
pg. 6-11: Mobile Suit Gundam – Char’s Counterattack



Hiroyuki Kitazume:
リアルな芝居をこなせるより精悍なキャラを!
目を大きくしてくれるナーそれが監督の最初の指示でした。細かいニュアンスの芝居は眉とか口元とか全体の雰囲気でつけていくので、目があまりマンガチックだと、芝居できなくなっちゃうんですね。特にシャアとアムロは年をとってるわけで、落ち着いた、精悍な感じを心がけました。実年齢より若い感じにはなってますけれどね。今回の話は、連邦軍の旧体質に反発したシャアと、それに対するアムロのリアクションが中心で、言ってみれば旧体制の残る中での個別のドラマだと思うんです。それだけに、かなりリアルな芝居も多いので、監督のレイアウトチェックも厳しい! ちょうど実写映画のリハーサルのように、入念に構図や芝居を決めて、それから本番の原画に入ってるんです。そうやって決まった絵は、引き画面が多くなってる。テレビのようにアップを多用するんじゃなくて、役者が体全体で演技をするような感覚。作り方といい、こういった芝居の見せ方といい、アニメ映画というよりは実写感覚に近い作品だと思います。ガンダムとしても新しい作品だけれど、アニメ映画としても新しい世界が生まれるんだと思いますね。
Toshifumi Kawase:
あたりまえに描くことが、今回のテーマの一つだと思うんです。人間の描き方にしても、ハッタリをきかせる大げさなポーズの絵が必要な場面もありますが、たとえば、人間が一人立っているという場面で、腕を組んでるのか、壁によりかかっているのか、立場や芝居で、描き分けてあたりまえなんですね。今回の話は、まじめに人間芝居してるわけで、ボリュームがあるんです。だからこそ、ハッタリの部分とあたりまえの部分をきちんと描き分けたいし、そうすることで映画としての厚みが出ると思う。その辺で、大人の方にもスムーズに見てもらえる作品になるんじゃないかと思いますね。もちろんアニメは、今は子供たちがベースになって見てくれるものですから、メカ戦なんかの派手な部分は、小さい子たちにも十分楽しんでもらえるハズ。ただ、派手とはいっても、やみくもにドンパチやらせるんじゃなくて、爆発の煙にしても、今までのテレビアニメのパターン化された煙の型なんかじゃなく、実際の煙はどう見えるかという、これもあたりまえのことなんですが、描き方をすることで、見ごたえのある絵にしたいですね。
Yutaka Izubuchi:
線志向がボクの特徴で、フォルムとしての流れがあるものが好きなんです。ゴチャゴチャいっぱいつけたものは嫌いでね。ディテールも、スイッチ一つ、必要だからついているわけで、機能的に美しいということは大切だと思うんですよ。全体的に装飾がつくと、第一印象の、目の行きどころが決まらない。アニメーターが見てラインがわかる、一目見てフォルムがつかめることも大事ですからね。だから、なるべくムダのないシンプルな形にまとめたつもりです。旧作の延長線上で考えて作ったものなので、もしかしたら新しさがないと思われるかもしれない。でも、基本を押さえた上で、全体の重量感、パワーアップされた雰囲気、かっこ良さは出せたんじゃないかと思っています。ボクらしさというと、ミリタリー色が一つあるんですが、MSというのは、イメージとして軍服をメカニック化させたものと捕えているので、自分の好きなミリタリー色の強い部分は出てると思いますね。デザインの作業は終っているんですよ。あとは、作画の方におまかせなんですが、重量感とか、宇宙遊泳の浮遊感、それにミリタリー色のおもしろさを出してもらえれば、ボクのテリトリーとしては成功だと思います。
Hidetoshi Omori:
初期のガンダムの、柔軟な動きをとり戻したいというのが基本にありますね。メカはメカらしい動きだけじゃなくて、人間に近いものであるほど、戦闘シーンで感情移入できるんだと思う。そりゃ発進シーンの緊張の中で、メカがブヨブヨ動いても仕方ない。緻密な計算された動きが必要です。でも、いざ戦う時はもっと柔かな動き、というギャップがあるからいいんですよ。それに、メカアクションって最近デザイン処理に走り過ぎてる感じがしますね。「噴射は光ではなくエネルギーなんだ」っていう塊の迫力みたいなものが欠けてると思う。もっと押しの迫力というか、重力感を出したい。特にラストのガンダムVSサザビーの一騎討ちなんか、武器もなくなって肉弾戦! そのシーンはカッコ良くて、熱くなりますよ。それに、本当は究極の最終兵器、というのが出ておもしろいんだけど、公開まで㊙らしいんです。それも期待して欲しいですね。
若手4人が、映像の基本に挑む!
若手4人のガンダムへの意気込み、みなさんはどう感じただろうか。作品の評価は完成した映画からそれぞれが下すものだけれど、作る側の基本姿勢として一つ言えるのは、映像としてのアニメをあたりまえに作る、という原点に立ちかえったことだろう。それは、リアルなところはリアルに、いいウソをつくところはいいウソをつくという、映像の本来の姿に戻ることにつながるのではないか。ところで、注目の主題歌が決定したのでお知らせしよう。「BEYOND THE TIMEーメビウスの宇宙を超えてー(仮)」で、歌うのはTM NETWORK。’88年2月上旬EPICソニーより発売予定だ。音楽もご存知、三枝成章で決まり。
pg. 12-17: Maison Ikkoku – Final Chapter



