pg. 6-9: Crusher Joe

pg. 10-13: Genma Taisen

pg. 14-17: Final Yamato

pg. 18-27: SDF Macross

pg. 29-33: LOVE

pg. 36-37: Movie Land

pg. 43: Monthly Scene

pg. 44: Paint Gallery

pg. 45-60: Anime Eye

pg. 61-76: Galactic Whirlwind Sasuraiger

銀河疾風サスライガーの世界

J9シリーズ第一弾『銀河旋風ブライガー』、第2弾『銀河烈風バクシンガー』と続き、『銀河疾風サスライガー』はシリーズの第3弾。『バクシンガー』は、新太陽系世界の動乱期をえがいていたが、『サスライガー』は、それから百年たった時代が舞台となっている。新太陽系全域も安定し、文化は極度の華やかさをみせている。アステロイドでは、ゲームセンターやカジノ、スピードレース場をそなえたアストロドームがいくつもたち並び、若者たちはその中で、華やかな生活をくりひろげている。そんなカジノの中で、ふしぎな光景が起こっていた。IC・ブルースと異名をとる若者が、本物のI・Cゲームに挑戦し、記録的な勝率をあげ続けていた。そして、ゲームの最終シュートに勝てば、彼は太陽系はじまって以来の天文学的な財産を手に入れようとしていたのだ。アストロドームのオーナー、また暗黒街の影のボスであるブラディ・ゴッドは、ゲームの中止と、さらに大きな賭けを申し出た。その賭けにブルースが勝てば現在のもうけの倍額を手に入れ、負ければ全てがチャラになるというものだった。ブルースはそれを受け入れた。その賭けとは、太陽標準時にして、この先一年後までに太陽系内の主要惑星50にすべて回って帰ってくるというものであった。回った証拠に各惑星の記念碑にJJ9(ダブルジェイナイン)の文字を刻んでくることだった。年間に50の惑星を回りきることは、とうてい不可能とみられていたが、ブルースはあえてそれに挑戦した。手もちの全財産をすべてつぎこんで、特注メカを発注。それが、戦闘ロボットに変型可能な銀河超特急メカ『サスライガー』であった。このI・C・ブルースに共感して、チームのメンバーになるのがガンをとっては太陽系ピカ一の早うち、ロック・アン・ロック。スピード狂でメカにかけては天才的なビート・マッケンジー。そして、女ながら盗みのプロフェッショナルのバーディ・ショウのセクシーギャル達だ。彼らは、行く先々の惑星でレースに出場したり、運び屋をひきうけたり、よろず請負人となって活躍する。また、ブラディ・ゴッドの暗黒組織がどのような妨害をしかけてくるのか。太陽系をあげての大勝負に、4人の若者が挑戦する、スリルとサスペンスに富んだ『サスライガー』の前途はおおいに楽しみというところだ。

Takao Yotsuji: J9シリーズもこれで3作目となりました。今回のJJ9をつくるのに考えたことは、今までのものとくらべて、小さな子供にも面白く感じられるようにしよう、そういったことです。そのため、全体の流れをマンガっぽい感じにしようと思っています。ストーリーも全体としてのものではなく、各話ごとに考えられるような一話完結の方法をとり、30分番組として面白くなるようにしたいと思っています。ただ、映像に走りすぎて、画面はきれいで派手だけれどもそれだけ、といったものではなく、作品全体を楽しめるようにするつもりです。ともかくシリーズも3作目で、スタッフ、キャストのチームワークもよくなっています。これからの1年間は『サスライガー』に期待してください。

