Lucy-May of the Southern Rainbow

1982

January

Animage [pg. 58]

「1年間の放映で開拓移民家族の大河ドラマの完成をめざすこの作品、原作が視聴者にとって未知数であることを逆にメリットにしていきたい」と語るのは、プロデューサーの松土隆二氏だ。「有名な名作の場合は、アニメでは原作がどう変わるかという興味で視聴者をひきつけられますが、今回は前作以上につぎの展開は? というおもしろさを追求します。ロボットメカや戦闘シーンなどの要素をもたずに、視聴者をひきつけるアニメ作品をつくるのは非常に手間のかかる仕事です。愛着のもてる作品にしたいですね」物語での4年間という時間の流れの中で変貌していく家、中でも6人の子どもたちの成長のドラマが作品の中心である。この子どもたちの声はすべてオーディションによって決定されるという。松土氏によれば児童劇団の団員や一般からもその候補をつのり、総計60人以上のなかから選考中とのこと。来年1月10日、日曜7時30分からフジテレビ系列で放映開始。はたして、ルーシーの声はだれか?

Animedia [pg. 38]

Comments:

Takaji Matsudo: ここの『南の一二虹のルーシー』は、うちのスタッフでやっ名作路線の1作目。10周年記念の1作目としての企画です。原作は日本で出版されていません。ただいわゆる名作といわれるものは、ほとんど映画化、アニメ化されて、新鮮なものは少ないんです。ですから今後、こういったものも必要になってくると思いますね。フローネのときも、読んでいる人はほとんどいませんでしたし、そのことについてはあまり心配はしていません。舞台となる1840年代のオーストラリアはまだ不毛の地で、ルーシー一家はそこで無から開拓していくわけです。物質の豊かな現代で今の子供たちにその時代の精神を共感してもらえるかどうかわかりませんが、何か伝わればと思います。

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