The Anime #041 (April 1983)

pg. 9-24: Animemorial — Galactic Whirlwind Sasuraiger/J9 Series

pg. 25-33: Crusher Joe

pg. 34-39: Final Yamato

pg. 40-43: Genma Taisen (Harmagedon)

pg. 44-51: SDF Macross

pg. 52-55: Miyuki

pg. 57-63: Little Nemo: Adventures in Slumberland

pg. 64-67: Aura Battler Dunbine

pg. 68-72: Armored Trooper Votoms

pg. 73-82: Kojika Monogatari, Kinnikuman, Stop!! Hibari-kun, Nanako SOS, Bemubemu Hunter Kotengu Tenmaru, Spoon Obasan

「どぎつさのギャグからやさしさのギャグへ」を旗印に、吾妻ギャグの第二弾「ななこSOS」が登場。

主人公のななこは、純真無垢、天真らんまん、疑いを知らぬ心やさし美少女。

ところが、ある日、突然超能力に目覚め、そのショックで記憶を失ってしまう。

超能力を備え美少女ともなれば世間が放っておくはずがない。

たちまち、天才科学者と自称する高校生・四谷が現われ、「俺についてくれば、すべての記憶をとりもどしてやる」とななこをだまし、探偵として働かせる。

ななこの味方は四谷の同級生の飯田橋だけ。

それでもななこは四谷を信じて、時々「お家に帰りたい」などと意味もなくつぶやきながら、その超能力を世のため人のためよい子のために役立てようとする。

他にもドクター石川などいろいろな悪役が登場して、お話はミステリータッチで展開。

作詞・伊藤アキラ／作曲・新田一郎のテーマソングはゴッキゲン!!

主題歌はビクターレコードから発売される予定。

A面「オレンジのダンシング」 B面「星空ノクターン」。

両方ともミッチのオリジナルアルバムをプロデュースした新田一郎氏の作曲。

アニメに挑戦するのはこれがはじめてだ。

歌うのは18才の新人・高橋みゆきちゃん。

「A面は乗れる感じ、B面はしっとりとした曲です。がんばります」

どっから観てもかわゆい女の子♡ だ・け・ど…じつは!これが男の子のひばりくん!!!

という奇想天外な設定で抜群の人気を誇る江口先生の「ストップ!! ひばりくん!」のアニメ化がついに決定!!

「今風のライトな感覚で、テンポの早い軽やかな作品にしたい」という横山賢二プロデューサーの言葉通り、

色彩や音楽も含めて斬新な作品が期待できそう!!!

てんぐの国から凶悪妖怪の退治にやってきたこてんぐテン丸の天衣無縫な活躍を描く「ベムベムハンター〜こてんぐテン丸」が、いよいよ5月からブラウン管にお目みえです。

原作は、コミック・ボンボン（講談社）に連載中のかぶと虫太郎先生の「ベムベムハンター」。

キャラや設定は原作と同じですが、アニメの方はタイトルや主人公の名前を少し変えたり、オリジナルな話を中心にしたりとまた違った魅力がいっぱい。

「低い年齢層にも楽しめる、メリハリのきいた作品にしたいと思います。」と旗野義プロデューサー。

いよいよクライマックスに突入の「ぼくパタリロ!」放映時間が、土よう夜7時半から金よう夜7時に、4月8日放送分から変更になります。

ファンの皆さ〜ん! これからも話題作ばかりですから、お見逃しのないようにね!!

pg. 83: Pro Yakyuu wo 10-bai Tanoshiku Miru Houhou, Golgo 13

pg. 84-85: Animetopia

pg. 86-87: Gokiburikko Junjō

pg. 89-91: Watakuni no Hoshi

pg. 92-93: Mad Machine

世間からはじきとばされたはみだし野郎たちが、一獲千金を狙って、世界中にシンジケートを持つ犯罪組織「ブラック・シャドー」に挑戦していく。自慢メカ・マッド・マシーンを駆って世界中を駆けめぐり、「ブラック・シャドー」の盗品をかすめ取ろうというのだ。キャラクターがかたやぶりなら、ストーリーも奇想天外そのもの。アクションも空前絶後の大迫力だ!

アニメファンの期待感を一身に集めている、本格的ハード・アクション「マッド・マシーン」。現在、早期放送開始をめざし、葦プロでは製作中だが、その注目部分をいくつか取り上げてみよう。まず、なんといっても注目したいのは奇想天外なストーリー展開。元レーサーの神風U作を先頭に、元ジャリトラの運転手・水谷ジョージ、元オートエンジニアの幸田久三、そしてニュータイプのヒロイン・アニー牧野、といった、いわば世間のハミダシ者がマッドVなる組織を結成、犯罪シンジケート「ブラック・シャドー」を相手に金もうけを企むというもの。(ただ、だいたいいつも盗んだ金は警察にもっていかれ、手元には金一封の千円だけが残るだけだが)

それに、アクションの各々の車を改造したマッド・マシーンでのカーアクションは迫力満点。さらに、巨大トラック・マッド1が「ブラック・シャドー」のくり出すメカ群を次々打ち破っていくシーンも見のがせない。それに、キャラクターも注目だ。とくに、登場する女の子たちがかわいい。「もともと僕は“美形キャラ”はダメなの」(作画監督・上條修氏)なんて言ってるのが信じられないほどすばらしい。思わず画面に向かって口笛をふきたくなるようなかわいらしさだ。

それから、有名探偵小説のパロディが楽しめることも大きな注目点。第1回は、ポワロならぬパーロ刑事が登場する「オリエント作戦」。そのあと「ロッキラッキーズ作戦」「恐怖の報酬」と続く。放映がますます楽しみになってきた!