Kazuo Komatsubara: 今回のJJ9で3作目なわけですが、基本的にはパターンを崩さないようなキャラクターをデザインしました。ただ、話の内容から、顔などの線が少いキャラクターの方が合うと思い、全体的に線を減して描きました。コスチュームは、どちらかというとSFっぽいものではなく、現代風なものを基本にしました。「バクシンガー」はちょっと重くるしい雰囲気がありましたが、今回はカラッとしたものです。こういったものは、見ている方も楽しく、又、つくる方も遊びながらできるのではないでしょうか。私はキャラデザインだけで実際原画を描いていないんですが、原画の方が、キャラの表情やポーズなどの芝居の部分で遊んでくれれば、面白くなるのではと考えています。

Yuichi Higuchi: 今回のJ9シリーズのメインメカは“SL”です。最初は、上越新幹線や東北新幹線の開業にひっかけた新幹線的なアイデアもありましたが、もう少し情緒的なものということで“SL”になったわけです。今までのスーパーカー、スーパーバイクと同じように、子供が見ても楽しめる乗物だと思っています。“SL”が武器的でないため、ハードな戦闘シーンには出せません。そのため、各主人公たちが乗り込むサブメカも用意しました。本体の汽車の大きさよりも小さいため、数を4体と多くしました。一方、他のメカはどちらかというと大人向きにしました。ただ、派手で原色を塗ったロボットよりも、一色で塗られたメカをだし、渋い感じがでてくれれば、そう考えています。

pg. 77: TV Anime City

pg. 98-101: The History of Nissei Anime Special

pg. 102-108: Anime Star Information Desk

『超時空要塞マクロス』のリン・ミンメイ役で人気上昇中の飯島真理ちゃん。「真理ちゃんてどんな人か教えて!」という、たくさんの読者の皆さんの希望に応えて、今月は真理ちゃんに将来の夢や今後の仕事、私生活のことなどを語ってもらった。―真理ちゃんはまだ大学生だそうですね。「国立音楽大学のピアノ科で、4月から2年生になる予定です。生年月日は昭和38年5月16日。今、19歳です」―学校と仕事の両立でいそがしそうだけれど、休日はどうしているの?「映画見たりもするけれど、私ひとりで住んでるから、そうじとか洗濯とかしてます。お洗濯大好きなんです。特にね、試験の前になるとやりたくなるんです。お料理や編み物なんかも好きなんです」ずい分家庭的なようだけれど、将来はいい奥さんになるタイプかな?「そうねえ、奥さんより“初期の恋人”に向いてるんじゃないかな。人から一緒にいるとあきないって言われますけど、私とずっとつき合って行くにはエネルギーがいりそう。あと寛大な心と……………。私ってけっこうルーズだったりするし、わがままなとこもあるし、変人ていうわけじゃないけど変わってるって言われる部分もあるみたいですから」そういう寛大な心を持ったボーイフレンドは現れた?「それは大学生ですから、ボーイフレンドは普通にいますけど……。私も将来、27歳くらいになったら結婚したいですね。自分のやりたいことをやり尽くしてから」―自分から見た飯島真理〟は、どんな性格だと思う?「激しく落ちこんじゃうことはあるけど、普段は明るくてけっこうこだわらない性格です。体を動かすことは大好きで、小学校23年からはバレエ、大学に入ってからはジャズダンスを習ってます。スポーツは全般的に得意で、水泳はバタフライとクロールと背泳ぎの選手だったんです。あと好きなものはスヌーピー。部屋に1匹もぬいぐるみがいるんです。ちょっと変わったアクセサリーも好き。でも私、すぐなくしちゃうんですけど 」

