1981

February

Animage [pg. 53]

Comments:

Akimi Yoshida: 私は、アニメについて、んにも知らないのです。だから、今回のアニメ化について何か要望を”といわれても……。 ただ自分のキャラが動いたらどんなだろう。そのことを、一度体験してみた!!!!” と思っているわけですから……。 それのかわりといってはなんですけれど、最近見たアニメについて、ちょっと感想などを……。(ホントは、AM編集部が強引に感想を聞かせていただいたのです。ゴメンナサイ) 自主上映会で「ホルスの大冒険」を見ました。この作品は小学5、6年生ごろ、父に連れていってもらい、ひどくおもしろかった記憶があって、また見にいったわけ。で、感想はというと、やっぱり”おもしろかった!!” とくに、背景の色づかいがきれいだったわ。淡い中間色でね・・・・・それに”ヒルダ〟が印象的でした。アニメのキャラというと、マルとサンカクというイメージが私の場合強いのですけれど、ヒルダは”人間に近いリアルな冷たい美人”というめずらしいタイプで、よかったわ。それから、全体的にも動きが人間っぽくって――これ、よく動いていたということなのかしらとにかく、おもしろかったわ。

Ryosuke Takahashi: から吉田さんが“ホルス”を見て、おもしろいといっていらっしゃるのですか。ふーむ・・・・・・。動きの面でいえば、あれは作画は大塚康生さんでしたね。ふーむ・・・・・・。 この作品での動きは、もう少ギャグっぽくなると思います。ホルス”の動きがリアルとすれば、もうちょいつきぬけた動きになると思いますよ。たとえば、最近のマンガは、Aというコマでハンサムがシリアスにしゃべっていたら、そのとなりのBというコマで、そのハンサムの顔がどっとくずれるでしょう?!?!? あの感じ……。 これは“ギャグ”にも通じると思いますが “笑い”の面でもワンシーンに3回位は笑ってもらえるように、がんばりたいですね。

July

The Anime [pg. 52-53]