pg. 18-19: Urusei Yatsura – The Final Chapter (Boy Meets Girl)


pg. 20-21: Genji Monogatari, Legend of the Galactic Heroes – My Conquest is the Sea of Stars


STORY
千六百年後の未来、銀河系を手中に収めた人類は、
専制国家「銀河帝国」と民主主義国家「自由惑星同盟」に分裂し、
争いを繰り返していた。
宇宙歴15年、18歳の天才的戦略家ラインハルト率いる帝国軍の一個艦隊が、
ガス状惑星レグニッツァ付近で同盟軍艦隊と遭遇した。
ただちに戦闘を開始するラインハルト艦隊!!!
この時の同盟軍艦隊司令官はパエッタ中将。
そして参謀にヤン・ウェンリー准将がいた。
彼も若いながら数多くの戦功を上げた同盟軍の戦略家だ。
しかし無能なパエッタは、ヤンの作戦を却下してしまう。
その時、ラインハルト艦の発射したミサイル攻撃で、
惑星レグニッツァが核融合爆発をおこし、同盟軍に甚大な損害を及ぼした。
この核融合爆発で敵をたたくというのが、却下されたヤンの作戦だった。
終生のライバルとなる二人の出会いであった…………。
遥未来の大宇宙を舞台に、地球人の末裔が二大勢力に分かれ、
戦闘を繰り広げる。
本格スペースオペラに挑戦する石黒昇監督の意気込みを聞いた。
「この物語は智謀に長けた二人の男たちの指揮の下で、
数万隻の宇宙艦隊同士が激突する、非常に古典的で単純なお話です。
でもだからこそアニメが本来持っている、デフォルメや
ワクワクする冒険アクション的楽しさが引き出せると思いますね。
ただ、小説を忠実に再現するのが目標なので頭が痛い部分もあります。
小説には一行で『数万隻の宇宙艦隊戦』なんて書いてありますけど、
それを絵にするとなるとねぇ・・・・・。
それに登場人物が男ばかりでアフレコがつまらない、とかね(笑)。
まあ、でも映像的なハデさには期待してもらっていいですよ。
リアリティのある宇宙映像作りを目指します」
pg. 22: My Neighbor Totoro, AKIRA, Lupin III: Fuuma Ichizoku no Inbou

pg. 24-25: “Project X”

pg. 26-33: Video

pg. 34-36: “Project X”

pg. 38-40: Anime Quiz

pg. 47-61: Anime Eye

pg. 63-81: TV Anime City

pg. 82-91: Mediner Club

pg. 92-94: Information Journal

pg. 106-108: Settei Shiroykan

pg. 109-110: My Sweet Angel

pg. 116-119: Metal Armor Dragonar

pg. 120-121: Zillion

pg. 122-123: Anime Sanjuushi

pg. 124: Mister Ajikko

pg. 128-129: Saint Seiya

pg. 130-131: City Hunter

pg. 132-133: Kimagure Orange Road