女エルトン・ジョンになりたい

目下19歳の青春を楽しんでいるといった感じの真理ちゃんだが、彼女はもともと歌手志望。最近、音楽の仕事も開始したところだ。『マクロス』の挿入歌や『スプーンおばさん』の主題歌も歌っているけれど、真理ちゃん自身のアルバムの予定もあるそうですね。「夏頃に出したいと思ってます。できれば全部自分の曲と詞でやりたいな。新曲も作ってるけど、30曲くらいストックがあるので、そこからも選ぼうと思ってるんです」自分で曲を作り始めたのはいつ頃からなの?「小学校の45年生。“学級歌”とかを作るといつも選ばれてたの。初めて作ったのは4年生のときで、ウチの犬の歌。『かみつきゴン太』っていう童謡チックな歌です」最近作っているのはどんな傾向の歌ですか?「やっぱり大人になり切れない女の子の未熟な恋の歌。とんでもない夢を見ちゃったなぁっていう感じの、ファンタジックなものです。例えば、自分の彼氏がジャムの中で溺れてるのを眺めてる、とかね。切々と涙をさそうように歌うのは嫌いなんです」憧れの歌手や、目標にしている人はいますか?「昔はザ・タイガースとキャンディーズとかの熱狂的なファンだったんです。特に目標の人はいないけど、エルトン・ジョンのバンバン弾くリアルなピアノソロを聞いていると、何か共通点を感じるんです。好きだし、女エルトン・ジョンになりたいって思います。自分の曲はすごくおセンチなのも、コミカルでポップなのもいろいろあるんです。余りひとつの色に決めたくないの。LPもあれ、飯島真理はこんな曲も作るの!っていう感じにしたいな」

いいデビューができて良かった!

ところで、歌手をめざしていた真理ちゃんはどうして突然ミンメイを演じることになったのだろうか?「私、以前はピアニストになりたくて、ドイツに留学することに決めてたんです。ところがそのときお世話になっていた先生に自作の歌を披露したら、若いうちしかできないから歌をやってみなさいって勧められて。それでレコード会社に出入りしてたら、『マクロス』のオーディションを受けることになったんです。急に出演が決まっちゃいました」演技の勉強はしていたの?「全然! 子供の頃からぬいぐるみを動かしていろんな声を出すのは好きだったけど…。でも最初の頃、ロパクの合わせ方が分からなかったくらいで、後は余り苦労しませんでした。演技は小原乃梨子さんがいろいろ教えてくださったし、『マクロス』のスタッフの方ってビックリするくらいいい方ばっかり。いいデビューができて、決断して良かったと思ってます」今度はミンメイを離れて真理ちゃん自身の音楽活動を始めるわけだけれど、イメージのダブリは気にならない?「けっこうドライなとことかドジなとことか、人間的には私、彼女とソックリなのね。輝にいじわるしたりすると、友達に“真理ちゃんみたい”って言われるんですよね。でもファンの方から私とミンメイちゃんを混同したような手紙をいただいたときはショックでした。違うのに!っていう感じで。歌はふたりのイメージが重ならないように、初めから声を変えているんです。自分の歌だとかすれ気味の声です。だから私のレコード聞いていただければ、違いが分かってもらえると思うんだけど」『マクロス』のあとは当分アニメは休んで、歌に専念するという真理ちゃん。歌手・真理ちゃんの活躍にも、大いに期待しよう!


CBCラジオ 「アニメステーション」お姉さまに大接近♡

『マクロス』の一条輝役・長谷有洋君が、今度はDJに初挑戦して好評を呼んでいる。輝役ではちょっと根暗そうな感じの長谷君だが、実際には陽気な高校3年生。スタッフの愛称は、役の名をそのままとって。「DJは僕、初めてなんです。おしゃべりをするのは好きだし、何かを表現できるのっておもしろい。それにゲストは今回が麻上洋子さんでしょ、第一回の小山茉美さんからずっと、妙齢の美女しか呼ばないんですよね!」長谷君はステキなお姉様に毎回せまれるのが楽しそうな様子。麻上洋子さんとはおしゃべりのほか、『ヤマト』のミニドラマなども演じた。長谷君が「いつもいじめられてるんだよね~」というスタッフの間からは、「輝って古代君の役に全然、似合わない!!」なんていういじわるな感想も。先日は北海道からお便りが寄せられたというから、放送エリア外の人も土曜の夜21時30分から、KHZに合わせてみよう!

NHKヤングマガジン公録

SFコミック好き集合!

3月13日、東京渋谷のNHKで『ヤングマガジン』公開録音が行われた。水島裕、荒川美奈子の司会ふたりをはじめゲストは平野文、井上和彦、吉田理保子・・・・・・といった豪華声優陣と、まんが家の村上もとし、秋本治両先生。『六三四の剣』と『こちら亀有駅前公園派出所』のラジオドラマが、特殊効果音(ピストルの音など)と同時録音で演じられ、ふだんはみられない舞台裏風景も興味をよんだ。なおこの模様は3月26日NHK第1で放送された。聞いたかな?

TARAKOお買徳コンサート

声のファンもお立合い!

3月19日、東京・渋谷のEgg ManでTARAKOのライブコンサートが開かれた。中・高校生の男の子中心のファンは、彼女の楽しい歌、シリアスな歌に惜しみない拍手を送っていた。TARAKOといえば『ザブングル』のチル役などでおなじみだが、本業は声優。6月には初のLPも出る予定だ。■ステージこぼれ話・少女A(ゲストの島津冴子さん、応援の田中真弓さん、TARAKOのおしゃべり)田中「今度『うる星やつら』は3人一緒に出演だね(竜之助役)」島津「やっと3人そろったね(しのぶ役)」TARAKO「私だ(役名なしの)女子高生Aだ」

■問題点(麻上洋子FC会誌Princess Information Vol.24より)○僕は真剣に「洋子さんの胸の谷間に顔をうずめて眠りたい」と思っているんですが、やっぱり「スケベだな」と思いますか? A、はっきり言って「ええ!」でしょうか……。古代くんもやはりスケベなんで

■1単位(3月9日ラジオ大阪「アニメトピア」・ブッチューケ本番コーナーより、島津冴子、田中真弓、三ツ矢雄二さんの会話)島津「ではこれから(聴取者の皆さんに、冴子のファースト・キッスを贈ります!)」田中「ちょっと、“ファーストキス”っていうのは問題じゃない?」島津「冴子が言ってるんだから、本当よ」三ツ矢「100までくれば一に戻るってこともあるじゃない」冴子ちゃんのキスはガスのメーターみたいですねえ。

■ギャップ(3月19日TBSラジオ「アニメシティ」より、古川登志夫、松本零士、麻上洋子の会話)松本「ヤマトももう10年。長いですからねえ。我々も年をとったし」古川「富山敬さんも、古代君が老けちゃうんじゃないかって心配してましたよ」麻上「(出演者が)み〜んな、それを心配してるんですよね」あと20年もすれば『宇宙戦艦ヤマト・敬老編』なんてのが、できるかもしれません。

青二プロ創立15周年記念 久松保夫追悼公演

アフラック「火の鳥」公演決定!

3年前に青二プロによって製作上演されて好評を呼んだシンフォニックドラマ『火の鳥』の再上演が決定、3月24日に記者会見が行われた。当日は製作の青二プロ久保社長をはじめ、演出柴田秀勝さん、藤田淑子さん、内海賢二さんなどの出演者も多数出席。「この舞台はいわばラジオドラマを舞台で演じるようなもの。絵のない分を音楽と光の演出によってカバーし、お客さんのイメージの中に、それぞれの火の鳥をとばしたい」柴田さんが抱負を語った。『火の鳥』公演予定 原作/手塚治虫、脚色/辻真先、演出/柴田秀勝 5月14日(土)18:30〜、15日(日)18:00〜 新宿厚生年金大ホール 問合せ先〒475-0901 青二プロダクション 出演/古谷徹、増山江威子、藤田淑子、小山茉美、古川登志夫ほか。

これが松野達也君だ!『拝啓、アンソニー・パーキンス様』というCMを聞いたことがあるだろうか? そう、あの声が「さすがの猿飛」の服部雄一郎や『超人ロック』のロック役で、今話題集中の松野達也君なのだ。松野君は4月から都立高校の1年になったばかりの15歳だが、演劇歴は既に7年。去年の夏はテレビドラマで登校拒否の少年を演じていた。「割に暗い役が多いけど、本人は明るすぎるぐらい陽気なんですよね」松野君。受験も済んだので今年は頑張るという、彼の今後に期待!

声優をめざす人へ!

青二プロ所属俳優。現在青二塾副塾長として活躍中。

北川米彦

あなたは、本を読むのが好きですか? 学校の国語や漢字の勉強は、きちんとしていますか? 漢字がちゃんと読めて、文字や言葉の正しい意味が分かるということは、声優になるためには最低限必要なことなのです。なぜそうなのかを、これから説明していきましょう。アフレコスタジオにその日の出演者が集まってくるのは、開始時間の5〜15分前くらいです。そこで出演者は今日の分のアフレコ台本を、初めて手渡されます。その時点から、初めてフィルムを見、アフレコの作業開始までのわずかな時間に、各声優は自分のセリフを調べ、役づくりをしなくてはなりません。(アフレコの手順などについては、回を改めて説明します)見本があるわけではなし、自分の役や登場人物の心の動きを読みとるための材料となるものは、台本の活字だけしかないのです。それなのに『漢字が読めない』なんていうのでは、どうにもならないでしょう。その上セリフというのは話し言葉なので、文章と違って『○○が○○をして○○になった』というように、物事の関係がはっきり書かれてはいません。しかし声優は、自分の役がどんな心境でセリフを言っているのかを理解するために、台本の文字の中からそれを読みとれなくてはなりません。アニメの絵に生命を吹きこむのが仕事の声優にとって、役の心をつかむのは重要な作業です。文章から人の心情や言葉の背景をつかむ練習のためにも、日頃の読書を心がけるようにしましょう。

古川登志夫さんとは「アニメシティ」でのおつきあいです。DJに古川さんを起用した理由は、彼の評判が誰に聞いても良かったからなんです。その上、ラジオのDJは初めてということで、新鮮さがありました。芝居や仕事については、すごく真面目に考えてる人ですね。ちゃんとした演技の基礎があるから、ディレクターの要求に合わせていろいろなキャラクターが演じ分けられる人だし。非常に謙虚で照れ屋だと思いますね。ただ、声優や俳優の仕事では、もっと自己主張が強くてもいいんじゃないかとも思うけど。「アニメシティ」でも、彼ひとりのDJではないしゲストの人も来るので、彼は遠慮しちゃうところがある。“ひとりでしゃべったら、ほかの人がしゃべれなくなっちゃう”という感じでね。本当はそんなことまで気にしなくてもいいんですけどね。古川さんは普段はとてもおとなしい人だけど、公開録音のときは陽気だったね。彼は舞台人だから、目の前にお客さんがいた方がやりやすいんだろうなあ。余りお酒も飲まないし、どこで発散しているのかと思ってたけど、きっと芝居の稽古場で発散してるんですね。僕は、彼には普段でもスラップスティックのステージのときの陽気さを保っていてほしいですね。

pg. 111-113: Nine, Miyuki, Crybaby Koshien

みゆきという名のふたりの少女の間で揺れ動く少年の心。ナイーブで不確かな少年期の心理を描く話題作だ。フジテレビの岡正プロデューサーは、「あだち先生の作品は、動と静に分けると静の部分に入ります。日常的なリアリティがあって、しかも透明感があって、きらめきのある世界を、アニメの世界にどうやって移し込んでいくか、スタッフ一同激論をたたかわせました」と語っている。シリーズ物としては、今までにない作品だけに、今後どのようなアニメになるかが興味のあるところ。製作側ではドラマ性の強いアニメ作りを目指しており、音楽とのドッキングも重視しているという。声の出演には、若松真人に鳥海勝美、若松みゆきに荻野目洋子のふたりの新人が起用された。選考に際しては、作品のもつさわやかさ、涼風のような爽快感が基準となり、主人公たちの年齢に近い、若いふたりが選ばれたという。

『泣き虫甲子園』は、あだち充の甲子園シリーズの中の一つ。『少女コミック』(小学館)に連載された。高校生の園田夏子は高校野球の監督を父に持ちながら、大の野球嫌い。というのも、野球に熱中するあまり、母の臨終にさえも立ち会わなかった父に反発する心がそうさせたからだ。そんな夏子の家に父が野球の才能を見込んだ大友旭を居候させる。しかも恋人の本郷健太郎までが野球に興味を持ち始めて、夏子は思い悩む。「男の人は、なぜこんなちっぽけな白球に夢中になってしまうのだろう」しかし夏子はやがて憎んでいたはずの野球に心魅かれるようになり、マネージャーとして野球部の一員となり、甲子園の夢を見始める……。泣き虫だがシンの強い少女・夏子の悩みとそれにともなう成長を野球を通して描く作品。こちらの方はNHKジュニアドラマシリーズとして実写の放映となる。夏子役には菊地陽子、妹のチカラには安我子里香、父の竜之助には愛川欽也、大友旭には新田純一などの配役が決定している。なお、この番組は『太陽の子エステバン』終了後にスタートし、10月からは『子鹿物語』と入れ替る。

pg. 114-115: Bemubemu Hunter Kotengu Tenmaru, Stop!! Hibari-kun, Birth, Cat’s Eye, Creamy Mami, Meme Iroiro Yume no Tabi

pg. 117: Armored Trooper Votoms

4月1日より期待のうちにスタートした『装甲騎兵ボトムズ』。『太陽の牙ダグラム』に続く高橋良輔監督のリアルな演出のSFアニメ、大河原邦男による重厚でリアルなメカデザイン、そして塩山紀生のキャラデザインとリアルさを徹底的に追求するスタッフたちの、作品の出来栄えは果たして君の期待通りだっただろうか。さて今月は、第1話放映の中での気になるシーンの中から、今後の『ボトムズ』の展開をさぐっていってみよう。まず、ストーリーの上で最も重要な鍵を握っているのは“素体”と呼ばれる存在である。すでに第1話でその存在が明らかにされたが、それは実験装置に似たボックスの中に全裸で目を閉じ横たわっていた。頭髪はなく頭はツルツル。しかし、その肌はなめらかで、胸はふっくらと盛り上がっていた。しかも、素体は目をあけキリコを見つめた。それは生物なのか、あるいは人類の科学力が生み出した疑似生物なのか。そしてまた、女性と同じような体つきをしていたが、果たして女性なのか、そして人間なのか。『ボトムズ』のストーリーの全ての鍵は、この謎の存在である素体が握っているのだ。そしてそれは、小惑星でキリコを巻き込んでしまった説明のつかない事件(あるいは、それは陰に渦巻く陰謀だったような気配が濃厚なのだが)を解く手がかりでもあるのだ。今後、ストーリーは、この素体の存在が陰に陽にからみ合いながら進んでいくことだろう。『ボトムズ』ではもう一つ、何といってもリアルメカの戦闘シーンを見逃がすことはできない。第1話でも迫真の戦闘シーンが繰り広げられ、新メカ登場も気になるところだ。

pg. 118-119: Kinnikuman, Itadakiman, Nanako SOS, J9 III, Kousoku Denjin Albegus

pg. 120-121: Aura Battler Dunbine

pg. 122-123: Aishite Knight, Lady Georgie

pg. 124-125: Spoon Obasan, Itadakiman, Nanako SOS

pg. 126-127: Noel’s Fantastic Trip, Pro Yakyuu wo 10-bai Tanoshiku Miru Houhou

pg. 128-129: Golgo 13, Unico, Xabungle/Dougram

pg. 130-131: Wata no Kunihoshi

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